限定されたフォロワーとの会話を楽しめる新機能「Twitter サークル」
Twitterは開かれており、さまざまなツイートを見ることができるが、ひとつのツイートがすべての人に向けて発せられているわけではない。しかし人は多面的なものであり、会話の内容もまた同様だ。
そこでツイッターは、ツイートを選択したフォロワーとだけ共有する新機能「Twitter サークル」の提供を開始したので、詳細をお伝えしよう。
あなたの「サークル」を選ぼう
Twitter サークルは、ユーザーが自分のコンテンツの共有相手や会話への参加者をツイートごとに自由に選べるようにする機能だ。これにより、より親密な会話を少人数で楽しみ、身近な関係が構築できる。
ツイートする際、共有相手をサークル内のみかフォロワー全体か選択できるようになる。ひとつのサークルにつき150人までメンバーを追加することができ、メンバーリストはいつでも編集可能。サークルに加えた変更は、メンバー側には一切通知されない。
サークル向けの投稿には、ツイートの下に緑色のバッジが表示される。バッジ付きツイートはリツイートもシェアもできない。
Twitter サークルで可能になること
・他の人の目を気にせずに自由にツイートし自分を表現できる
多くの利用者や社会的から偏見の目でみられがちなコミュニティ、そしてTwitterを普段から高頻度で利用する人たちは、自分たちが気を許せる相手だけと安心して「自由なツイート」を楽しめるプライベートな空間を求めている。
・特定のメンバーと特定の話題に関するコンテンツを共有したり、あるいはランダムな話題で盛り上がったりできる
Twitterに自分の居場所を見つけTwitterと共に成長する利用者から、友達グループやそこで交わされる会話の内容もまた、変化していくものだと教わった。
・裏アカウントや別アカウントを行き来する必要がなくなる
複数のアカウント間を行き来するのは、ときに混乱を招く。1つのアカウント内でツイートを共有するフォロワーを自由に変えることができれば、こうしたストレスも軽減されるだろう。
・公開/非公開アカウントの切替えの手間がなくなる
アカウント設定をいちいち変えずに、ツイートごとに公開する相手を選びたいという声が多数寄せられた。
「たとえばLGBTQ+の若者は、自分たちのセクシュアリティや性的アイデンティティを受け入れてくれる人たちとオンラインで繋がるほうがより安心できると考え、本アカウントとは別に非公開アカウントを作る人が多いようです。
Twitter サークルは、Twitterの利用者がネット上での自分の”見え方”を自らコントロールし、安心して自分を表現できるようにするための新たな道を示しています」とBeLonG To、Twitter Trust & Safety Council メンバーはTwitterサークルの意義について語っている
関連情報:https://blog.twitter.com/ja_jp
構成/Ara