出典:台湾祭実行委員会
2022年のGWは、コロナ禍に突入してから、初の通常休暇。山際新型コロナ対策担当大臣も、「通常のゴールデンウィークとして過ごしていただければいいのでは」と、行動制限をかけない意向を示しています。
せっかくならどこか行きたい!でも、予約していないから遠出できない…というみなさんのために、東京近郊で行われる海外フェスをご紹介します。
ハワイフェス「Hawaiian Days」@町田
出典:ハワイ州観光局
アウトレットと公園が一体となった「南町田グランベリーパーク」内では、ハワイフェスが開催されます。聴いて、食べて、買って、見て、触れて、五感でハワイを楽しめるイベントです。
ハワイ出身のKONISHIKI&TAUPOUさんをはじめ、ハワイに縁のあるアーティストたちによるDJライブ、演奏を楽しめます。フラダンスやタヒチアンダンスなど、伝統的なショーも行われるので、まるで南国に来てしまったかのような異世界感を味わえるでしょう。
音楽やダンスで癒されたあとは、ハワイアンフードでお腹をいっぱいに満たしてください。ふんわりやわらかな生地に、カスタードやチョコレートなどのクリームが入った「マラサダ」や、「ガーリックシュリンプ」「ロコモコ」もハワイアンフードですよ。
出典:ハワイ州観光局
そのほかにも、ハンドメイドジュエリーやハワイアン雑貨など、ハワイからの直送グッズを販売するハワイアンマーケットも楽しめるようです。
筆者は7年ほど前に一度、ハワイ島のホノルルへ行ったことがありますが、ビーチは都会的なのにも関わらず、時間がとてもゆっくりと流れていたことを覚えています。忙しない日常を一旦忘れたい人にとって、ハワイアンのゆったりとしたリゾート感はおすすめです。
▼詳細情報
開催日時:4月29日(金・祝)~5月8日(日)
場所:グランベリーパーク内各プラザ
アクセス:東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」直結
「渋谷駅」から東急田園都市線急行で約33分、「町田駅」から「中央林間駅」経由で約15分、「大井町駅」から東急大井町線直通急行で約42分
参考
Grandberry FES.2022
ハワイ州観光局
台湾フェス「東京タワー台湾祭」@東京タワー
出典:台湾祭実行委員会
東京タワーの屋外特設会場で開催される台湾フェスは、台湾グルメを楽しみつくし放題。屋台で売られているようなこってりローカルフードは、まさに飯テロ。台湾ビールと一緒にいただきたいですね…!(ちなみに筆者の現地台湾人の友達がおすすめする台湾フードは、ヌードル系だそうです)
出典:台湾祭実行委員会
入場券には、台湾のカップ麺「統一カップ麺」とペットボトルの台湾茶がついてくるので、帰宅後も台湾フードを味わえてしまいます。
台湾台湾フェスは4月上旬から開催されているので、GW真っ只中の混雑を避けたい人にもおすすめです。
▼詳細情報
開催日時:4月2日(土) ~ 5月8日(日)11:00-21:00(ラストオーダー20:00まで)
入場料:大人 800円、小中学生 500円
(台湾の定番人気カップ麺「統一調合米粉」1個、台湾烏龍茶2本付き)
場所:東京タワー 屋外特設会場(南側駐車場)
アクセス:都営大江戸線「赤羽橋駅」(赤羽橋口)、東京メトロ「神谷町駅」(1番出口)、都営三田線「御成門駅」(A1出口)、芝公園駅(A4出口)、JR山手線「浜松町駅」(北口)
カンボジアフェス「カンボジアフェスティバル2022」@代々木公園
アンコールワットなどの遺跡で有名なカンボジア。GWに、なかなか普段関わる機会の少ない国の文化に触れるのも、異世界トリップできそうですね。現地の食品や雑貨なども販売され、約70ものブースが出店します。
こちらは、カンボジアの伝統料理(別名:クメール料理)であるアモックとチキンカレー。アモックとは、チキンや淡水魚などをメインの具とした、ココナッツミルク風味のカレーなんだそう。数種類のハーブを使っているそうで、まさに本場感を味わえそうですね。
実はカンボジアはビール大国でもあるそうなので、ビールの飲み比べなども良さそうです。定番の「アンコール」というビールは、度数5%程度と強すぎないので、真昼間のほろ酔い飲みにぴったり。
▼詳細情報
開催日時:5月3日(火)、5月4日(水)
場所:代々木公園+野外ステージ
アクセス:東京メトロ 千代田線「代々木公園駅」
参考
カンボジアフェスティバル
ドイツフェス「ヨコハマフリューリングスフェスト」@横浜
ヨーロッパの雰囲気を味わいたいなら、横浜赤レンガ倉庫で開催される「ヨコハマフリューリングスフェスト」で決まり。ドイツ楽団の演奏を聴けたり、ワークショップなども体験できちゃいます。子ども向けのアトラクションも設置されているので、ファミリーで行くのにも良さそうですね。
お酒の種類も豊富なようです。日本初上陸のドイツビールや会場限定ビール、神奈川特産の「湘南ゴールド」を使ったクラフトビール、「メロンモヒート」など、どれも心地よい港街の風に吹かれながら、味わいたいものばかり。
そして、ドイツと言えばソーセージなどの肉料理。ジューシーなお肉と爽やかなドリンクは相性抜群でしょう。
出典:横浜赤レンガ倉庫
横浜なら中華街も近いので、ヨーロッパとアジアを1日で堪能するワガママプランも叶えられそうですね。
▼詳細情報
開催日時:4月28日(木)~5月8日(日)11:00~22:00(ラストオーダーは20時30分まで、4月28日のみ17:00~21:00)
場所:横浜赤レンガ倉庫
アクセス:JR根岸線・市営地下鉄「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分、「関内駅」より徒歩約15分、みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分、「みなとみらい駅」より徒歩約12分
ラテンアメリカフェス「ラテンアメリカへの道 フェスティバル 」@お台場
出典:東京お台場.net
海辺のお台場で開催されるのは、「ラテンアメリカへの道 フェスティバル 」。ウルグアイとの外交樹立関係101年、チリと125周年を迎えたことをお祝いし、中南米に対する理解を深め、友好の輪を広げることを目的としているんだそう。2022年で3回目なので、ここ数年で開催され始めたお祭りのようですね。
どのようなお店が出店されるのか、詳しい事前情報は公式HPでも掲載されていません(※2022年4月23日時点)が、下北沢に実店舗を構えるメキシコ雑貨のお店「PAD」が、メキシコの民芸品やアクセサリー、Tシャツ、おもちゃなどを販売するようです。
出典:Instagram(※こちらの写真は下北沢の実店舗に並ぶ商品です)
そのほかにも、ラテンアメリカの民芸品や、世界遺産、食文化に関する紹介・販売のテントが30件ほど並ぶそうです。「アミーゴ!」と、ラテンの熱い世界に浸りたい方は、お台場へGO!GO!
▼詳細情報
開催日時:5月3日(火)、5月4日(水)、5月5日(木)11:00?19:00
場所:お台場デッキ
アクセス:ゆりかもめ「台場駅」徒歩1分 、りんかい線「東京テレポート駅」徒歩8分、海上バス「お台場海浜公園」徒歩3分
参考
東京お台場.net
手軽に海外旅行気分が味わえる、海外フェスの数々。遠方の国内もいいですが、近場の海外で異世界トリップを楽しんでみては?
取材・文/ゆりどん