会社員である限り、上司との関係構築は避けては通れないタスクの一つだ。しかも上司の中には苦手な人、分かり合えない人もいることだろう。その場合、問題はより複雑化してくる。
というわけでライボは、20~50代の社会人男女467人を対象にした「職場の上司に関する調査」を実施。回答結果をグラフ化して発表した。
苦手な上司の在否について
苦手な上司の在否については、全体の60.4%が「苦手な上司がいる」と回答し「いない」は39.6%となった。また、苦手とする上司の性別では「同性」が32.3%で「異性」が17.7%、「どちらも苦手」が15.2%となった。
さらに、上司の年齢で苦手意識を見ると、「年上」が32.2%で、「年下」が23.0%、「どちらも苦手」が13.2%となり、全体的に最も苦手とする上司は「同性で年上」という結果になった。
苦手な理由と対処法の有無
苦手な理由について最も多い回答は「高圧的で偉そう」50.4%で、次いで「責任転嫁してくる」が24.1%、「明らかに能力がない」が23.4%で上位3つの回答結果になった。最も少ない回答だったのは「話が長い」(19.9%)となった。また、苦手な上司への対処法有無については59.2%が「ある」と回答し「ない」が40.8%となった。
自分が上司になったら
自分が上司になった時に真似をしたくない言動について全体の50.0%が「説明や指示がわかりづらい」で最多回答になり、以降「ハラスメンがひどい」が42.2%、「指示がコロコロ変化する」が42.2%で上位3つの回答となった。回答が少なかったのは下から「話が長い」(28.4%)、「常に機嫌が悪い」(29.8%)、「言ったことを忘れる」(32.3%)という結果になった。
期待することと憧れの上司像
上司への期待有無について聞くと、全体の半数51.4%が「期待していることがある」と回答した。また、自身が憧れる上司像については全体の59.9%が「周りがよく見えていている」で最多回答になり、次いで「決断力がある」48.2%、「リーダーシップがある」47.9%となった。
<調査概要>
調査対象者 :全国 / 男女 / 20~59歳
調査条件 :就業する社会人
世代 :Z世代(20〜24歳)、ミレニアル世代(25〜34歳)
ロスジェネ世代(35〜49歳)、バブル世代(50代)
調査期間 :2022年4月20日~4月26日
サンプル数 :467人
調査方法 :インターネット調査
出典元:株式会社ライボ
構成/こじへい