新型コロナウイルスの影響により、移動手段として自家用車のニーズが高まっています。そこで今回ご紹介するのは、ソニー損害保険株式会社が自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女を対象に実施した「全国カーライフ実態調査」。
こちらで直近1ヵ月あたりの車の維持費について調査したところ、平均は1万1700円。過去の調査結果と比較すると、2019年の平均は1万2400円で、2020年1万900円。2021年は昨年の大幅な減少から一転、800円の増加となっています。
10~20代女性ドライバーの6割は軽自動車を愛用
さらに同調査では主に運転している車のボディタイプを尋ねてみると、圧倒的に多かったのは「軽自動車」(41.3%)。続いて「コンパクトカー」(16.3%)、「ミニバン」(13.8%)、「セダン」(9.7%)、「SUV・クロカン」(8.0%)、「ステーションワゴン」(7.7%)となっています。
男女別にみると、女性では「軽自動車」が52.8%と半数を超えに。年代別にみると、特に10代・20代女性で「軽自動車」が62.4%と、他の層と比べて高くなっていることが分かりました。車がステータスシンボルだと考える年齢層にとっては、軽自動車はなんとなく「乗っていて恥ずかしい」と感じる人もいそうです。しかし自動車を移動手段と考える場合、維持費が安くて小回りが利く軽自動車はやはり優秀。若い女性ドライバーほどそういった考えを持つ人が多いのかもしれません。何より最近の軽自動車はおしゃれな車種が多いというのも見逃せません。