洗濯機にある“おしゃれ着コース”って具体的にどのような衣類を洗濯するコースなのか知っていますか?
本記事では、“おしゃれ着コース”がどのようなコースなのか、“デリケートコース”との違い、おしゃれ着が洗えるおすすめの洗濯機も紹介します。
洗濯機の“おしゃれ着コース”って何?
HITACHIの公式サイトによると、おしゃれ着コースとは、衣類の型くずれを抑えながら運転するコースのことです。主に、セーターやスカート・ワンピースなど型くずれしやすい衣類の洗濯におすすめです。
おしゃれ着コースのある縦型洗濯乾燥機/全自動洗濯機では、遠心力で押し洗いをして型くずれを抑えながら洗います。
また、ドラム式洗濯乾燥機のおしゃれ着コースでは、たっぷりの水で循環させながら、ドラムをほとんど回転せずに洗います。
洗濯機の“おしゃれ着コース”と“デリケートコース”の違いは?
HITACHIの公式サイトによると、デリケートコースとは、弱い水流で優しく洗うコースのことです。主にランジェリーやストッキングなどのデリケートな素材の洗濯におすすめです。
縦型洗濯乾燥機/全自動洗濯機でのデリケートコースは、水をたっぷり使って弱水流で衣類を泳がせるように洗います。
また、ドラム式洗濯乾燥機のデリケートコースは、シャワーの勢いをやや弱めて揉み洗いして、衣類の傷みを抑えて洗います。
洗濯機のおしゃれ着コースを使わずに手洗いする時は脱水の時間に気をつけよう!
洋服の洗濯表示で、桶に手が描かれているマークは、手洗いを勧めている表示です。
衣類の素材によっては洗えることがありますので、対応しているのかどうかは洗濯機の説明書などで確認しましょう。
パナソニックの公式サイトによると、洗濯機を使わずに手洗いする場合は、ぬるま湯と洗剤を混ぜて優しく押し洗いをし、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水をします。
この時、脱水時間を長くしてしまうと生地が傷んでしまうので、30秒以内に設定しましょう。
【参考】パナソニック|おしゃれ着洗いは家でできる!洗濯表示の見方とお手入れ方法を紹介
おしゃれ着洗いができるおすすめ洗濯機を紹介!
型くずれを抑えつつ洗濯してくれる“おしゃれ着コース”を使うと、大切な衣類を傷まないように洗うことができます。
洗濯機によっては、優しく洗うだけではなく、水温の調節・付属品を使って洗うタイプなどもあります。
では、“おしゃれ着コース”付きのおすすめ洗濯機を紹介していきます。
おしゃれ着の黄ばみ除去・予防ができる温水コースつき。「パナソニック」のおすすめ洗濯機
黄ばんだおしゃれ着を優しくつけおき洗いし、衣類が傷まないように、脱水の回転数を抑えて洗う“約40℃つけおき(おしゃれ着)コース”があります。
また、衣類が傷まないように洗い、脱水時間を短くし回転数も抑える“約30℃おしゃれ着コース”など、おしゃれ着に合わせた水温と洗い方ができるコース設定があります。
【参考】パナソニック|ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129AL/R
“おしゃれ着トレー”で衣類が傷みにくい! 「東芝」のおすすめ縦型洗濯乾燥機
洗濯槽の底にあるパルセーター(回転羽根)に衣類が直接当たらないようにする“おしゃれ着トレー”付きです。これを付けて洗濯すると、強い水流で洗っても傷みにくく、型くずれを防ぎながら汚れをしっかり落としてくれます。
スタイリッシュなブラックカラーでインテリアに馴染む! おしゃれ着も洗える「アイリスオーヤマ」の洗濯機
デリケートなおしゃれ着が洗える“ドライコース”機能がついています。
また、ブラックカラーとガラス素材のフタのスタイリッシュなデザインになっているので、落ち着いたトーンのインテリアに馴染みやすいでしょう。
【参考】アイリスオーヤマ|縦型洗濯機 6.0kg IAW-T605
“マイクロ高圧洗浄”でおしゃれ着を優しく洗う。「シャープ」の洗濯機
この洗濯機に搭載されている“ホームクリーニングコース”は、型くずれや縮みを抑えるために、最適なドラムの動きで洗濯をしてくれます。
また、毎秒約10万個の微細な水滴を、高圧シャワーノズルから衣類に噴射する“マイクロ高圧洗浄”で洗濯します。微細な水滴なので、衣類を傷めずに汚れを弾き飛ばすことができます。
※データは2022年3月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ