コロナ禍の今、緑に癒しやリラックス効果を求める人が多く、観葉植物の需要が増加していると言われている。そんな中、住宅の企画・設計・管理などを手掛けるG proportion アーキテクツでは、家相に興味があるまたは家相を気にしている25歳以上の男女全国1,298人を対象に「自宅にある観葉植物」について調査した。
風水的におすすめの観葉植物とは?
調査の結果、約95%が自宅に観葉植物ありと回答し、自宅にある観葉植物の1位は「サンスベリア」、2位は「パキラ」という順位となった。
調査では、まず、自宅にある観葉植物の数を尋ねたところ、「11鉢以上」(21.0%)が最多で、以下「3鉢」(12.3%)、「2鉢」(10.6%)、「4鉢」(9.3%)、「5鉢」(8.9%)となり、「ない」はわずか5.2%という結果に。部屋の数や広さ、観葉植物の大きさなどにもよるが、94.8%もの人が何らかの観葉植物を自宅に置いていることがわかった。
次いで、自宅に観葉植物があると回答した人に置いてある場所を尋ねたところ、半数以上の人が「リビング」(85.0%)、「玄関」(65.5%)と回答した。
自宅に置いている観葉植物の種類については、1位は半数以上の人が置いていると回答した「サンスベリア」(56.1%)。2位は「パキラ」(48.2%)、3位「モンステラ」(44.2%)、4位「ガジュマル」(40.4%)、5位「アイビー」(27.8%)と続いた。
なお、設計に風水・家相を取り入れている一級建築士の八納啓創氏(G proportion アーキテクツ代表)によると、風水的にも心理学的にも、植物の種類で引き寄せるものが変わるということがわかってきており、リビングに置く観葉植物としておすすめなのは、金運を引き寄せてくれる「パキラ」、良縁を結んでくれる「モンステラ」、幸運全般を引き寄せてくれる「ドラセナ」、落ち着きを取り戻してくれる「エバーフレッシュ」、魔除けで使われる「サンスベリア」とのこと。
また、玄関には、迎え入れることを象徴した「カポック」、幸せを呼び込む「ガジュマル」、玄関から入ってくる気をさらに向上させて家の中に持ち込んでくれる「ベンジャミン」、永遠の富が花言葉の「ポトス」、魔除けで使われる「サンスベリア」をおすすめとしている。
【調査概要】
調査期間:2022年4月1日~2日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:家相に興味があるまたは家相を気にしている25歳以上の男女
サンプル数:1,298人
関連情報
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構成/立原尚子