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「センスあるね」「センスないな〜」これって英語でどう言うの?

2021.08.24

「センスあるね」「いいセンスしてるね」などの『センス』は、そのまま英語で言っても伝わりそうな印象。しかし実は、英語で使われる“sense”は少しニュアンスが違います。今回は日本語で言うところの「センスあるね」を表す英語フレーズや、英語における“sense”の使い方などを掘り下げてみたいと思います。

“sense” とは?

そもそも英語での“sense”とはどういう意味なのかご存知でしょうか?「感覚、五感(のひとつ)」や「感じ取る」と辞書には書かれています。日本語の「センス」の語源とは言え、現在使われている「センス」とは少しニュアンスが違うようです。例えば「センスあるね」をそのまま英語にしようとすると

“You have a sense.”「君には感覚がある。」

という感じになり、全く意味は伝わりません。“sense” は、次のような形で使われます。

例文:“You have a good sense of 〜”

例えば

“You have a good sense of humor.” 「君はユーモアのセンスがあるね。」

“You have a good sense of 〜”とすることで、日本語で言う「〜のセンスがある」「〜のセンスがいい」という感じのニュアンスになります。

他の“sense of 〜”の使い方

他の“sense of” の使い方としては

“I have no sense of direction.” 「私、すごい方向音痴なの。」
“He has a strong sense of responsibility.” 「彼は責任感が強いね。」

と言う風にも使えます。“sense of direction”で方向感覚、“sense of responsibility”で責任感という意味になります。

説明をする、してもらう時の“get a sense of / give a sense of”

他にも、

“Could you give me a sense of what it is like?” 「それがどんな感じなのか教えてくれる?」
“I’m starting to get a sense of it.” 「なんとなく、どんな感じか分かってきたよ。」

自分では実際に見ておらず、把握できていない状況や物などを説明してもらう時・もらった時などに使えるフレーズです。

「センスいいね」は英語で?

「センスいいね!」に近い英語のフレーズはこちら。

“You have good taste!” 「趣味(センス)がいいね!」

“taste”は「味・味覚」という意味の他に「好み・趣味」などの意味があります。
他にも、“You have good taste in 〜”は「〜のセンスがいいね」というニュアンスになり、

“You have good taste in fashion!” 「服のセンスがいいね!」
“She has good taste in music.” 「彼女は音楽のセンスがいいね」

となります。他にも、

“I love your taste!” 「センスいいわね!」

と言うこともできます。“I love your taste!” は直訳すると「あなたの趣向が大好きです」という意味になり、本人に直接「センスいいね!」と褒めたい時に使えます。

「センスないな〜」「センス悪いよ」は…

こちらも「センスあるね」と同様に、“taste”を使って表現できます。

“You have bad taste in guys!” 「あなた、男のセンス(好み)が悪いわよ。」
“She has such a poor taste in fashion.” 「彼女は洋服のセンスがないんだよね。」

“bad taste”や“poor taste”などを用いて、「センスない(悪い)」と表現します。

“taste”で「おいしい」を表したい場合には?

“taste”は「味」という意味を持ちますが、“It is good taste.”で「これ、おいしい!」とはなりません。

“It tastes good!” 「これ、おいしい!」

が正解です。

“This cake tastes so good!” 「このケーキ、すごくおいしい!」

と言う風に使います。味について言いたい場合は、動詞として“taste”を使いましょう。

第六感のことは“sixth sense”と言います。

カタカナの日本語だと、英語でも同じニュアンスで伝わるのかと思ってしまいますよね。「センス」のように語源の一部のニュアンスが、主流の意味として使われているケースも多いものです。気になるカタカナの言葉を調べてみると、さまざまな発見につながるかも知れませんね!

文/まなたろう

 

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