『だらしない人』とは、どのような人を指すのでしょうか?特徴と合わせて言葉の意味についても紹介します。だらしない性格を直したいという人に向けて、日常生活に取り入れやすい簡単な改善方法についても紹介するので、実践してみましょう。
「だらしない人」とは
日頃使っている言葉でも、意味が曖昧なこともあるものです。そこで、まずは言葉の意味を紹介します。
「だらしない人」の意味
『だらしない人』は、『きちんとしておらず、しまりがない人』を指します。内面的なことで言えば、遅刻ばかりする、納期に間に合わないことが多い、借りたものをいつまでも返さないなどです。
外面的には、身だしなみに無頓着な人を指し、いずれの場合もマイナスのイメージがあります。
また、『だらしない』には、体力・気力がないという意味もあります。
だらしない人の特徴
『だらしない人』には、どのような特徴があるのでしょうか?自分に当てはまっていないか確認してみましょう。
部屋やデスク周りが散らかっている
整理整頓が不得意で、部屋や会社のデスク周りが散乱していることが少なくありません。
書類を種類別に分けてファイルし保管したり、物を決められた場所にしまったりすることが得意でないためです。使ったものが出しっぱなしになってしまい、散らかってしまうことも多いでしょう。
デスク周りが乱雑だと、必要な資料が見つかりにくいなど、仕事の生産性が下がることもあります。実際には仕事ができる人でも、ルーズで怠惰な印象を与えてしまうこともあるでしょう。
身だしなみに清潔感が欠けている
身だしなみに無頓着で、清潔感に欠けているのも特徴です。特に周囲の目に付きやすいのが、衣類の乱れでしょう。例えば、シワやシミが付いたままだったり、毛玉や糸のほつれなどがそのままだったりする衣類などです。
ボサボサの髪やカラーリングした生え際がプリン状態の髪なども、メンテナンスされておらずだらしない印象を持たれやすいでしょう。
また、爪のマニキュアが半分はがれたままだったり、靴が汚れたままだったりするのもよい印象を与えません。
自己管理が苦手で物事にルーズ
自己管理も不得意で、物事にルーズになりがちです。例えば、お金の管理ができず、何の計画性もなく趣味や買い物に費やしてしまう人も、だらしない人と言えます。
その結果、生活費が足りなくなり、友人にお金を借りることもあるでしょう。しかし、ルーズなため借りたお金をなかなか返さないことになるのです。
時間の管理も得意ではなく、先を見越して時間配分ができないため、約束の時間に遅れてしまうことも多いでしょう。職場などでは人に迷惑を掛けるだけでなく、信頼関係にもひびが入ってしまう懸念もあります。
だらしない性格を直したい!改善方法とは
社会で生きていく上では、だらしなさを直さないとマイナスになることが多いでしょう。そのため、少しずつでも変わる努力をすることが大切です。簡単に取り入れられる改善方法を三つ紹介します。
小まめな掃除を習慣にする
部屋やデスクが整理整頓されていない人は、小まめな掃除を習慣にしましょう。散らかってから一気に掃除しようとすると、時間も労力も必要になります。
また、ルーズな人は必要なことと分かっていても、面倒に思って後回しにする傾向があります。後回しにするとさらに散らかり、余計に面倒になるという悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。
今日はデスクの上だけ、というように小さな目標を決めて達成すると、負担も少なく続きやすくなります。
TO DOリストで優先順位をハッキリさせる
タスクをTO DOリストに書き出し明確にすると、自己管理がしやすくなります。大切なポイントは、緊急性が高いものとそうでないもの、重要なものとそうでないものというように分類して、優先順位を決めることです。
その日にこなすタスクのそれぞれを終わらせる時間の目安も書いておくと、ペース配分も分かりやすくなるでしょう。
また、タスクを付箋に記入し、終わったものは捨てるようにすると、目に見えて成果が分かります。その都度、達成感も得られるため、モチベーションにつながることもあるでしょう。
「人からどう見られているか」を意識する
会社では外見を過度に整えることは求められませんが、社会人としての必要最低限の身だしなみは必要であるため、『人からどう見られているか』を意識しましょう。
服に汚れやシワが付いていないか、髪が整っているかなどを確認することが大切です。家を出る前に全身を鏡でチェックする習慣をつけるのがおすすめです。
また、簡単でもよいのでスキンケアやメイクで肌を整えることも、外見をきちんと見せることにつながります。
まとめ
『だらしない人』は、部屋やデスクが散らかっていたり、清潔感に欠けていたりすることが多いのが特徴です。物事にルーズな面もあり、人に迷惑を掛けてしまうこともあるでしょう。
『仕事ができない』という印象を持たれやすいなど、マイナス面が多いため、変わる努力をすることが大切です。
改善には、小まめな掃除やTO DOリストを使うのがおすすめです。身だしなみに気を配ることも忘れないようにしましょう。