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英語では告白の時「付き合ってください」とは言わない!?どう表す?

2021.06.13

ステキな海外の方と出会って恋に落ち、いざ告白!となった場合、「付き合ってください!」と、英語でどう言うかご存知でしょうか?

実は英語では「付き合ってください!」にピタリと当てはまる表現はありません。なぜ「付き合ってください」は直訳できないのでしょうか?それは、欧米の恋愛・告白事情が日本とは違うことも、理由のひとつかも知れません。

今回は欧米の恋愛・告白事情とともに、恋愛に役立つ英語フレーズや「付き合ってください」の代わりになるフレーズをご紹介します。

欧米の恋愛はもやっと始まる!?

日本での恋愛は、出会って仲良くなり、どちらかが「付き合ってください!」と告白し、晴れて交際が始まる、というような段取りで進むケースが多いですよね。恋愛の仕方には、もちろん人それぞれの個人差がありますが、欧米での恋愛の段取りは、“告白して付き合う”というパターンではないケースも多いのです。

ではどうやって恋愛が始まるのでしょうか?欧米では、もやっと始まるパターンも少なくありません。気になる相手とのデートを重ね(その間、友達以上のスキンシップや肉体関係を持つことも)、いつの間にか「付き合っている」状態になっている……といったケースが多いようです。

Datingから始まる恋愛

順を追って、恋愛に使える英語フレーズを見ていきましょう。欧米の恋愛は、まずはデートすること(Dating)でお互いを知ることからスタートする場合が多いです。そんな時によく聞くフレーズはこちら。

“Do you want to go out with me?”「僕とデートしない?」

“Do you want to go on a date with me?”「僕とデートに行かない?」

“go out with〜”で、「〜とデートをする」と言う意味に、“go on a date with〜”も同じく「〜とデートに行く」と言う意味ですが、後者の方が「デートに誘っていますよ!」感が出ています。前者の方は少しカジュアルに「ふたりで出かけてみよっか?」という軽めのデートという感じのニュアンスも含まれます。

好意を伝えたい場合には?

日本では、好意を伝える告白として「好きです」と伝えたりしますよね。個人差はありますが、どちらかと言うと白黒付けたい日本の恋愛事情と比べ、欧米では告白で白黒付けずに、グレーから徐々に変化する場合が多い模様。どのように好意は伝えるのでしょうか?

“I like you.”「君が好きだよ」

これは、とても幅広く軽い意味でも使われる「好き」です。恋愛感情を意味しない「好き」として使われる事が多く、日本で告白する際の「好きです!」と同じ重みはありません。

“I love you.”「愛してるよ」

“I love you”は、付き合ってしばらく経った恋人同士が、やっと使う…というイメージです。かなり重みのある言葉なので、恋愛の始まりには使わないことが多いです。

“I have a crush on you.”「君が好きだよ」

こちらは恋愛感情を抱いている相手に使います。“have a crush on〜”で「〜に熱を上げている、〜に夢中である」という意味です。“I have a little crush on you.”と言えば「あなたのこと、ちょっと気になってるんだよね〜」的なニュアンスになります。

“I’m so into you.”「君にに夢中なんだ」

“be into〜”は、「〜にハマっている、〜に夢中になる」という意味のフレーズです。海外ドラマなどで、バーでお酒を飲みながら、気になる人を口説く時に使うフレーズ、という感じのイメージです。

「会ってる人がいる」とは…?

続いて、誰かとDating(デートをすること)している状態を表したい時に使えるフレーズです。恋人がいるのか聞かれた時や、アプローチを断りたい時などに使えます。

“I’m seeing someone.” 「デートしてる(付き合ってる)人がいます」

こちらは、直訳すると「会っている人がいます」となりますが、これは「付き合ってる人がいるの」というニュアンスを持ちます。“be seeing someone”で、「誰かと付き合っている」という意味です。この場合も、人によって「真剣交際」を意味したり軽い「デート」を意味したり、解釈には個人差があります。

“I’m in a relationship.”「交際しています」「付き合っている人がいます」

“In a relationship”は、“be seeing someone”よりは強めに「交際」をハッキリと示す言葉です。真剣に付き合っているニュアンスで使われるケースが多いです。

白黒ハッキリさせたい時は?

こんな感じで、もやっと始まることも多い欧米の恋愛事情ですが、もちろんハッキリさせたい方も少なくありません。そんな時に使われるのが下記のフレーズです。

“Am I your girlfriend?” 「私って彼女なの?」

もやもやと気になる時は、白黒ハッキリつけるのが一番!とズバッと聞かれるかもしれません。

“This is my girlfriend.” 「(この人は)僕の彼女です」

人に紹介する時に、お互いの関係への認識が明らかになるパターンも少なくありません。「彼氏です!」「彼女です!」と言ってしまえば、「あっ、そう思ってくれてたんだ…」となったり、「えっ、そんなつもりでは…」となったり、お互いの認識がハッキリするでしょう。

“love”を使うのには慎重になる人も多い。

恋愛の仕方は十人十色ですが、欧米では「告白」で白黒付けないことも多いようです。確かに「今日から恋人です!」よりも、「徐々に関係が深まり、恋人になりました」の方が自然なのかも知れません……。「付き合う」の表し方を考えるのは、恋愛の仕方について考えるキッカケにもなりますね!

文/まなたろう

 

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