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「自己肯定感」の高い人と低い人の違いがわかる3つのポイント

2022.05.09

「自己肯定感」という言葉は今や様々なメディアで取り上げられています。しかし、ぼんやりとは理解していているものの、いざ説明しろと言われると難しいと思っている方がほとんどでは。今回は自己肯定感について、高い人と低い人の違い、そして高める方法をお伝えします。

自己肯定感とは?

「自己肯定感」とは、簡単に言うと「自分のことにありのままに認めて受け入れること」です。これだけを伝えると、なんでも自信のある「自己愛」という捉え方をする人もいますが、自己肯定感が高い人は、優れている部分だけでなく、“欠点も含めて”自分自身を肯定的に受け入れているという特徴があります。

誰にも自分の中に好きなポイント(強み)と嫌いなポイント(弱み)を持ち合わせています。自分好きな人はできる自分が好きなので失敗する自分を受け入れることはできません。一方、自己肯定感が高い人は、弱みを認めつつも、強みに目を向けています。

“強みに目を向けている”というところが自己肯定感の低い人と高い人の違いになります。その違いを次で詳しく見ていきましょう。

自己肯定感が高い人と低い人の違い

自己肯定感の高い人と低い人の違いが大きく出る、3つのポイントをご紹介します。

物事の見方

まず、自己肯定感の高い人の物事の見方を見ていきます。高い人は、物事をありのまま、素直に受け止めます。もし仕事で失敗したとしても、その失敗した事実を受け止め、自分の弱みを認めつつも、その弱みから自分のすべてを否定することはありません。失敗という事実と、自分の価値を分けて考えられています。いつまでも失敗に囚われてくよくよすることがない分、失敗への解決策に早く着手できます。

一方、自己肯定感が低い人は、常に自分に対して否定の気持ちを持ち、物事を素直に受け入れられません。自分の認知(物事の自分なりの解釈)に歪みが生じているのです。同じく仕事でのミスをした場合、「自分にはできるわけがなかった」「もうみんなからの信用を失ってしまった」と自分のすべてを否定してしまいます。

仕事には、「機能価値」と「存在価値」が必要という考え方があります。

「機能価値」は仕事の成果など成績に関する部分を指し、「存在価値」はその人が存在することの価値です。「存在価値」をあえて仕事現場に当てはめるなら、みんなをまとめる力や、仕事仲間からの相談なども該当します。相談とは、相手は「あなただから」と話してくれていることなのです。

自己肯定感の高い人は、「機能価値」と「存在価値」を分けて考えることができており、一方低い人は、「機能価値」にダメージを受けたことで「存在価値」まで一緒に下げてしまいます。

行動力

自己肯定感の高い人は、行動力がある人が多いです。前述した「存在価値」が自分の中でしっかりしており、失敗を恐れることはありません。また、自分の強みと弱みを理解できているので、強みをうまく生かしつつ、弱みをカバーするような取り組み方をします。

一方、低い人は「機能価値」と「存在価値」を分けて考えられていないので、失敗を恐れて新しいことにチャレンジすることを嫌います。また、自分に自信がないので、新しい仕事を任されたとしても1つの案に絞ることが苦手です。これは誰かに否定されたときのための保険として用意してしまっているからです。確固たるものが自分で決められていないので他人の意見に流されやすいという特徴もあります。

他人への接し方

自己肯定感の高い人は、自分の意見をちゃんと相手に伝えることができるはもちろん、相手の意見も肯定的に受け止めます。

ビジネススキルに「アサーション」という考え方があります。アサーションでは、コミュニケーションのタイプを「アグレッシブ」「ノン・アサーティブ」「アサーティブ」の3つに分類しています。各タイプは以下の通りです。

・アグレッシブ……攻撃タイプ。自分の意見をハッキリと伝えるが、その意見に沿うものしか認めない。他人よりも優位に立ちたいという意欲が強く、他人を支配しようとする。

・ノン・アサーティブ……非主張タイプ。自己主張が控えめだったり苦手で、自分よりも相手の意見を優先する。協調性があるタイプともいえるが、意見を求められる会議などではストレスを抱える場合も。

・アサーティブ……相手の意見を肯定しつつ、自分の意見をちゃんと伝えられるバランスタイプ。相手を否定しないので、円滑な関係を築くことができる。

自己肯定感の高い人はまさにアサーティブな考えの持ち主であり、低い人はノン・アサーティブなタイプが多いといえます。

低い人は他人の意見に左右されがちです。これは他人への依存してしまっているからです。自分のことを肯定できていないので、自分を認めてくれる存在を他人に求めます。他人の意見に合わせることで否定されることを避けているのです。

また、他人の意見に合わせるということは、もし失敗したとしても「彼がそう指示したせい」と自分がより否定される場を避けられるという保険でもあります。

簡単にできる、自己肯定感を高める方法

最後に、自己肯定感を高める方法をお伝えします。

自分の考えのクセに気づき、思い込みを捨てる

自己肯定感が低い人は「自己肯定感が低い人と高い人の違い」でも述べた通り、認知に歪みが生じています。認知の歪みとは簡単に言うと、考えのクセです。

よくある例ですが、水が半分入っているコップを見て、「まだ半分ある」と思う人もいれば、「もう半分しかない」と思う人もいます。1つの事実について様々な考え方がある根拠には、考えのクセが関係しています。

自分の考えのクセに気づくには、まず紙に不安なこと、嫌なことを書き出してみてください。例えば、「・嫌な仕事を押しつけられている」「・〇〇な仕事はやりたくない」など箇条書きで構いません。

そして、次になぜそう思うのか、気持ちを書き足してください。

「・嫌な仕事を押しつけられている」であれば「→上司に嫌われているから」、「・〇〇な仕事はやりたくない」なら「→苦手だから失敗しそう」などです。

最後に、その中にある今起こっている事実のみを書き出す、またはマーカーを引いてみてください。

そうすると、「→上司に嫌われているから」「→失敗しそう」が今起こっている事実ではないことに気づくでしょう。それはあなたの中の想像、考えのクセでしかないのです。

事実とイメージを切り離すだけで、考えのクセに気づくことができます。

「苦手」「嫌な仕事」という感情は変えられませんが、考えのクセは変えていけます。

自分の強み・弱みに気づく

自己肯定感が低いと思っている人の中には自分の弱みは思いつくものの、自分の強みには気づけていない人が多いです。

そこであなたの強みについて考えてみてください。あなたの強みは、自分がストレスなくやれている、「あなたができて当たり前」だと思っていることです。あまりにも当たり前にできることなので、できて当然と、それを強みだとは考えられていないことがほとんどです。

上司や同僚からよく頼まれる仕事などはないでしょうか。それは他者が、あなたがちゃんとできると認めて任せていることなのです。

自己肯定感が低い人は「資料をまとめておいて」と頼まれたときには「雑用を押しつけられた」「誰にでもできる仕事」などマイナスに受け取りがちですが、資料作りで多くのミスをする人、必要以上に時間がかかる人には任せていないはずです。

そんな、自分がストレスなく取り組めていることを強みとして書き出してみてください。自分では難しい場合は親しい人に聞いても構いません。

次に弱み、苦手なことを書き出しましょう。可視化することで自分が漠然と嫌だと思っていたことを整理することができ、弱みを客観的に見ることができます。

そしてその弱みを見ながら、それでも頑張ってきた自分を認めてあげてください。例えば「自分の意見をうまく伝えられない」という弱みがある人は「それでも会議では頑張って発言していた」「昔よりはできるようになった」と今の状態を褒めてあげてください。

誰にも強みと弱みは存在します。自己肯定感が高い人は、弱みのある自分を受け入れている状態であり、その中で弱みではなく、強みに着目しています。

自分の強みと弱みに気づけたなら、自分の強みを伸ばすことを一番に考えてみてください。弱みは認めるだけで改める必要はありません。自己肯定感を高めるとは、完璧な人を目指すのではなく、ありのままのあなたを認めることなのです。

文・構成/藤野綾子

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