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ズボラな人におすすめ!24日間も持続するバッテリー性能で安心して使えるXiaomiのスマートウォッチ「Watch S1」

2022.05.20

スマートウォッチは、「Apple Watch」に代表されるように、スマートフォンと連携し、通知の確認やワークアウトのサポート、多数の健康管理機能を搭載する製品。コロナ禍で、自宅時間が増えたり、健康面が気になる人が増加した影響もあり、近年注目しているという人も多いでしょう。

これまでスマートウォッチを使ったことがない人にとっては、機能面の使い勝手に加えて、バッテリー性能や着け心地も気になるポイントでしょう。通常の腕時計にはない、充電の時間が必要になるので、使用感に不安を抱いている人もいるはずです。

そこで今回紹介するのが、コスパに優れたスマートフォンやスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンを展開する、シャオミの「Xiaomi Watch S1」。省電力モードの運用で、最大24日間持続する、優れたバッテリー性能を有した製品です。

販売は、シャオミ公式通販サイト「mi.com」より3万2980円。そのほか、AmazonといったECサイトや、一部家電量販店でも取り扱われています。今回は、Xiaomi Watch S1を約1か月試せたので、装着感や機能、アプリの使用感について紹介していきます。

デザイン・装着感

文字盤にあたるディスプレイは、1.43インチの有機ELとなっており、スマートウォッチとしては比較的大型。存在感のあるサイズ感になっており、明るさも十分なので、屋外での視認性も抜群です。

ストラップ、突起部を除く本体のサイズは直径46.5mm×高さ11mm。若干分厚い印象もありますが、本体質量は約52g(編集部調べ)と比較的軽量な仕上がりなので、丸1日着用していても、あまりストレスは感じませんでした。

ディスプレイにはサファイアガラス、ケースにはステンレススチールを採用しており、高級感のあるつややかなデザインも魅力。加えて、耐久性にも期待ができます。

ストラップは、蒸れにくいフッ素ゴムストラップと、上品なレザーストラップの2種類が同梱されています。手軽に付け替えが可能になっているので、ランニングといったワークアウト時にはフッ素ゴム、スーツに合わせる時にはレザーといったように、シーンごとに適したストラップを付けるのがおすすめです。

機能・操作性

基本的な操作は、メイン画面を上下左右にスワイプして、さまざまな機能にアクセスできるようになっている、わかりやすい仕様。具体的には、上から下のスワイプで通知の確認、下から上のスワイプで各種機能へのアクセス、左右へのスワイプで設定したウィジェットの閲覧ができます。

本体右側面には2つのボタンが搭載されており、上のボタンでアプリ一覧、下のボタンでワークアウト一覧へアクセスできます。なお、下のボタンは任意のワークアウトに直接アクセスできるように設定可能なので、ランニングや水泳など、頻繁に行うスポーツがあるという人でも便利に活用できるでしょう。

搭載OSは、Apple Watchの「watchOS」や、グーグルが提供する「Wear OS」ではない、独自カスタマイズのものになっていますが、直感的な操作ができるので、使いにくさは感じません。

また、Amazonのアレクサに対応しているため、声の操作で天気予報の確認やアラームの設定ができます。声の認識速度も良好ですが、「アレクサ」と声をかけるだけでは機能が利用できず、アプリ一覧からアレクサアプリを一度起動してから話しかける必要があるのが気になるところ。せっかくの音声認識機能なので、声でのアクセスや、ボタンワンクリックで起動すると、より使い勝手が良くなるかもしれません。

バッテリー

Xiaomi Watch S1で最大の特徴をあげるとすれば、おそらくバッテリー性能になるでしょう。冒頭でも触れた通り、スマートウォッチの購入を躊躇する要因の1つに、充電のわずらわしさがあるかもしれませんが、本製品は通常使用モードで約12日間、省電力モードなら、約24日間の連続駆動が可能となっています。

充電は専用のワイヤレス充電器を用いる

筆者の場合、すべての機能をあますことなく堪能したい性格なので、常時オンディスプレイや24時間心拍数モニタリングをオンにするなど、ヘビーに使用していますが、それでも3日ほど電池が持ちました。充電速度もかなり早いので、シャワーの時間だけ充電するといったルーティンで運用すれば、睡眠時なども電池切れの心配はほぼいりません。また、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています。

毎日充電するならバッテリー持続時間はそこまで重要じゃない、と考える人もいるかもしれませんが、出張や旅行の際に、専用の充電器を持ち運ぶ必要がないのは大切なポイントです。充電ができないイレギュラーなシーンにも対応できるので、電池持ちは重要でしょう。

ワークアウト・健康管理機能

ワークアウトは、スイミングやランニング、ヨガなど計117種類に対応しています。装着時に運動していることを検出すると、自動的にワークアウトモードを起動し、距離や時間を測定してくれる機能も搭載されているので、いちいち操作する手間が省けるのもありがたいポイントでした。

ウォーキングを自動的に検出してくれる

また、GPSや衛星測位システムを搭載しているため、移動した距離を正確に集計できるのもポイント。詳しくは後述しますが、アプリから移動距離や時間を詳しく確認できるため、日々のワークアウトを記録するのも簡単です。

健康管理機能としては、心拍数モニタリングや血中酸素レベルモニタリング、睡眠モニタリングといった、日々の健康状態をチェックする機能に加え、呼吸エクササイズ機能や、健康指標の設定など、健康管理をサポートする機能も充実しています。

心拍数モニタリングや血中酸素レベルモニタリングは、測定の頻度をある程度自由に設定できるようになっています。当然、頻繁に測定するほどバッテリーは消費するので、充電頻度との兼ね合いを見て設定すると良いでしょう。

アプリ

最後は、接続先のスマートフォンで使用できる「Mi Fitness」アプリについて。本アプリは、Android 6.0以降、iOS 10.0以降のデバイスに使用できます。

Mi Fitnessアプリでは、通知するアプリの種類や文字盤の変更、先に紹介した健康管理機能の測定頻度といった細かい設定が可能。ウィジェットの並び替えといった操作も、アプリから行えます。日本語に完全対応しているため、特別迷うこともなく、使い勝手の良いアプリに仕上がっています。

Xiaomi Watch S1で集計したワークアウトの記録は、アプリから確認が可能。週ごと・月ごとに何歩歩いたか、どれくらい移動したのかなども、位置情報と共に表示されます。

アプリ内には「Xiaomi Pay」という項目がありますが、日本ではXiaomi Watch S1での決済機能に対応していないので注意。Apple Watchを除くスマートウォッチの多くは、決済サービスに対応していないことがほとんどなので、妥協するべきポイントですが、本製品のようにNFC決済機能自体は搭載していることも多いので、今後多くのスマートウォッチで決済が普及していくことに期待したいです。

また、アプリを使用していて少し気になるのが、同期のスピードです。Xiaomi Watch S1で、心拍数や血中酸素レベルを頻繁に測定している影響か、アプリを開く際に、毎回データの同期があり、操作を開始できるまでに若干のラグがあります。

ラグは数秒程度なので、我慢できる範疇ではありますが、すぐに操作を始めたい時など、多少ストレスを感じます。とはいえ、常に同期するのは電池の消耗に繋がるとも考えられるので、長時間のバッテリー駆動を実現するための代償ともいえるかもしれません。

文句なしの多機能に脅威のバッテリー性能を持ったXiaomi Watch S1

明るく大型で視認性が高いディスプレイ、わかりやすい操作性に加え、スマートウォッチに求められるワークアウトモードや健康管理機能も豊富に搭載したXiaomi Watch S1。中でも、省電力モードで約24日間駆動するバッテリー性能は魅力的で、頻繁に充電するのが面倒な人にもおすすめです。

アレクサへのアクセス方法や、アプリの同期スピードなど、気になる部分もありますが、mi.comでの販売価格は3万2980円と、ハイエンドスマートウォッチとしては抑え目の価格になっています。iPhone・Androidスマートフォンの両方と連携できるのもポイントなので、ワークアウトや健康管理のお供に試してほしい製品です。

取材・文/佐藤文彦

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