インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社のマイボイスコムは、16回目となる『損害保険会社のイメージ』に関するインターネット調査を2022年2月1日から5日に実施し、1万147件の回答を集めて調査結果を発表した。信頼性や安心感がある損害保険会社の1位は「東京海上日動火災保険」で回答の3割強を獲得。「県民共済」「三井住友海上火災保険」「損害保険ジャパン」「ソニー損保」「こくみん共済coop」が2割前後。最も契約したい損害保険会社で「ソニー損保」の順位は、加入している会社の順位より上位に位置していたことが分かった。
知っている損害保険会社や加入している損害保険会社について
認知率(複数回答)は、「ソニー損保」が71.4パーセント、「東京海上日動火災保険」が67.1パーセント、「JA共済」「アクサダイレクト」が各6割強、「県民共済」「損害保険ジャパン」「チューリッヒ保険」が各6割弱となった。過去調査と比較すると「イーデザイン損保」は増加傾向だった。損害保険加入者(75パーセント)が加入している損害保険会社(複数回答)は、「東京海上日動火災保険」と「損害保険ジャパン」が2割弱、「三井住友海上火災保険」「県民共済」「あいおいニッセイ同和損保」が各1割強。
信頼性・安心感がある損害保険会社について
信頼性や安心感があると思う損害保険会社(複数回答)は、「東京海上日動火災保険」が31.3パーセント、「県民共済」「三井住友海上火災保険」「損害保険ジャパン」「ソニー損保」「こくみん共済coop(全労済)」が2割前後。商品開発力や企画力があると思う損害保険会社(複数回答)は、「ソニー損保」「東京海上日動火災保険」が各10パーセント台、「損害保険ジャパン」「イーデザイン損保」「アクサダイレクト」が各9パーセントとなった。「いずれもない」は52.1パーセントだった。独自性があると思う損害保険会社(複数回答)は、「ソニー損保」が14.4パーセント、「イーデザイン損保」「県民共済」「アクサダイレクト」が7~8パーセントで、「いずれもない」は53.9パーセント。提供しているサービスの品質が高いと思う損害保険会社(複数回答)は、「東京海上日動火災保険」「ソニー損保」「損害保険ジャパン」が各10パーセント台、「三井住友海上火災保険」「県民共済」が8~9パーセント、「いずれもない」は49.3パーセントとなった。
最も契約したい損害保険会社について
上位は、「東京海上日動火災保険」と「ソニー損保」が各8.3パーセント、「県民共済」が7.6パーセント、「損害保険ジャパン」が6.2パーセントだった。「ソニー損保」の順位は、加入している会社の順位より上位に位置していた。
回答者のコメント:損害保険会社に期待すること
・実際に何かあったときの手厚いサポート、わかりやすい説明など(男性22歳)
・手続きの簡便化実際にウェブで手続きができた時に、その便利さに驚きました。さらなる簡便化を望みます(男性36歳)
・テレビなどの広告で注意を喚起し最悪の事態は免れるような維持活動を期待します(男性41歳)
・権利行使できる状況をAIが保険証の履歴から判定する仕組み(男性50歳)
・若くから入っていて健康を保てているならば保険料が安くなるなどのシステムだと嬉しい(女性25歳)
・内容の分かりやすい説明、強い勧誘をしないこと(女性36歳)
・違いが分かりにくい。どこも似ているが、金額の差があるのはなぜか。会社ごとに契約内容に差があるのは何故か。以上を解決できる、わかりやすい内容の提示(女性47歳)
・色んな保険をひとつにまとめられればいいと思う(女性60歳)
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=28310
構成/KUMU