【選択肢 2】エンタメ用途として選ぶ
効率よく仕事をこなすには、適度な息抜きも不可欠。空いた時間に映像やゲームを楽しみたいなら、ASUSとDynabookの2 in 1ノートPCがおすすめ。有機ELまたは高色純度液晶のディスプレイで鮮やかな映像が楽しめるほか、高音質スピーカーのサウンドも自慢。優れたエンタメ性能で鋭気を養い、仕事に備えよう。
ディスプレイ&サウンド性能が高い!
Dolby認定の音と映像が高品位!
ASUS『Vivobook 13 Slate OLED』(T3300KA-LQ049Wの場合)10万9800円
低価格な製品ながら、高画質有機ELディスプレイを採用するのが特徴。Dolby At
mos対応の高音質クアッドスピーカーも搭載し、迫力のサラウンドサウンド再生が可能だ。性能は控えめで、動画編集などの〝重い作業〟は厳しいものの、カジュアルなオンラインゲームなら十分快適に楽しめる。
[活用ポイント]OLEDディスプレイで高画質映像を鑑賞
鮮やかな発色と豊かなコントラストで映像を表示するディスプレイは、Dolby Visionにも対応。同規格に準拠した映画では本来の色が再現され、迫力の映像を余すところなく楽しめる点が魅力だ。
手書き機能をチェック!
別売りの対応ペン『ASUS Pen SA201H』は4096段階の筆圧検知に対応し、入力時の感触はやや硬め。本体側には収納スペースはなく、持ち運びはやや不便。
優れた基本性能で幅広い用途にも活用できる
Dynabook『dynabook V8/U』オープン価格 (実勢価格約24万7000円)
高輝度&高色純度対応のIGZO液晶ディスプレイは、有機ELに見劣りしない鮮やかな映像を表示できる。harman/kardonブランドの高音質ステレオスピーカーはDolby Atmos対応で、動画やゲームのサウンドはもちろん、テレワークのビデオ会議では音声を聞き取りやすく出力してくれる。
[活用ポイント]キーボード&サウンド設定でゲーム気分を満喫
キーボードのバックライトが赤く光るほか、Dolby Atmosの音響設定では迫力のサウンドを出力するプロファイルを用意。こういった仕様により、ゲームプレイ中の気分を大きく盛り上げてくれる。
手書き機能をチェック!
付属のWacom製『アクティブ静電ペン』は、4096段階で筆圧を検知し、入力時の感触は柔らかめ。プリインストールする手書きソフト「TruNote」の利便性が◎。
【選択肢 3】サブディスプレイ用途として選ぶ
テレワークで複数のディスプレイを使いたい人には、小型&格安機がおすすめ。メインPCの横に置いてWebやSNSを表示するサブ画面として使えるほか、いずれもWindows OSを採用しているので、メインPCと同じ感覚で操作でき、ファイル共有が容易なのも◎。寝室に持っていけば映像視聴用途にも活用できる。
サブディスプレイとして使える!
好きな場所に持ち運べて気軽に利用!
マウスコンピューター『mouse E10』2万2000円 ※直販サイト価格
ボディーはIP54準拠の防滴防塵仕様で安心して使えるほか、ペンが付属するのもうれしいポイント。性能面はエントリークラス相当だが、ビデオ会議アプリを起動するなどの単一作業であれば申し分なし。WebサイトやSNSをスマホ感覚で気軽にチェックするのに使える便利なマシンだ。
[活用ポイント]気軽に持ち運んでセッティング
背面には小型の底面スタンドを備え、省スペースに設置可能。180度回転すればハンドルやフックの代わりにも使える。ディスプレイの傾きを調節して、好きな角度で自立させられるのも便利だ。
手書き機能をチェック!
付属の『スタイラスペン』は入力時の感触がやや硬め。やや太い軸には消しゴムと右クリックのボタンを備える。本体裏面のホルダーに収納できるのが便利だ。
キーボードもペンも付属する高コスパ機!
レノボ『IdeaPad Duet 350i』オープン価格 (実勢価格約5万4780円)
エントリークラスの比較的安価な製品でありながら、着脱可能なキーボードやペンが付属するフルスペック仕様。アスペクト比16対10の縦長液晶が閲覧性に優れる点も魅力だ。背面には収納式のスタンドを備え、ディスプレイを好きな角度にセットできるなど、サブ機としては申し分ない1台だ。
[活用ポイント]キーボードが独立して使える!
着脱式のキーボードは、Bluetooth接続に対応。タブレット本体から外した状態ではワイヤレスキーボードとして使える。画面とキーボードを自由なスタイルで利用できる点がほかにはない魅力だ。
手書き機能をチェック!
4096段階で筆圧を検知する付属の『Lenovo Digital Pen』は高級感あるボディーが特徴。消しゴムと右クリックのボタンを備える。ペンの書き味はやや硬め。
取材・文/平澤寿康
※各機種の価格や国内未展開機種の仕様などの情報は2022年2月末時点のもの。