スマートロック化が進んでいるが、まだまだ家、車、オフィスではカギの施錠のところは多い。筆者が住むアメリカでもカギの需要は高く、オフィスで数個、家でも数個ある場合があり、多い人は5~10個ほどのカギを持ち歩く。
そんなジャラジャラカギを持ち歩く人向きに発売されたのが「キースマート」だ。
「Key Smart(キースマート)」とは?
アメリカ・シカゴ発のブランド「Key Smart(キースマート)」。ジャラジャラカギ同士がぶつかったり、嵩張るストレスを無くすために開発されたカギ用のアイテム。現在、Amazonでも入手可能だ。
筆者が購入したのは、ベーシックモデルの「コンパクトキーホルダー」。本体には5本のカギが収納でき、車のキーが付けられるループピース付き。本体の素材は軽量で強度に優れた航空機と同グレードのアルミニウム合金を使用しているため、サビに強く、見た目以上に軽量だ。
初期設定は簡単
使い方は簡単だが、カギを入れる作業が必要だ。
まず、本体にある2カ所のネジをコインで外す。本体が2つに分かれたら、左右のカギ穴にカギとループピースを装着。左右の高さが異なる場合は、備え付けのスペーサーで左右の高さを同じにする。
あとは、外したネジを元に戻せば終了。
ネジも簡単に外すことができ、力が強くない女性でも簡単に入れられる。
実際カギケースとして使用してみた感想は?
今までカギはキーホルダーにつけて持ち歩いていたが、これにすることでカギ同士がガチャガチャあたって音がすることはなくなり、持ち運びもスムーズになった。
また、似たようなカギがあり、どれがどこのカギかわからなくなることがあったが、このキーケースは左右収納場所があり、「右は家用、左は会社用」と分けられ、カギの見分けもしやすくなった。
カギの収納だけじゃない!ハイブリットタイプも登場
筆者が持つものはベーシックモデルの「コンパクトキーホルダー」だが、コレ以外にも、本体がポリカーボネート樹脂で柔らかい「フレックスタイプ」のモノ、充電ケーブル、栓抜き、ライト、スマートフォンロケーションが内蔵された「ハイブリットタイプ」も登場している。
また、アクセサリーも充実しており、今持っているモノにエクステンションをつけて、内蔵できるカギの量を増やすことも、栓抜きやカラビラなどのアクセサリーを追加することも可能だ。
ただし、1,2個のカギの場合は、カギ同士がガチャガチャすることもないため、コレを使用する必要はないだろう。カギを3個以上持っている人や、栓抜きやUSBメモリなどカギと共にコンパクトにガジェットを持ち運びしたい、「ガジェット好きの人向き」の商品だ。
スタイリッシュにカギを持ち運べる
カギは意外と嵩張る。また、カギは先端が鋭いモノが多く、車のボディを傷つけたり、ポケットが破けたりする恐れがあるが、これを使用することでカギの鋭い部分が収納でき、それらの防止をすることができる。
なにより、見た目にカギがごちゃごちゃしていないためスタイリッシュ。カバンやポケットの中でも場所を取らないので、ミニマニストにもおすすめしたい。
ただし、アメリカのカギサイズは問題ないが、日本のカギはサイズによっては、このカギ穴に合わないモノもあるため注意が必要。カギ入れとしてだけでなく、ライトや充電ケーブルなどをコンパクトに持ち運べるガジェットとして使用している人もいるようだ。
筆者の夫のジーパンのポケットは、カギによって破けているモノがほとんどだが、これからはジーパンが破けずに済みそうだ。
文/舟津カナ
編集/inox.