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感謝の気持ちが伝わる「母の日」のメッセージの書き方のポイント

2024.04.30

母の日は贈り物をするだけでなく、メッセージをプラスして喜んでもらいましょう。日頃は言えない、感謝の気持ちを表すチャンスです。よりお母さんに気持ちを伝えるための、手紙やメッセージの書き方のポイントをチェックしましょう。

母の日の贈り物にはメッセージも添えよう

母の日に何らかの贈り物をする人は多いものです。メッセージの贈り物も、喜ばれるものの一つになります。どのように送ればいいのか、見ていきましょう。

手紙やメッセージカードなどで感謝を伝えよう

母の日に毎年、贈り物をしているという人は珍しくありません。物を贈るだけでもいいですが、手紙やメッセージカードを添えると喜ばれます。

口頭で感謝の言葉を述べるときとは違い『手元に置いて何度も読み返せる』ので、より強く感謝の気持ちが伝わるのです。形式に決まりはなく、長い手紙を書く人もいれば、メッセージカードに2~3行の短い文章を添えて送る人もいます。

ギフトショップや花屋などで母の日の贈り物を注文する際、定番のメッセージが書かれたカードを添えるサービスをしていることもありますが、自分で考えたメッセージを送るのがおすすめです。

メールやLINEを利用しても構いませんが、いつでも気軽に送れる方法を選ぶよりも、自筆で丁寧に書いた方がより気持ちが伝わるでしょう。

母の日のメッセージ 書き方のポイントと内容

(出典) photo-ac.com

お母さんにどんな内容のメッセージを送れば喜んでもらえるのか、いざ考え始めると分からないという人は多いものです。母の日に送る、メッセージの書き方のポイントを紹介します。

顔を思い浮かべながら感謝を込めて

母の日のメッセージを考えるときに、入れたい要素の一つが『感謝の気持ち』です。

一緒に暮らしていなかったり、普段あまり顔を合わせなかったりといった事情があると、感謝を言葉で表す機会をなかなか作れないこともあるでしょう。

普段、お母さんが家族のために何かをしてくれている姿を思い浮かべてみると、具体的な言葉が思い浮かぶはずです。

「いつも、手作りのおかずを送ってくれてありがとう」「元気づけてくれてありがとう」など、お母さんの顔を思い浮かべながら書いてみましょう。

どんな気持ちで贈り物を選んだか

母の日の贈り物と一緒に手紙やメッセージを送る場合、何を思って贈り物を選んだのかを記載するのもおすすめです。

プレゼントをもらうとき「その辺にあった物を適当に選んだ」と言われるより、「喜んでもらえる物を吟味して選んだ」と感じられた方が、大切にされていると実感できる人は多いはずです。

「お母さんの好きな花を選びました」「お母さんに似合いそうな色だなと思って」というように、なぜ選んだのかというエピソードを加えてみましょう。

お母さんとのエピソードを添える

母の日のメッセージを書くとき、誰にでも使い回しできるような内容にしてしまうと気持ちが伝わりにくくなります。お母さんと一緒に過ごした時間について触れ、オリジナリティーのある内容にしましょう。

「先日、お母さんに教えてもらったレシピが好評だよ」「お母さんに教えてもらった掃除法を試してみたら、部屋がきれいになった」というように、何気ないことで構わないので、一緒に過ごした時間を思い返せるような内容を入れます。

『楽しかった思い出』や『ポジティブな出来事』を取り入れると、読み返すたびに喜びを感じてもらえるはずです。

いたわりの気持ちも忘れずに

お母さんも人間ですから、いつまでも元気でいてくれるとは限りません。メッセージの締めには、相手をいたわる内容を取り入れましょう。

「体調に気を付けて、いつまでも元気でいてくださいね」「お母さんが頑張り屋なのは知ってるけど、あんまり無理しないようにね」というように、体を気遣う内容を加えます。

仕事や育児などが忙しいと、頻繁に様子を見に帰れないことは多いものです。一緒に住んでいる場合はいいですが、離れて暮らしている場合には何かと心配になってしまうでしょう。

いたわりの気持ちを加えることで、いつでもお母さんの身を案じている気持ちが伝わります。

【例文あり】実母に送る母の日のメッセージ

(出典) photo-ac.com

相手が実母であれば、気兼ねなくメッセージを送れる人は多いでしょう。しかし、思いつくままに書くと、世間話のような内容になってしまいかねません。

実母に送る、母の日のメッセージを書くときのポイントを見ていきましょう。

仲良しのお母さんに感謝を伝えるメッセージ

実母に対し、あらためて感謝やいたわりの気持ちを言葉にするのは照れ臭いと感じるかもしれません。

しかし、手紙やメッセージは形として残るものだからこそ『ありのままの感謝』を伝えることが重要です。普段、仲良くしているお母さんに、メッセージを送るときの例文を紹介します。

【例文】

「お母さん、いつも私たち家族のことを気にかけてくれてありがとう。この間、一緒に買い物に行ったとき、気になっている様子だった観葉植物を、別の店で見かけたから購入したよ。今年こそ母娘で2人旅をしようね!」

「母の日おめでとう。お母さんが好きそうなお菓子を見つけたので、日頃の感謝の気持ちを込めて贈ります。大人になって家庭を持った今だからこそ、お母さんのありがたみをひしひしと感じています。体に気を付けて、楽しい日々を過ごしてね。」

入院中のお母さんを元気づける

自宅療養中や入院中などのお母さんに、母の日のメッセージを送るケースもあるでしょう。できるだけ悲観的な言葉は使わず、『明るい気持ち』になれるような内容にしましょう。

【例文】

「私が結婚してから初めての母の日にお母さんが入院中なんて驚いたけど、今までの無理がたたったのかもしれないね。これを機に、もっと良い娘になれるように頑張ります。

病室に飾れるようにと思って、カーネーションを使ったプリザーブドフラワーを選びました。ゆっくりと休んで体をしっかりと治したら、お母さんが好きな温泉へ行こうね!」

【例文あり】義母に送る母の日のメッセージ

(出典) photo-ac.com

義母にメッセージを送る際『お義母さん』と書くと他人行儀になってしまうので、実母と同じように『お母さん』と書くことがポイントです。

夫について触れるときは、普段の呼び名ではなく『○○さん』と丁寧に書きましょう。呼び捨てやあだ名を使うと、息子が大事にされていないと感じてしまう人もいます。

義母に送る、母の日のメッセージの書き方や例文を見ていきましょう。

義母に「母の日」のメッセージを送る時のポイント

送り主は夫と連名にする

義母に母の日の贈り物やメッセージを用意する際は、夫の名前と連名にすることが好ましいといえます。連名にすると『円満な家庭』をイメージさせやすく、安心してもらえるでしょう。

夫婦で物を贈る際の、送り主に対する考え方は家庭によって異なり、夫を立てる意味で夫の名前だけにすることもあります。夫が独身時代に母の日の贈り物をしないタイプだった場合は、連名にした方が自然です。

送り主が2人の名前になっていれば、「お嫁さんが気を利かせてくれたんだな」と思ってもらえます。妻の名前だけだと差し出がましく感じる人もいるので、自分が準備した物であっても夫の了承を得て連名にするとよいでしょう。

結婚して日が浅い場合はシンプルに

結婚して間もないと、義母の好みについて詳しく分かりません。義母との間の具体的なエピソードが思い浮かばないこともあるでしょう。

どんなメッセージを送ったらいいか分からないときは、夫から義母に関するエピソードや好みなどを聞き出しておけばメッセージを考えやすくなります。あまり難しく考えず、できるだけシンプルにまとめるとよいでしょう。

【例文】

「ささやかですが、母の日のプレゼントです。○○さん(夫の名前)からバラの花がお好きだと聞いたので、一緒に選びました。いつも実の娘のように温かく接してくださり、ありがとうございます。未熟者ですが、今後ともよろしくお願いいたします。」

疎遠になっている義母には感謝を込めて

義実家が遠方だと、疎遠になりやすいといえます。なかなか顔を合わせない状態になっている場合、本来は母の日の贈り物を手渡ししたいという内容を添えると丁寧です。

義母にとって身近な存在である夫や子どもに関するエピソードを加えると、喜んでもらえます。日頃は伝えられていない感謝の気持ちや、存在を頼もしく感じている気持ちが伝わる内容にするとよいでしょう。

【例文】

「お母さんへ。母の日のプレゼントを送ります。本当は会ってお渡ししたいのですが、なかなか時間を作れず申し訳ありません。いつも私たちを温かく見守ってくださり、ありがとうございます。

先日、○○さんが好きな筑前煮を作ってみたのですが、お母さんのようにうまく作れず不評でした。今度、我が家に遊びに来たときに、ぜひ作り方を教えてくださいね」

構成/編集部

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