小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

大ヒットした「トマたまカレーうどん」が復活!丸亀製麺の限定メニューはなぜ期待を裏切らないのか?

2022.04.30

丸亀製麺では期間限定商品として『トマたまカレーうどん』と『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』を現在発売している。こちらは2021年9月に期間限定として発売された『トマたまカレーうどん』が復活した形で、さらに4種のチーズをたっぷりトッピングする新たなメニューも追加された。

コロナ禍の2021年、期間限定発売メニュー上位の売り上げを記録

昨年、『トマたまカレーうどん』でまず大きな話題となったのは、TOKIO・松岡昌宏さんが共同開発したメニューであることだった。人気メニュー「カレーうどん」の特製カレーだしをベースに、トマトと溶き卵をプラス。さらに油を使って炒めたニンニクとしょうが、そして辛さのアクセントとなるカイエンペッパーも入っている。結果、トマたまカレーうどんは発売期間1か月で売り上げが約100万食を突破し、結果的には約150万食の大ヒット。丸亀製麺では毎月さまざまな期間限定メニューを販売しているが、その中でもかなり上位の人気となった。

『トマたまカレーうどん』並690円(大810円、得930円)

販売終了後もSNSを中心にトマたまカレーうどんの再販売を望む声が寄せられ、期間限定ではなく「定番メニューに入れてほしい!」との書き込みも多かった。さらにトマたまカレーうどんの大きな特徴として、小ぶりサイズの「一口ごはん」がついている(店内飲食限定)が、こちらも「シメに最高!」と大好評。今回の復活は、これらの声が後押しした部分がかなり大きかったのは間違いない。

トマたまカレーにマッチするチーズの配合をギリギリまで模索

だが今回、新たに登場したのはトマたまカレーうどんだけではない。丸亀製麺では過去に人気を博した期間限定メニューを復活させているが、その際に必ず何か、バージョンアップの要素があったのだ。そして今回のバージョンアップは、新たに4種類のチーズが入った新メニュー『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』をリリースしたことだろう。

『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』並790円(大910円、得1030円)と、トッピングの『追いチー』(150円)

「トッピングとして何が合うかな?ってずっと考えていたんですが、やっぱりチーズはお子さんから女性から男性、みんな好きなんじゃないかと思いました」

こうコメントを寄せたのは、今回も共同開発者として参加した、TOKIOの松岡さん。実はカイエンペッパーが味のポイントとなっているトマたまカレーうどんは、けっこう辛味が強い。もちろんそこに惹かれたファンも多かったはずだが、その一方で子どもが食べるにはやや刺激的だったのも事実だ。だがチーズをトッピングすることで辛味はかなりマイルドになる。子どもをはじめ、辛味が苦手な人でも食べやすくなるのだ。

そして、こちらの商品はトマたまカレーうどんにただチーズを加えて終わりではない。まずは20種類のチーズを用意し、松岡さん自らテイスティング。粘りやチーズのクセ、食べた後の口に残る味などを総合的に考え、トマたまに合うチーズとしてゴーダ、レッドチェダー、モッツァレラ、パルメザンの4種類に絞った。そしてこの4種類の配分を丸亀製麺のスタッフと共同でギリギリまで調整を重ね、一番マッチする配合を決定しているのだ。

次々と提案されるアレンジのアイディア

今回、筆者は先行試食会で復活した『トマたまカレーうどん』と『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』をそれぞれ食べてみた。

もし2人以上で店に足を運ぶ機会があれば、ぜひ『トマたまカレーうどん』と『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』をそれぞれ注文し、食べ比べてみてほしい。それぞれの違いといえばチーズが入っているか入っていないかのみだが、食べてみると驚くほど別物なのだ!

トマたまカレーうどんは“カレーうどん”が主体で、そこにトマトのさわやかな酸味と、味わいに深みを出す溶き卵がプラスされている印象だ。しかし、とろける4種のチーズトマたまカレーうどんは完全に味わいがイタリアン。もちろんカレーの味はしっかり活かされているが、チーズが入ったことでトマトの主張がさらに強くなる。もはや別の食べ物だ。テイクアウトだったら家にあるオリーブオイルを加えたら、イタリアンにブーストがかかるだろう。

アレンジにおすすめの「だしソース」「七味唐辛子」、青ねぎ、おろししょうが、天かす、そして「えび天」(160円)と「かしわ天」(160円)。

さらに試食会では丸亀製麺のスタッフより、『トマたまカレーうどん』と『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』のさまざまなアレンジ方法が提示される。まずはトッピング無料の青ねぎ、天かす、おろししょうが、そして卓上にある「だしソース」と「七味唐辛子」。さらには単品メニューとして販売されている天ぷらの中からは「かしわ天」や「えび天」。かしわ天は松岡昌宏さんのイチ押しで、えび天は一緒に食べるとエビチリ風の味わいになるそうだ。

そして『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』で丸亀製麺がオススメしているのが、「追いチー」。こちらに入っている4種のチーズはトッピングとしても発売されており、チーズが入っている中にさらに加えることができるのだ。つまりチーズが倍増した形になるのだが、試してみるとこれが本当に美味しい!倍増してもチーズのしつこさはまったくなく、さらにイタリアン寄りになるのだ。

丸亀製麺のすごいところは商品開発にかけるこだわりはもちろんのこと、その商品を最大限に楽しむためのプレゼン力も大きいと筆者は常々感じる。今回はひと口ごはんをつけることでシメのスープにあわせてリゾット風にすることもでき、アレンジの幅はさらに広がった。丸亀製麺からもさまざまなアレンジによる楽しさや新しい美味しさをつねに提案してくるので食べていて楽しいし、飽きないのだ。

『トマたまカレーうどん』と『とろける4種のチーズトマたまカレーうどん』は全国店舗で6月14日までの50日間限定販売を予定。ただしなくなり次第終了となるそうなので、試してみたい人はお早目に。

取材・文/高山 惠

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。