新年度を迎え、新たに恋人と同棲をしたり、結婚生活を始める、引っ越しをするといった人は多くいるでしょう。せっかくのタイミングなので、新たに家電製品の購入を検討している人もいるはずです。
1人暮らしの頃に使用していた家電製品だと、2人になった途端に小さく感じることがあるかもしれません。特に洗濯機が小さいと、洗い物が溜まってしまいますね。
そこで本記事では、2人暮らしに必要とされる洗濯機の容量や、おすすめの製品を紹介していきます。
2人暮らしだと洗濯機の容量は何キロくらい必要になる?
2人暮らしだと、何キロ程度の洗濯機が必要になるのでしょうか。
パナソニックによると、毎日洗濯する場合、1人あたり約1.5キロの洗濯物が出ると考えられるとのこと。2人暮らしの場合は、単純計算すると1日で約3キロになります。
毎日洗濯機を回せるのであれば、5キロ程度の洗濯機でも十分かもしれませんが、2人とも仕事をしていて毎日は洗濯ができない場合や、雨の日なども想定できます。週末は布団シーツなども洗うことを考えると、2日分プラスアルファで、6キロ〜7キロ程度の容量が欲しいとのことです。
また、出張や旅行が多く、衣服をまとめて洗いたい人、洗濯は休日にまとめて行いたいという人は、10キロ以上の大容量モデルを購入するのも、手段の1つでしょう。
【参照】パナソニック/洗濯機・衣類乾燥機 わが家の適正容量は?
2人暮らしの洗濯機、乾燥まですると電気代はどれくらい?
これまで1人暮らしで使用していた小型のものから、2人暮らし用の洗濯機を購入した場合、電気代がどれくらいかかるのか気になる人もいるでしょう。
パナソニックの公式HPに、6キロモデルの縦型洗濯機、ドラム式洗濯機それぞれで、1回にかかる電気代の目安が紹介されています。
ドラム式洗濯機の場合、1回あたりの電気代は約25円(「標準」乾燥の場合)。縦型の場合は、約69円となっています。
2人暮らしに最適な6キロ〜7キロのおすすめ洗濯機
2人暮らしに必要な洗濯機の容量や、電気代がわかったところで、ここからはおすすめの洗濯機をいくつか紹介していきます。
洗濯機は、大きく分けると、「縦型」と「ドラム式」の2種類に分類され、それぞれ価格や性能に特徴があるので、自分が必要としている性能や、予算を鑑みながら、製品選びの参考にしてください。
本体幅・奥行き約60cmのスリムボディ! 2人暮らしにおすすめの7kgドラム式洗濯機【パナソニック/NA-VG760】
初めに紹介するのは、本体幅60cm×奥行き60cmのスリムボディが特徴的な、パナソニックのドラム式洗濯機「NA-VG760」。洗濯・脱水容量は7kgで、一般的な2人暮らしの家庭に最適なモデルです。
デザイン性に優れているだけでなく、「泡」「水」「機械」の3つの力を使って、パワフルな洗浄力を実現した「スゴ落ち泡洗浄」機能や、衣服に与えるダメージを抑えながら、シワを伸ばす効果も得られる「低温風パワフル乾燥」といった機能も利用可能です。
オープン価格の製品となっており、執筆時点(2022年3月上旬)でのヨドバシ.comでの販売価格は、21万8000円となっています。
【参照】パナソニック/NA-VG760
プラズマクラスター搭載! 低騒音設計で静かに2人暮らしでも安心して使える7キロのドラム式洗濯乾燥機【シャープ/ES-S7G】
シャープの「ES-S7G」は、プラズマクラスター除菌乾燥に対応し、頻繁に洗濯できない、ジャケットやブーツといった製品の除菌・消臭にも対応した、7キロのドラム式洗濯機。
内部は、ベルトを使わずに、洗濯槽とモーターが直結している「DDインバーター」を採用しているため、比較的静かに動くのが特徴。洗濯槽を水で洗い流し、プラズマクラスターイオンを発生させて、カビの繁殖を抑える「槽クリーンコース」なども利用できます。
オープン価格の製品となっており、執筆時点(2022年3月上旬)での、ヨドバシ.comでの販売価格は19万5800円となっています。
【参照】シャープ/ES-S7G
ドラム式よりも安い縦型が良い人はこれ!? 洗濯槽のお手入れも簡単な2人暮らしにおすすめの7キロ洗濯機【パナソニック/NA-F70PB15】
パナソニックの縦型洗濯機「NA-F70PB15」は、水平・垂直方向に立体水流を起こし、水や衣類を動かしてもみ洗いする「ビッグウェーブ洗浄」に対応。強い汚れが付着してしまった時には、「つけおき」と「かくはん洗い」を4回繰り返す「自動でつけおき洗い」機能も重宝するでしょう。
洗濯槽の汚れが気になる時には、サッと中をすすげる「サッと槽すすぎ」コースも便利です。そのほか、黒カビを抑制する「槽乾燥コース」、市販の衣類用塩素系漂白剤を使って、カビ予防ができる「槽カビ予防」コース、洗濯槽クリーナを使って、洗濯槽を洗浄する「槽洗浄コース」が利用できます。
こちらもオープン価格の製品となっており、執筆時点(2022年3月上旬)では、ヨドバシ.comより5万7640円で販売されています。
洗濯しにくい「おしゃれ着」も自宅で手軽に洗える2人暮らしにおすすめの7キロ洗濯機【日立/BW-V70G】
洗濯機で洗うと、形崩れや縮みが気になる「おしゃれ着」も、遠心力による押し洗いをすることで、衣服に水を通過させながら洗う「おしゃれ着」コース、衣類を泳がせるように洗う「デリケート」コースが利用できる、日立の「BW-V70G」。
毎日使うワイシャツやタオルを急いで洗いたい場合には、1人1日分の洗濯物の目安となる約1.5キロまでなら、約10分で洗濯できる「おいそぎ」コースも便利でしょう。
オープン価格の製品となっており、執筆時点(2022年3月上旬)では、ヨドバシ.comにて、7万6010円で販売されています。
【参照】日立/BW-V70G
※データは2022年3月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/佐藤文彦