多種多様な宿泊施設や旅ナカ体験、旅行中のシームレスな移動手段を提供する世界最大級の宿泊予約サイト『Booking.com』の日本法人ブッキング・ドットコム・ジャパンは、食通なら一度は訪れたい、本場の味が楽しめるフード・ホール(Food Hall)がある旅先7選を発表した。
フード・ホールは、フード・ホール内のお店で購入した料理を飲食スペースに持ち寄り、多彩な料理を家族や友人と楽しめることで世界的に人気を博している。
ブッキング・ドットコムの調査によると日本の旅行者の61パーセントが「次の旅行では食べ物や飲み物の美味しい場所を訪れてみたい」と回答。これを受けて今回、ローカルなものから世界各地のグルメが楽しめるフード・ホールがある世界の旅先7選と周辺のおすすめの宿泊施設を選定した。
1:バーミングハム(アメリカ、アラバマ州)
飲食店が数多くあるアラバマ州バーミングハムのダウンタウンにある「The Pizitz Food Hall(ピジッツ・フード・ホール)」は、2017年に工業施設を改築してオープン。 インドのストリートフードからメキシコ料理、南部のソウルフード、アジア料理や手作りキャンディなど、ひとつ屋根の下に集まった12のレストランで提供 される料理には、グルメな旅行者も満足すること間違いなし! 21歳以上の旅行者は、バーミングハム醸造所ツアーに参加して16種類の地ビールを試飲しながら地域でのビール業界の歴史についても学ぶことができる。
おすすめの滞在先:『Aloft Birmingham Soho Square(アロフト バーミングハム ソーホー スクエア)』
ピジッツ・フード・ホールをはじめ、 バーミングハム公民権研究所や植物園などの観光地からも車ですぐの距離にあるデザイナーズホテル。宿泊施設内にも3つのレストランがあり、そのうちのひとつではアメリカならではの料理やシーフード料理を味わうことができる。バーも併設されており、生演奏を聞きながらお酒や軽食を楽しむこともできる。(クチコミスコア10点満点中、8.4点を獲得)
2:バンコク(タイ)
フード・リパブリック(食の共和国)とも呼ばれる「Siam Center Food Court(サイアム・センター・フード・コート)」は、バンコクの中心街にあってアジア料理や西洋料理、 そして伝統的なタイ料理など世界中の料理を堪能できる。タイの文化やグルメを学びたい旅行者は、バンコクの半日プライベートツアーへの参加がオススメ。バブルティー、パッタイ、マンゴー&スティッキーライスなどのタイの本場の味を楽しんだ後に、ルーフトップバーでカクテルを飲みながらバンコクの街の夜景を楽しむこともできる。
おすすめの滞在先:『Hua Chang Heritage Hotel(フア チャン ヘリテージ ホテル)』
街の中心部のラグジュアリーな雰囲気とタイの伝統が融合したホテルで、有名なサイアム・パラゴンからも徒歩すぐの場所にある。宿泊施設内には、伝統的な料理にモダンなアレンジを効かせたメニューを提供するレストランがあり、フード・ホールで楽しんだ後もさらにタイ料理を堪能したい旅行者にオススメ。プール・バーもあり、バンコクで食べ歩きを満喫した後にリラックスした時間を過ごすことができる。(クチコミスコア10点満点中、8.6点を獲得)
3:ロンドン(イギリス)
世界中の文化、建築、ファッション、音楽の中心地であるロンドンでもフード・ホールが注目されている。ロンドン中心部のヴィクトリア付近にある「Market Hall Victoria(マーケット・ホール・ヴィクトリア)」には、9つのレストランとふたつのバーと屋上テラスがあり、スパイシーなメキシカンタコスや肉汁あふれるケバブ、ブリティッシュバーガーや飲茶など、幅広い料理を手頃な価格で楽しむことができる。食事の後にはロンドンの地下鉄に乗り、有名なバラ・マーケットへと足を運んでみたり、ブリック・レーンのプライベートフードツアーに参加したり、 カレーやケーキなどロンドンで人気のグルメを満喫することもオススメだ。
おすすめの滞在先:『Kula London-Victoria(クラ ロンドン ヴィクトリア)』
マーケット・ホール・ヴィクトリアの近くにあり、ロンドンの観光地を巡るには最適な場所。スタイリッシュな内装が施されたアパートメントで、居心地の良い時間を過ごせること間違いなし。(クチコミスコア10点満点中、8.8点を獲得)
4:台北(台湾)
「地下のフードコート」と呼ばれている台北の「士林夜市」は、食通のためのテーマパークのような場所で、台湾料理を楽しむことができる台北最大の夜市。新しい食物に挑戦したいグルメ通な旅行者は、匂いの強い豆腐や台湾のフライドチキン、オイスターオムレツや揚げアイスクリームなど、ローカルな珍味にも挑戦してみたい。台湾には、ほかにも「寧夏路夜市」や「延三夜市」などの夜市があり、滞在中に訪れてみるのもオススメだ。
おすすめの滞在先:『The Tango Hotel Taipei Jiantan(ザ タンゴ ホテル 台北 剣潭)』
士林夜市やMRT剣潭駅から徒歩すぐの距離にあり、美しい山々のパノラマの景色を客室から一望することができる芸術的かつ都会的なデザインが人気のホテル。夜市のあとは、施設内のプールでリラックスしたり、レストランやバーで食事や飲み物を楽しんだりと夜市を歩いた疲れを癒やすこともできる。(クチコミスコア10点満点中、9.1点を獲得)
5:ローマ(イタリア)
ミシュランの星を獲得しているレストランや家族経営のピッツェリアに加え、フード・ホール文化が栄えているローマは、グルメな旅行者にとって最高の旅先。「Mercato Centrale Roma(メルカート・チェントラーレ・ローマ)」は年中無休で営業しているフード・ホールで、豊富な種類の料理を屋内で楽しめる。フード・ホール以外にも試食付きのフード・ウォーキング・ツアー(ガイド付き)に参加すれば、25種類もの料理やワインの試食・試飲を楽しんだり、有名なトリオンファーレ市場にも立ち寄ったりとローマの食文化を満喫できる。
おすすめの滞在先:『/MODO Rooms & Suite Rome(MODO ルームズ&スイート ローマ)』
ローマのテルミニ駅の隣という好立地にあり、メルカート・チェントラーレ・ローマのフード・ホールからも目と鼻の先にあるので、観光を楽しむにはピッタリな
ホテル。バーやレストランが多くあるエスクイリーノエリアにあり、有名な観光地であるコロッセオも歩いて訪れることができる。(クチコミスコア10点満点中、 8.9点を獲得)
6:大阪(日本)
「天下の台所」と呼ばれる大阪のフード・ホールも食通の旅行者におすすめの旅先。阪急三番街の地下にある「うめだフード・ホール」には、30軒ものレストランがあり、和食はもちろん韓国料理やイタリア料理など世界各地の料理が楽しめる。2020年にオープンした「EST」も人気のフード・ホール。餃子とシャンパンなど、これまで試したことのない組み合わせに新たに挑戦することができるのもフード・ホールの醍醐味のひとつ。ローカルなフードを楽しむには、お好み焼きツアーに参加して本場のお好み焼きを味わってみては?
おすすめの滞在先:『ホテル阪急レスパイア大阪』
多くのお店やレストランがある梅田駅やグランドフロント大阪の近くにあるホテル。大阪観光をする時には絶好の立地にあると言える。本場のグルメや観光を1日中楽しんだあとで 施設内の日本庭園で一息つくことがオススメ。美しい庭園を見渡しながらオープンキッチンと豊富な品揃えのワインがあるイタリア料理のレストランで夕食を楽しむこともできる。(クチコミスコア10点満点中、8.9点を獲得)
7:ティフアナ(メキシコ)
メキシコのティフアナにある「Food Garden(フード・ガーデン)」は、約1万1000平方フィート(約1021平方メートル )の広さがあり、食の職人たちが集って現地の料理や自家製のフードを提供することを重視。屋外や屋根付きのスペースで、フィッシュ・タコスや現地のチラキレスなどローカルな料理を満喫してみよう!
おすすめの滞在先:『/Rio Suites Hotel&Apartments(リオ スイーツ ホテル&アパートメント)」
バハ・カリフォルニア地域にあり、フード・ガーデンからも徒歩の距離に位置している。フード・ガーデンを訪れたあとで、お腹に余裕があれば伝統的なメキシコ料理を提供するレストランで地元の味を楽しむことができる。メキシコ料理好きの旅行者へオススメの宿泊施設。(クチコミスコア10点満点中、8.6点を獲得)
*調査はブッキング・ドットコムによって、今後12~24か月間以内に出張またはレジャー・観光目的で旅行に出かける予定のある成人を対象に行われたものです。 31の国・地域の計2万4055名の回答者(内訳:アルゼンチン501名、オーストラリア1003名、ベルギー500名、ブラジル1001名、カナダ500名、中国1000名、コロンビア1007名、クロアチア1001名、デンマーク508名、フランス1002名、ドイツ1000名、香港1005名、インド1000名、イスラエル502名、イタリア1003名、日本1002名、メキシコ500名、オランダ501名、ニュージーランド501名、ペルー500名、ロシア1000名、シンガポール1005名、韓国1002名、スペイン1002名、スウェーデン501名、スイス501名、台湾504名、タイ500名、イギリス1000名、アメリカ1002名、ベトナム501名)が対象。調査はオンラインアンケートで2021年8月に集計されたものです。
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構成/KUMU