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ビアホールの泡を完全再現!?絶妙な配分で注ぐことができるビールサーバー「BS02」を人気銘柄で試してみた

2022.05.25

夏が近づいている。そして、夏といえばやはりビールである。

日本人は「ちょうどいい分量の泡の立ったドライビール」が大好きで、何と戦時中に「ビールの泡が多過ぎる!」というビアホールの客の苦情が裁判になった。

「ビールの泡はビールか」という裁判である。醸造の世界的権威、坂口謹一郎博士がビールの泡を鑑定し「ビールの泡はビール」と結論づけたのだ。

それだけ「ビールの注ぎ方」にこだわる日本人。今回はビール大好き民族のための製品を見つけたので、早速取り寄せてみた。

「ビールの自家醸造」ができない国

海外では、ビールの自家醸造ができるIoTマシンというものが一般個人向けに販売されている。

今回はこれを@DIMEで紹介しよう……というのは、さすがにできない。なぜなら、ビールの自家醸造は法律に触れてしまうからだ。国税庁のHPによると、

酒類を製造する場合には税務署長の免許が必要となります
酒類とは、酒税法上、アルコール分1度以上の飲料(薄めてアルコール分1度以上の飲料とすることのできるもの又は溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含みます。)をいい、当該製品により製造されたものがアルコール分1度以上の飲料となる場合は、酒類製造免許が必要になります。
ただ、ビールの製造免許は、年間の製造見込数量が60キロリットルに達しない場合には受けることができません。
(国税庁HP)

とあるので、「一からビールを作る製品」は日本のメディアではなかなか紹介しづらい。

しかし、既存のビールをより美味しく飲むためのビールサーバーなら一切問題ない。

というわけで筆者が今回取り寄せたのは、クラウドファンディングGREENFUNDINGで資金調達中のビールサーバー『BS02』という製品。

これは缶ビールや瓶ビールを「本格的なビール」にしてしまうものである。

「本格的なビール」とは何か?

絹綿のようなきめ細かい泡が、程よい分量で乗っているビールである。

この泡を見よ!

『BS02』の使い方自体は非常に簡単だ。まずは本体に開封した缶ビールもしくは瓶ビールをセットする。

 

今回はサッポロ『エビスビール』、アサヒ『スーパードライ』、キリン『一番搾り』、サッポロ『黒ラベル』の4銘柄を用意した。これらを『BS02』でコップに注いでみる。

コップを注ぎ口に極力近づけ、まずはレバーを手前に倒す。こうすることで泡立たないビールが出てくる。そして頃合いを見て、レバーを奥に傾ける。これは泡立てたビールを出すための操作だ。

要するに、自分の好きなタイミングで泡を出すことができるということだ。

これではいささか泡の分量が多い。いかん、また裁判が始まってしまう! というわけで今度は、もう少し泡を抑えるように心がける。

うん、これならまぁ及第点だろう。ちなみにこのビールはアサヒ『スーパードライ』である。そして、あくまでも筆者の主観ではあるが『スーパードライ』が一番綺麗な泡が立っていたように思う。

この見事な泡をご覧いただきたい。耳を近づけると「プチプチプチ」という音がする。この泡がたまらん! と感じる人も少なくないはずだ。

本当であれば、海外のビールを買って実験すべきだったのかもしれない。海外旅行で現地のビールを飲むのが好きだった、という人も読者の中にいるはずだ。

東南アジアだけでもタイガー、チャーン、アンコール、ラオ、ビンタンといった独自の銘柄があり、筆者自身現地へ渡航する際はそれらを飲むのを楽しみにしていた。

あの国で飲んだあの味を再現する用途で『BS02』を使う、という考え方もできるはずだ。

電源ケーブル1本で稼働!

『BS02』の製品紹介ページには、こう書かれている。

実験を重ねた結果、超音波の周波数が毎秒40,000回の場合に生成される泡が、最も繊細で味が滑らかであることがわかりました。

というわけだから、この『BS02』は炭酸ガスボンベを必要としない。USB-Cプラグのケーブル1本で稼働する仕組みだ。拍子抜けしてしまうほど手軽な使い勝手の製品である。

一家に1台、『BS02』があってもいいのではないか……と思ってしまう。

筆者もせっかく有料のCS放送を契約しているのだから、こういう製品を持っていればスポーツ観戦もより楽しくなるはずだ。

筆者自身がビールを飲むために……というよりも、その場にいる人に振る舞うためである。テレビでのスポーツ観戦は、みんなで盛り上がらないと楽しくない。つまり『BS02』は、ある種の社交ツールとも言えるのだ。

また、電源環境さえ確保できればアウトドアに『BS02』を持ち込んでもいいのではないか?

最近のキャンプ場は、テントを張るスペースに電源が設けられている場合が多い。これを使って『BS02』を稼働させ、本格的な泡立ちのビールを飲む。最高じゃないか!

今年の夏はアクティブに!

新型コロナウイルスの猛威は、既に過去のものとなりつつある。

それまではじっと家で過ごす他なかった日常が、今年の夏からは一気にアクティブな行動様式を取り戻していくだろう。

海外旅行はまだ先かもしれないが、国内旅行やキャンプ場でのBBQであれば割と気兼ねなく実施できるはずだ。今年の夏は、盛り上がるに違いない。

『BS02』はクラウドファンディングGREENFUNDINGにて、6,980円(製品1台提供)からの出資枠を公開している。

【参考】
1秒に4万回の超音波で作るクリーミー泡 自宅やアウトドアでもお店のビールが飲める! 新世代超音波ビールサーバーBS02-GREENFUNDING

取材・文/澤田真一

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