100万以上の映像を学習済みのAIプロセッサーを採用した「Medalist S3」
シャープは、4K有機ELテレビ「AQUOS OLED」と4K液晶テレビ「AQUOS」の全5シリーズ19機種を発表。6月11日より順次発売する。
ラインアップは、4K有機ELテレビが「ESシリーズ」2機種(4T-C65ES1/C55ES1)、「EQシリーズ」5機種(4T-C77EQ1/C65EQ1/C55EQ1/C48EQ2/C42EQ2)の2シリーズ7機種。
4K液晶テレビが「EUシリーズ」2機種(4T-C65EU1/C55EU1)、「ENシリーズ」6機種(4T-C70EN1/C65EN1/C60EN1/C55EN1/C50EN2/C43EN2)、「ELシリーズ」4機種(4T-C75EL1/C65EL1/C50EL1/C43EL1)の3シリーズ12機種。
価格はいずれもオープン。
左から4K有機ELテレビ(4T-C65EQ1/4T-C65ES1)、4K液晶テレビ(4T-C65EU1/4T-C65EN1/4T-C65EL1)
今回発売する新AQUOSの最大の特徴は、全機種に新開発のAIプロセッサーを採用した画像処理エンジン「Medalist S3」を搭載したこと。新たな映像モード「AIオート」は、100万以上の映像を学習したAIが、人の顔や空などを高精度で検知。検知結果と、映画やドラマ、スポーツといった番組のジャンルに合わせて映像を自動で調整するので、コンテンツに適した色彩・明暗・精細感で、臨場感溢れる映像が楽しめる。
また、コントラスト性能も進化。4K有機ELテレビ「ESシリーズ」では、画素ごとの発光量を緻密に制御する新技術「Sparkling Drive EX」回路を搭載し、高輝度有機EL「S-Brightパネル」のコントラスト性能を最大限に引き出すことで、深みのあるダイナミックな映像で表現。
4K液晶テレビ「EUシリーズ」では、新開発の「アクティブLED駆動」が、光源であるLEDバックライトの光量をエリアごとに細かく制御し、高コントラストを実現している。
音質面では、「ES/EUシリーズ」に、画面下部に加え、上部にもスピーカーを配置した「ARSS+」(AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS)音響システムを採用。立体音響の音声フォーマット「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも新たに対応した。
構成/立原尚子