玄関はその家の顔ともいうべき重要な場所。あまりアレンジが利くイメージはないかもしれないが、例えばドアの内面を貼り替えるのは意外と簡単。自分好みの傘立てや靴棚を置いて楽しむだけでも、グッとイメージが変えられる!
築30年の玄関が垢抜けた空間に!
日頃は、自分のライフスタイルを発信する「のりごとーch.」で玄関のリフォームに挑戦してみました。築30年を超える自宅の玄関扉に3Mの『ダイノックシート』を貼り、モノトーンを基調とする玄関に仕上げたのがポイント。見た目の印象にこだわって、ドアに貼ったシートはダークグレー。ハンドルや覗き穴などはゴールドで統一し、ゴージャスな感じにしています。
私が考えている玄関についてのリフォームのコツは〝空間イメージの統一〟です。玄関だけではなく、廊下を含めて考えるのが重要だと思います。
また、土足の汚れなどが必ず出る場所なので、掃除などのお手入れがしやすいような材料やカラーを選ぶほうがいいですね。
YouTuber
のりごとーさん
マルチクリエイターとしてDIY以外にも旅行やテックなど、おもしろいと思うコンテンツを配信中。
【使用した材料】
玄関ドア用の『ダイノックシート』ほか、ドアアーム、ドアスコープ、ドアクローザー、さらに床材も使用。
[Before]
築30年の玄関ドアはブラウンベース。郵便ボックスには傷が付いていた。
難易度:★★★☆☆
製作時間:24時間
材料費:約2万円
ロープを使ったアンティーク風の傘立て
傘立ては、玄関をコーディネートするうえで重要なアイテム。私が製作したのは、傘がかさばらないように収納できるアンティーク風の傘立てです。スタイリッシュなデザインになるよう、フロント部分を筋交いのデザインにしました。麻のロープに傘の柄を引っ掛ける構造にすることで、傘が重なったり倒れたりしないようになっています。
【使用した材料】
杉野地板12mmの1000×90mm(6枚)や、360×90mm(3枚)といった板材とともに麻のロープを使用する。
製作前に完成デザインを起こすのがスワロさんの流儀。
奥行きはわずか12cm。玄関の置き場所を取らないよう、スリムな設計にしている。
難易度:★★★★☆
製作時間:4時間
サイズ:W360×H1010×D120mm
材料費:約1000円
湿気にも安心のパタパタ扉付き下駄箱
玄関にこもりやすい湿気は、靴にとって大敵なカビの原因になります。そのことを考慮し、靴を収納する棚には背板を付けず、隙間が空きやすい〝パタパタ扉〟にしました。下駄箱のリメイクは出番の多さで靴を一軍と二軍に分けて設計すると、使い勝手がアップするのでおすすめです。なお、頻繁に使う靴はオープン棚に収納しています。
【使用した材料】
杉板とパイン集成材をベースに、蝶番とネームプレートも活用。塗料には湿気に強い屋外用のものを使う。
一番上はボックスを3つ入れて小物入れに。折りたたみ傘などが入る。
開閉がラクな扉を設け、本体との間に隙間がある状態にすることにより、湿気対策ができる。
難易度:★★★☆☆
製作時間:5時間
サイズ:W1650×H1100×D350mm
材料費:約1万5000円
取材・文/高山 惠
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