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「前例のない状況でも投資スタイルは変えず、計画どおり続けること」厚切りジェイソンさんの投資術

2022.07.03

昨年11月に出版した『ジェイソン流お金の増やし方』が42万部(電子書籍含む)を超えるベストセラーと、誰でもすぐにマネのできる投資手法が、多くの人たちに支持された厚切りジェイソンさん。米国の金利上昇、インフレ懸念と金融環境が大きく変わる中、どんな行動をとったのか?

厚切りジェイソン × 米国インデックスファンド投資

不安は無知から来るもの。
過去のデータを知れば本当の状況が見えてくる

厚切りジェイソン

PROFILE
1986年生まれ、米国・ミシガン州出身。17歳で飛び級でミシガン州立大学入学。イリノイ大学大学院修了。IT企業役員のかたわら、2014年からお笑い芸人として活動する。NHK『えいごであそぼ with Orton』レギュラー。

お金の増やし方

投資スタイルは変えない。アメリカ市場全体に賭ける

 結論から言います。僕は、情勢がどうであれ自分の投資スタイルを全く変えていません! これからもずっと同じやり方で続けます。

 改めて、僕のスタイルを説明すると、投資信託の積立投資。しかも、投資先は、『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF』(通称:VTI)だけ。これは、『CRSP USトータル・マーケット・インデックス』という株価指数に連動していて、全米の株式市場に上場する約4000銘柄が投資対象です。

 アメリカの株価指数というと、NYダウやS&P500が有名だけど、NYダウの組み入れ銘柄数は30で、S&P500は500。一方、VTIが連動しているCRSPは約4000もある。アメリカの株式市場に上場している銘柄の99%以上をカバーしているので、アメリカ株全体に分散投資しているようなものですね。

根拠なき相場観は排除。あくまでデータ至上主義

 僕は、ひたすら、このVTIを毎月一定額で積立投資をしています。相場が上下しても、一部を売却したり、いつもより大きな金額を積み立てたりはしません。だから、コロナ禍に入った時もロシアのウクライナ侵攻が起きた時も、いつもと同じ金額です。

 相場が下がった時は、買い増ししたほうが有利では? という人もいるけど、僕はそうは考えない。目先の変化に応じて、運用方法を変えるのは、単に個人の相場観によるもので、明確な根拠がないから。短期的な相場に一喜一憂せず、データに基づく投資を継続することが重要なんです。

 こういうふうにいうと、日々の株式市場や金融市場のニュースを、あまりチェックをしていないように受け取られがちなんだけど、むしろその逆。毎朝、アメリカの株価はチェックしているし、アメリカのCNNニュースとYahoo!ファイナンス、それにテレビ局やラジオ局のポッドキャストで金融情報を仕入れています。

 これを長年続けていると、ある程度、金融市場の動きが読めるようになるんですよ。株式市場が下落しても、その理由がわかっていれば慌てることがなくなる。だから、僕が日常的に情報をチェックするのは、投資に生かすためではなく、常に冷静でいるためなんです。投資の心理的な備えですね。

 大きな出来事が起きると、過去のデータもチェックします。ウクライナ侵攻が起きた時は、1990年の湾岸戦争など、過去の近い事例を調べました。すると、収束後3か月くらいで金融市場の動揺も収まっていることがわかったんです。こういうデータを知っていれば落ち着いていられます。データは裏切らない友達ですよ(笑)。

インフレや金利上昇にも強い金融資産としての魅力

 しかし、懸念はあります。原油や天然ガスなどの価格が高騰して、インフレ傾向が長期化するのではないかと危機感を持っています。実際、最近のアメリカの物価は、40年ぶりの上昇率が続き、大きなニュースになっています。景気の力強さが戻ったところに、エネルギー価格の上昇が乗った格好です。

 でも、そもそも株式って、インフレに強い金融資産なんですよ。基本的にインフレは、景気がいい時に起きるので、企業の収益も増えやすくなる。そして、企業の収益が増えれば株価上昇につながっていきます。

 現在、アメリカは金融引き締め局面に入っていて、金利が上昇傾向にあり、株式市場は不安定になっています。しかし、やはり過去のデータから、金利のピークが見えてくれば、再び上昇局面に入っていくと予想されます。どっしりと構えていればOKでしょう。

未来の「GAFAM」がアメリカ市場を支える

 今年に入って、アルファベット(グーグル)、アップル、メタ・プラットフォームズ(フェイスブック)、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトといった、「GAFAM」と呼ばれる巨大IT企業の株価が伸び悩み、「高成長は終わったのでは?」という声が聞かれました。こうした企業がアメリカ市場を引っ張ってきたのは事実なので、もし高成長が終われば、アメリカ株も伸び悩むはずだ、というわけです。

 でも、僕に言わせれば、まずコロナ禍の中で2021年までの上昇が大きすぎたので、その反動が出たと思いますね。そして、もし、グーグルやアップルに代わる企業が生まれるとすれば、きっとアメリカの企業で、すでにCRSPの組み入れ銘柄になっている可能性が高い。そうした未来のグーグルやアップルはVTIのリターンを高めてくれるはず。

 少し前に、アマゾンの株価が急騰しました。アマゾンが投資している電気自動車メーカーの「リヴィアン」の上場が決まったからで、実は、GAFAMなどの巨大IT企業はベンチャー企業に対する投資額もすごいんですよね。

 アメリカの企業のトップの報酬は、自社の株価と連動しているケースが多い。だから、皆、株価を最優先に考えるし、株価上昇に貢献できる人がトップになれる。世界中から優秀な人材が集まる背景にもなっている。まあ、欲望の塊ともいえるけど(笑)。そうした貪欲さがアメリカ企業の強さ。

 アメリカの株式市場は、これまで何度も大暴落を経験したけど、そのたびに短期間で復活して、右肩上がりの成長を持続している。GAFAMの成長が止まったとしても、アメリカの株式市場が成長すれば問題なし。だから僕はVTI1択で下半期もこれからも、続けていくつもりです。

厚切りジェイソン・不変の鉄則!

厚切りジェイソン

インデックスファンドにコツコツ投資

VTIは米国の証券会社の商品でハードルが高い。そんな人にはVTIとほぼ同じ値動きの『楽天・全米株式インデックス・ファンド』(通称:楽天VTI)がオススメ。投資信託なので少しコストは高いが、自動積み立てサービスは便利。

生活費の2年分を現金で保有。残りはすべて投資に

積立投資に回す金額は、ズバリ生活費以外の全部。そして、3か月は仕事をしなくても暮らしていける現金を保有しておくことが大切だ。万が一、失業しても投資したお金を切り崩すことなく、ちゃんと生活をしながら新しい仕事を探すことができるはずだ。

1度投資したファンドは〝決して〟売却しない

資産を最も効率的に増やすコツは「売らないこと」。順調に上昇しているファンドでも、ちょこちょこ売っていたら、そのたびに手数料や税金がかかる。ファンドの分配金は再投資して、リターンを最大化すべし。

【厚切りジェイソンの2022年下半期資産運用プラン】
根拠のある投資計画があれば激動の時代でも不安になる必要はない。データを見て、常に計画どおりに投資し続けよう!

取材・文/松岡賢治

DIME7月号の大特集は「2022下半期・逆襲の資産運用プラン」

2022年上半期はオミクロン株の大流行やウクライナ情勢など波乱の幕開けとなった。年初から下落基調だった日経平均株価は依然として不安定な値動きが続いている。下半期に向けても円安や原油高など、先行き不透明な状況の中、今後の投資方針を決めかねている個人投資家も多いだろう。この先の資産運用はどうすればいいのか?

DIME最新号の特集では厚切りジェイソン、テスタ、天野ひろゆき、AKB48武藤十夢、里崎智也、投資系YouTuber、エコノミストなど15人の賢者たちに、2022年の下半期に着実に資産を増やすヒントを徹底取材。さあ、逆襲の時が来た!

豪華付録「Qi対応ワイヤレス充電器」はカバンに常備しておくと便利!

DIME最新号には豪華付録「Qi対応スマホのワイヤレス充電器」が付いてくる。しかも、USB端子のあるノートPCやモバイルバッテリーにつないで使えるので、外出先する時にカバンにしのばせておくと、電池残量が切れそうになっても安心だ。

また、USB端子のあるクルマやコンセント、ベッドなどでも使えるのは便利! スマホを充電端子につなぐ必要がなく、置くだけですぐに充電が始まるのはストレスがなく、とても快適です。1台持っておくと便利な今号の付録、ぜひ、ご活用ください。

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https://7net.omni7.jp/detail/1234852233

 

文/DIME編集部


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