仕事部屋にはパソコンなど様々なものの置き場所が必要だ。その際、机と収納は欠かせない。工具を使って机や収納をつくるのはもちろん、突っ張り棒を活用したり、ペイントしたりすれば、快適に仕事ができる自分だけの環境を完成させられる。
独立した本棚でおしゃれにカスタム
最初は押し入れにテレビを置くつもりでしたが、ほとんど使っていなかったので壁一面を本棚にしてみました。壊れやすい土壁なのでレールを固定できないため、1個ずつ独立した本棚にしています。
各本棚はB6判のコミックが収まる大きさにしていて、アクセントとして集成材の扉を付けています。あえて隙間を空けて置くのがポイント。余白ができることで本を詰めた時とは雰囲気が変わり、この使い方もおもしろいと思います。ヴィンテージ調に仕上がる『OLD WOOD WAX』を塗装する際は、塗り過ぎると濃くなるので注意。ポンポンと軽く色がついたら、薄くのばすように塗るとよいですね。
【使用した材料】
SPF材の1×6材(厚さ19mm・長さ140mm)、集成材(12mm厚)、蝶番、ビス、木材用ワックス『OLD WOOD WAX』。
[STEP01]
30cm幅にカットした1×6材の上下にビスを仮止めし、角が出ないよう確認して固定。組み立て終えたら塗装する。
[STEP02]
12mm厚の集成材で扉をつくる。持ち手部分に30mm程度の穴を開け、蝶番を使って組み立てた棚に固定。
難易度:★★★☆☆
製作期間:2日
サイズ:W800×H500×D300mm
材料費:1万円(全20個分)
天井に突っ張る棚なら思いつきで移動できる
天井や壁を傷つけずに2×4の木材を柱にできるラブリコを使ってリビング収納にしていました。しかし、玄関横に収納が欲しくなり、棚を移動することに。ラブリコは賃貸のDIYで人気のアイテムですが、新築や中古住宅でも使えて便利です。部屋が狭くて収納が少ない場合におすすめ。棚に置く収納ボックスのサイズを考慮して、幅や奥行きを決めるといいですよ。
【使用した材料】
収納の柱をつくるラブリコ2セット、SPF材、杉板、木材にヴィンテージの風合いを出すターナーオールドウッドワックス。
ターナーオールドウッドワックスは開缶してすぐ塗装OK。
木目に沿ってスポンジで塗り、最後にウエスで拭き取る。すぐに乾燥するので安心だ。
難易度:★★★★☆
製作時間:1.5時間
サイズ:W1200×H2600×D500mm
材料費:5000円
雰囲気に合わせて収納をペイント!
味気ない3段ボックスをマットな色合いにして、部屋の雰囲気に合う収納にしました。アクセントに取っ手を取り付けるだけで、雰囲気が変わります。
扉の開け閉めなどでかすれやすいため、塗装前に下地塗料のプライマーを使用しましょう。かすれは味として受け止めるか、定期的なメンテナンスを。
【使用した材料】
ニトリ『カラーボックス Nカラボ 3段扉付き』、『ミッチャクロン』、カラースプレー、真ちゅう製の取っ手。
[STEP01]
色むらが出ないようにスプレーを近づけすぎずに使うのがポイント。
[STEP02]
取っ手を選ぶ際は、塗装したカラーの雰囲気と合ったものを選ぶ。
難易度:★★☆☆☆
製作時間:12時間
サイズ:W420×H298×D878mm
材料費:3000〜4000円
取材・文/今西絢美
DIME8月号には、切って貼って使える便利な豪華付録「LEDテープライト250」が付いてくる!
6月16日に発売されるDIME8月号には、DIYを楽しくするLEDテープライトが付録で付いてくる。しかも発光パターンは3色、明るさ調整は8段階でできるというスグレモノ。長さも250cmあり、好きな長さに切って、貼って使える。すでにオンライン書店では予約を受付中。早めの入手をおすすめしたい。
オンライン書店で予約する
【Amazonで購入する】
www.amazon.co.jp/dp/B0B1Q3GW6L
【セブンネットショッピングで購入する】
https://7net.omni7.jp/detail/
【楽天ブックスで購入する】