小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

日本円で4500円!Amazonブランドの室内カメラ「Blink」の実力を検証

2022.05.20

低価格な室内カメラは使えるか?アマゾンブランドのBlinkの室内カメラの実力を検証

留守中のペットの様子を見るため、数年前から室内カメラを設置。しかし、ネット回線が5Gになり、その室内カメラがそれに対応していなかったため、アマゾンが発売しているリーズナブルな室内カメラを新調。「お手頃価格の室内カメラの実力はいかに?」その使い勝手をレビューする。

室内カメラ「Blink mini」

今回新調したモノは、アマゾンから発売されている室内カメラ「Blink mini」。名前の通り小型のカメラだが、アメリカでは値段がリーズナブルで定価$34.99(日本円で約4500円)。私はブラックフライディセールで$20で購入した。

以前使用していたペット用の室内カメラ「Petcube play」は$150ほどしたため、「こんな安くてちゃんと室内カメラの役割を果たすのか?」ちょっと不安ではあったが、失敗しても後悔しない値段だったため試してみることに!

以前使用していたカメラと、新調した室内カメラ「Blink mini」の2つの1番の違いはサイズだ。

「Blink mini」の大きさは、縦横5㎝。奥行きは3.6㎝ととてもコンパクト。キューブ型をそのまま置くこともできるが、脚があり、それに装着させることで、カメラに角度をつけることもできる。コンパクトサイズなので、狭い場所でも設置できる点が魅力だ。

もちろん、スマートフォンと連動。解像度1080HD、ナイトビジョン、双方向通話、動体検知機能も装備されている。

実際使用してみた感想は・・・

設置方法も簡単。本体を置く場所を決めてプラグを挿す。アプリストアで「blink home monitor app」(無料)をダウンロードして、アプリに従って家のWi-Fiを繋ぎ、スマートフォンでカメラの映像を見ながら、どの画角がよいか決めれば完了。アプリをダウンロードすれば、何台でもそのカメラの映像を見ることが可能だ。

心配していた映像の画質も良好。

ナイトビジョンもちゃんとみることができた。

以前のカメラも双方向通話は可能だったが、音がガサガサして聞き取り辛かったが、このカメラは音がクリアでカメラ越しの会話もスムーズ。しかも、声は広範囲にクリアに聞こえ、カメラから離れた人が話しても、声を拾うことができる。

動体検知機能のエリア指定が便利

以前の室内カメラは、ペットやルンバを感知するたびにスマートフォンに「通知」が送られてきて、煩わしく感じるときがあった(途中から通知を解除していた)。しかし「Blink mini」は、動体検知機能エリアを指定可能。防犯目的の場合は、ドアや窓の部分のみに動体検知を設定でき、これにより、必要以上にスマートフォンに「通知」がこないように設定できる。

だだし、気になるところが2点あり

その①ストレージが有料

動画のストレージはクラウド保存のみ。よって録画する場合は有料の「Blink subscription Plan」の申し込みが必要になる。(初めの1カ月はトライアルで無料)。料金は月々$3と高額ではないが、これに申し込まないと、動体検知機能で「通知」がきてもそれが何に反応したか、Liveで見ない限りわからない。要するに、Liveで映像を見ることや通話はできるが、録画機能は有料になる。

私は、留守中の猫の様子を見るために設置しているため、今のところ録画機能は必要ないと思っている。だが、防犯目的の場合は、動きに反応して録画してもらう機能は必要になる。

以前持っていた室内カメラもストレージはクラウドだったが、数日分のデータ保存は無料で行っていた。ストレージがクラウドではなくSDカードを使用する室内カメラもあるが、リーゾナブルな室内カメラは機能もそこそこ備わっているが、ストレージのクラウドが有料。そのクラウドのサブスクリプションの収入があるため、本体が低価格に設置されているように思える。

その②軽量が故に動く

コンパクトで重さは48gとかなり軽量なのはうれしいが、カメラにモノがぶつかると簡単にカメラの画角が変わる。我が家は猫を2匹飼っているが、その猫たちがカメラを動かすことも多々ある。以前持っていたものは、同じ場所でも画角が変わることがなかったので、軽量が故に動くことを考え、室内カメラの設置場所をペットが来れない場所にしなければならない。

室内カメラは何が目的か明確にしてから購入しよう

本体の値段が安くとも、今回筆者が購入した「Blink mini」や、Google Nestの室内カメラのように、ストレージに月額有料のサブスクリプションを設けているカメラも増えてきているため、ランニングコストも考える必要がある。

以前のカメラは猫と留守中でも遊べるレーザーポイントがついていたが、正直我が家の猫は、このレーザーポイントではまったく遊ばず不必要だった。

今の室内カメラはオーバースペックのものが多くなってきているが、「何が必要か?優先順位が高い機能は何か?」「防犯用か、ペット用か、子供の見守りか」、目的を考えて室内カメラを選ぶようにしよう。

文/舟津カナ

編集/inox.

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年10月16日(水) 発売

DIME最新号は「感性を磨くホテル50」、オフィスで映えるスニーカー特集も!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。