マイナンバーカードの申請方法には、スマホ・パソコン・まちなか証明写真機・郵送の4種類あります。
その中でも本記事では、パソコンでの申請方法と、申請後の受け取るまでの流れを説明していきます。
マイナンバーの申請をパソコンで行う方法
マイナンバーは下記URLのオンライン申請サイトにて、パソコンで申請することができます。
https://net.kojinbango-card.go.jp/SS_SERVICE_OUT/FA01S001Action.do
アクセス後、メールアドレス・連絡用氏名・交付申請書に記載されている申請書ID(半角数字23桁)を入力します。入力した申請書IDに誤りがあると、正しくカードが発行されないので注意しましょう。
その後、顔写真の登録・生年月日・電子証明書の発行の有無・氏名の点字表記希望有無を入力して送信すると、登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届きます。
マイナンバーカードに使う写真には規格がある
マイナンバーカードに使用する画像には、適切な写真の規格が決まっています。
最近6か月以内に撮影し、正面、無帽で無背景のものが適切とされ、白黒の写真でも可能です。
例えば、顔が横向きのものや無背景でないもの、正常時の顔貌と著しく異なるものや背景に影のあるもの。ピンボケや手振れにより不鮮明なものや、眼鏡やヘアバンドなどで顔の一部が隠れていたり、帽子、サングラスにより人物を特定できないもの。オンライン申請に利用できるデジタル写真で、画像にノイズ(画像の乱れ)があったり、変形していたりする場合などは不適切とされます。
ただし、宗教上や医療上の理由などにより、顔の輪郭がわかる範囲で頭部を布などで覆う写真を使う方や、乳幼児、障がいのある方、寝たきりの方など、やむを得ない理由で適切な規格の写真を撮影できない場合は、下記のいずれかの対応をすると、規格外の写真を利用できる場合があります。
・交付申請書の表面の氏名欄に理由を記載して、交付申請書を送付
・個人番号カードコールセンターに電話して、申請書IDを伝える
上記の場合においても、各市区町村の窓口で、マイナンバーカードの交付時に事情を確認されることもあります。また、顔写真が規格外(暗い、トリミングができないなど)の場合や、顔写真以外の理由で不備になることもあるので、ご注意ください。
マイナンバーカードの申請から受け取りまでの手順
市区町村窓口は、月曜日の午前10時~12時の間は混雑します。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、来庁する際にはなるべく混雑する時間帯は避けましょう。
では、申請してから受け取るまでの流れを説明していきます。
1.マイナンバーカードの交付申請をしてから、約1か月で市区町村から交付通知書(はがき)が届きます。
※お住いの市区町村によっては状況が異なるので、市区町村のホームページも併せて確認しましょう。
2.交付通知書(はがき)に記載された期限までに、交付通知書(はがき)・通知カード(令和2年5月以前に交付を受けている人)・本人確認書類(詳しくは公式サイト内を参照)を持参します。
3.交付通知書(はがき)内に、交付場所が記載されています。そこで、本人確認の上、暗証番号を設定するとマイナンバーカードが交付されます。
【参考】マイナンバーカード総合サイト|マイナンバーカードの受け取り
マイナンバーカードは土日でも受け取れる?
愛知県名古屋市、福岡県福岡市の公式サイトによると、事前予約を行えば平日・土日でも受け取ることができます。
東京都江東区の公式サイトによると、平日の窓口に加えて月1回の日曜、土曜日も臨時で窓口を開設してマイナンバーカードを交付しています。また、土日窓口の開設日程の詳細も、公式サイトにて確認できます。
市区町村によって、土日も窓口でマイナンバーカードの受け取りができるか変わってきます。詳しくはお住いの市区町村の公式サイトをご確認ください。
マイナンバーカードの受け取り期限が過ぎてしまったらどうする?
東京都足立区の公式サイトによると、平成31年度4月以降に発行されたカードは発行から1年経過したあとも受け取り可能です。現在受け取りの延長期間は未定です。
また、大阪府北区と福岡県福岡市の公式サイトによると、記載された期限を過ぎていても、受け取れる可能性があります。まだ保管されているかどうかを確認した上、受け取りましょう。
市区町村によって受け取れるかどうか変わってくる可能性があるので、詳しくはお住いの市区町村に問い合わせましょう。
※データは2022年4月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※詳しい内容などは、お住いの市区町村などに問い合わせることをおすすめします。
文/山田ナナ