この記事では女性が使いやすく、毎日がちょっと楽しく便利になるデジタルガジェットを、ライターの太田百合子さんが解説! 豊富な知識と自腹買いであれこれ試した経験から、ガチのオススメを紹介します。
Androidスマホで使えるモデルが増加中
2021年におうち時間が長くなり、多くの人が運動や健康に関心を持ったことで、意外なヒット商品となったのがスマートウォッチやスマートバンドです。MM総研が2021年9月に発表した「スマートウォッチ市場規模の推移・予測と利用実態」という調査によれば、2020年度のスマートウォッチの国内販売台数は、前年度比19.9%増の229.4万台。2021年度はさらに伸びて、前年比31.9%増の302.5万台になると予測されています。
メーカー別の販売台数シェアではもちろん、アップルの『Apple Watch』シリーズがダントツの1位なのですが、『Apple Watch』はAndroidスマートフォンでは使えないのがネック。そこで今、じわじわ注目を集めているのが、Androidスマホと相性の良い「Wear OS」を搭載したスマートウォッチです。
「Wear OS」はGoogleが提供する、スマートウォッチ向けのOS(基本ソフト)で、多くのメーカーがこのOSを採用したスマートウォッチを発売しています。時計メーカーや有名ブランドの中にも、Wear OSを採用するメーカーは多く、スマートウォッチの便利さ+時計メーカー&ブランドの安心感が人気の秘密になっています。今回はそうした中から、FOSSILの最新スマートウォッチ『ジェネレーション6 タッチスクリーンスマートウォッチ FTW6077』を紹介します。
デザイン面をチェック!
丸型のディスプレイに3つの竜頭など、時計としてのデザイン性も高い『ジェネレーション6 タッチスクリーンスマートウォッチ』。
42mmのローズゴールドのスチールケースに、ベゼルにはラインストーン。同色のスチールバンドを採用したこの「FTW6077」のほか、44mmのモデルやレザー、シリコンストラップなど、豊富なラインナップが選べます。FOSSILのスマートウォッチは、ウォッチフェイスのデザインが豊富なのが特徴で、ウォッチの画面またはスマートフォンにインストールした「Wear OS」アプリから、好きなデザインの文字盤が選べます。
電池持ちが良く、急速充電に対応
バッテリーをセーブするためにディスプレイをスリープしているときも、文字盤は常に表示されているので、時計として使いやすいのもポイント。また心臓部となるチップセットに、サクサク動いて、しかも省電力な「Snapdragon Wear 4100+」というチップを採用しているので、電池持ちが良く、30分強の充電で約80%まで復活する急速充電にも対応しています。
ヘルスケア機能も充実
Androidスマートフォン向けのヘルスケアアプリ「Google Fit」と連携し、歩数や消費カロリー、距離、運動量のほか、運動時や休息時の心拍数、睡眠時間や眠りのサイクルが記録できます。運動はウォーキング、ランニングのほか、サイクリング、筋トレ、ヨガ、水泳など幅広いエクササイズに対応。血中酸素濃度を測れる「SpO2センサー」も搭載していて、いつでも血中酸素濃度をチェックできます。
スマホでよく使う機能を腕元で
Bluetoothでペアリングしたスマートフォンから様々な通知が受け取れるほか、スマートフォンと連携して電話の受発信も。スマートフォンが見当たらないときは、ウォッチから音を鳴らして探せます。Googleアシスタントを使った音声操作にも対応していて、調べ物や翻訳、タイマーやアラームのほか、リマインダーやスケジュールなど、スマホでよく使う機能を腕元や音声で確認することが可能。Spotifiアプリで音楽も楽しめます。ほかに手洗いの時間を20秒間カウントダウンしてくれる「手洗いタイマー」なども備わっています。
「Wear OS 3」にアップデート可能
Googleは「Wear OS」をアップデートした最新の「Wear OS 3」を、すでに一部のスマートウォッチ向けに提供を開始しています。この新しいOSではより多くのアプリが利用できるようになっていて、ウォッチに機能を追加することができます。『ジェネレーション6 タッチスクリーンスマートウォッチ FTW6077』は、「Wear OS 3」へのアップデートがサポートされているので、購入後に様々な機能を追加できるのも魅力。なお、『Apple Watch』は『iPhone』でしか使えませんが、「Wear OS」搭載のスマートウォッチはAndroidスマートフォンだけでなく、『iPhone』でも使えます。
新年に運動やダイエットを始めようと思っている人や、健康管理をしっかりやりたい人は要チェックです。
文/太田百合子