あなたには、推しはいますか?
一昔前は、アイドルのファンの間などで使われていたこの言葉も、自分の好きな人を表す言葉としてすっかり一般的に定着しました。最近は「推し」モバイルツールやコスメなど、雑誌のキャッチコピーでもよく見かけますよね。
近年はアニメや漫画の展覧会も増えましたし、美術展でもグッズが充実。ブロマイド写真やポストカード、アクリルキーホルダーなど、様々なグッズが登場しています。
そんな熱を受けてか、100均には「推し活」グッズが充実しているんです!
「でも若い子向けなのでは?」と侮るなかれ。大人が自分の大切なコレクションを保存するのにもぴったりなんです。
汚したくない!持ち歩きたい!を叶えるキーホルダーカバー
推し活グッズはどの100均ショップでも充実していますが、今回は「Can★Do」(キャンドゥ)に行ってきました。
ラバーやアクリルなど材質もさまざまなキーホルダー。持ち運びが簡単で活用しやすいキーホルダーは、アイドルや、アニメ・漫画グッズの定番。サンリオなどのキャラクター、はたまた、鉄道のエンブレムなど、カプセルトイとしてもさまざまに登場しています。
持ち歩きたいけど汚したくない。そんなときはキーホルダーカバーがお役立ち!大切なキーホルダーを汚れから守ってくれます。左が「ラウンド」、右が「スクエア」、さらに「ロング」もあるようです。
ビニール製で、上にホルダーの穴が通せます。キーホルダーを清潔に汚れずに保てますよ。
こちらは背景が付け替えられるシートつき!さまざまな種類がサイトからダウンロードできるようです。
自分好みの背景写真を入れてもいいですよね。また透明のままだと、背景にしっくりなじませられ、「映え撮り」するにもおすすめです。
ちなみにこれは私の推しの秋月涼くん(『アイドルマスター SideM』のキャラクター)です……。
色紙カバーで、日焼けや汚れを簡単に予防
推しのサイン色紙、長く清潔に保ちたいですよね。でも額装だとちょっと大げさだし、周りに何か飾ったりできません。
またはプロレスラーなど、サインをもらう機会が多くて、「溜まる」という方もいるでしょう。
そんな時にオススメなのがこの「色紙カバー」(1枚入り)。透明ケースなので、色紙を汚さずに保管でき、また飾ることも可能です。上にひっかける穴がついているので、壁に貼るときも安心です。
今まで色紙に穴を開けていたのでこれは嬉しいポイント。普通サイズの色紙がぴったりですよ。ちょっとサイン色紙をお見せするのが恥ずかしいので裏面にて失礼します。余談ですが、色紙とは本来こちら側が表だそうですよ。
壁にしっかり固定。色紙は日焼けをして色あせやすいので、こうやって保管できるのは便利です。
クリアファイルのような素材なので、柔らかくて使いやすい。しまうにもかさばりません!
缶バッジケースで美しくディスプレイ
缶バッジも、若い女性がリュックにつけているのをよく見かけます。最近人気が復活したグッズですよね。アイドルの物販や、アニメのBlue-ray特典などでもおなじみです。
自慢の缶バッジをキレイに飾りたい時におすすめしたいのが「缶バッジディスプレイケース」。中が引き出し式になっていて、大切な缶バッジをきれいにディスプレイできます。ケース同士を積み重ねられますし、袋に入ったまま飾れるので、コレクションしている人にもぴったり。
ただしこのケースは、缶バッジの直径は約57ミリまで。残念ながら私が持っている大きめの缶バッジは入りませんでした…。
と言うことで、昔懐かしハリーポッターのお菓子についていた缶バッジを飾りました。小さい缶バッジは、フェルトなどの背景をつけて複数飾ってみるのも可愛いと思います。
あくまでディスプレイ用のスライド式引き出しなので、上側だけ持つと外れてしまい、缶バッジが落下してしまいます(実体験)。持ち運ぶときは必ず底を持つようにしましょう。
推し撮りシートは「物撮り」にも最適
アクリルスタンドなど「尊い」推しをよりキレイに撮りたい!そんなときに背景となってくれるのが撮影用シートです。「推しジェニックシート」として100均で売っているなんて驚きました。
最近はInstagramなどのSNSで、テイクアウトしてきたスイーツやデリの写真をアップする方も多いのでは?
そんな時にこのシートが大活躍。私は既に別のWEBメディアで物撮りに使いました!
もちろんアクスタやキーホルダーなどコレクションを取るのにも使えます。「光」の推しと「闇」の推し、それから「雅」な推しの3種類を見つけました。両面にそれぞれ背景が印刷されています。例えば和風ファンタジーのキャラクター、またはシーズン特有の浴衣などを着た推しなど、シチュエーションや世界観に合わせて撮影できますよ!
(HugKum記事『ホイップまみれ~♡糖質25%オフの【ローソン】「おぼれクリーム」シリーズはNOギルティ?』にて使用した写真)
厚紙ではなく、普通のツルっとした薄手の紙なので、立てかけられるものが後ろにあると安心。壁に貼るのもおすすめです。(これは本に立てかけた状態で撮影しています)
チケットケースとブロマイドレフィールで思い出をきっちり保管
美術展にコンサート、レジャースポットの入場券…。最近はデジタルチケットも増えてきましたが、お出かけの時、意外とチケットのやり取りが多いですよね。バッグに適当に入れておくとシワシワになるし、財布の札入れに入れるのも今の御時世、少々不衛生に感じます。そんな時は透明なチケットスリーブがおすすめ。
「チケットサイズ PPクリアーポケット」は15枚入り。交換や譲渡のときも、キレイにチケットを渡せます。記念に取っておきたいチケットを保管するのにもぴったり。
上部に2ミリの段差があるのが心憎い!入れやすく出しやすいです。
また、長年オタクの必須アイテムといえばブロマイドですよね!気が付けば溜まっている…という方も多いのではないでしょうか。コンプリートしたりすると、アルバムを買ってもすぐいっぱいになってしまいますよね。そんなときは「ブロマイドリフィール」(A4)を使えば、ブロマイドを美しく保管できます。横入れなので逆さにしても飛び出しません!リフィールなので買い足せばいくらでも分厚い「推しメモリー」が作れますよ…!
ちなみに私が好きな歌舞伎の、歌舞伎座で買える舞台写真は入りませんでした。推しプロレスラーのブロマイドはぴったりでした(こちらも恥ずかしいのでひっくり返して……)
実は、コースターやちょっといただいたメモなどを入れるのにもとても便利でした♪
こういうものって取っておきたいけれど置き場所に悩んでいたので、これからこの方法で保存しようと思います。リフィールを買い足すのもひとつの楽しみになりそう!
日常の彩りを助けてくれるグッズを活用しよう
コロナ禍で自分の「好きなもの」がいかに自分を支えてくれるのか、改めて身にしみた方も多いのではないでしょうか。
生活を彩ってくれる「推し」を保管できる便利グッズ、ぜひ活用してみてくださいね!
取材・文/宇野なおみ