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スーパーフードのヒット予測ランキング1位に選ばれた「青パパイヤ」の知られざるポテンシャル

2022.04.07

酵素の王様・青パパイヤがスーパーフードランキング1位

スーパーフードと聞いて、何を思い浮かべるだろうか?食物繊維が豊富なキヌアや海外セレブに人気のチアシードなどは耳にする機会が多いかもしれない。実は2022年、“青パパイヤ”が熱い!

そもそも筆者は青パパイヤを過去に食べた記憶がない。食べているかもしれないが気にしたことはなかった。皆さんはタイ料理のソムタムなどで食したことがあるかもしれないが……。ちょっと調べてみたところ、物凄い栄養価を誇る食材だった。

青パパイヤは、1個約90kcalと低カロリーながら、抗酸化作用が期待できるポリフェノールや糖質などを分解する酵素パパイン、美肌に欠かせないビタミンCをふんだんに含んでいるという。

酵素の含有量は、野菜と果物の中で一番多いといわれており、消化や代謝、免疫力アップが期待できる。巷では「酵素の王様」と呼ばれるほどだ。

これまでは輸入アジア食材店などでしか手に入らなかったが、近年は沖縄をはじめ神奈川や埼玉などでも生産されており、デパートやスーパーでも国産の青パパイヤを気軽に購入できるようになっている。

実はそんな青パパイヤが、一般社団法人・日本スーパーフード協会が発表した「2022食のトレンド予測 スーパーフードランキングTOP10」にて堂々の1位を獲得。今年に入って目立った動きを見せているのだ。

 2022 食のトレンド予測 スーパーフードランキング TOP10

第1位  青パパイヤ
第2位  アセロラ
第3位  CBDオイル
第4位  ヒハツ
第5位  ライスブラン
第6位  プラントベースミート
第7位  ひよこ豆
第8位  機能性マッシュルーム
第9位  ナッツ&シードオイル
第10位    進化系コーヒー

5月末まで限定ドリンク&サラダを提供

2022年3月1日には、ビューティーブランド「オルビス」が手掛ける東京・表参道の体験特化型施設「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」にてアセロラ×青パパイヤの限定ドリンク&サラダ「ACEROLA PINK & GREEN」の提供を開始。

限定ドリンクは、アセロラ、りんご、ピタヤ、バナナ、ココナッツミルクを入れた「PINK」と酵素たっぷりの青パパイヤにキウイ、バナナ、ココナッツミルク、ケール、アガベシロップを入れた「GREEN」を組み合わせ。心地よい酸味と素材のほどよい甘さで飲みやすい仕上がりになっている。

サラダには、青パパイヤをトップに使用し、ベースには高機能レタス、ケール、紫キャベツ、キウイ、ピタヤ、セロリ、パクチー、ミント、ナッツなどを使用。フレッシュな素材の美味しさと食感が楽しめる。

朝食やランチにピッタリのメニューで青パパイヤ初心者にもおすすめだ。5月末までの期間限定で味わえる。

https://www.orbis.co.jp/skincarelounge/

高校生と飲料メーカーが国産パパイヤを商品開発

青春パパイヤ
https://www.kitaoka-honten.com/d/517

青鬼パパイヤのお酒
https://www.kitaoka-honten.com/d/516

また、今年の3月からは、鳥取県立倉吉農業高校などが栽培した青パパイヤを飲料メーカーの北岡本店鳥取工場がジュースとリキュールに加工し「青春パパイヤ」「青鬼パパイヤのお酒」として発売。どちらも青パパイヤの自然な味わいが堪能できると評判。

日々の晩酌を楽しむ筆者は、お酒を飲みながら手軽にスーパーフードが取り入れられるなんて、もう喜びしか感じない!

50年の歴史を持つ青パパイヤ健康食品

ちなみに、もっと本腰を入れて青パパイヤを取り入れたいという方には、老舗メーカーの健康食品もある。三旺インターナショナルの「青パパイヤ酵素 」は水なしでサッと飲める顆粒タイプやタブレットタイプなどがあり、商品誕生から50年という歴史を持つ。自社のオーガニック農園で青パパイヤを栽培し、実も皮も種も丸ごと発酵・熟成させる青パパイヤ発酵食品のパイオニア商品だ。これなら手軽に青パパイヤ生活を始められるだろう。

https://store.bio-normalizer.com/

さて。ここにこんなデータがある。複数の管理栄養士に「青パパイヤをおすすめしたい人」を聞いたところ、「疲れやすい方(44.8%)」が最も多く、次いで「便秘の方(42.5%)」「ダイエット中の方(38.4%)」「むくみやすい方(22.4%)」「体が重いと感じる方(18.2%)」「花粉症の方(15.4%)」という結果に。それほど青パパイヤに含まれる栄養素が優秀なのだろう。

また、「青パパイヤを食べたことはありますか?」と質問したところ、8割以上が「ない(84.3%)」と回答しており、筆者のように青パパイヤ未経験者が圧倒的に多いのも興味深い。

https://kyodonewsprwire.jp/release/202111123261

つまり、優れた栄養価でありながらまだまだ広まっていない青パパイヤは、今後、市場を開拓できる可能性がある。それぐらいスーパーフードとしての高いポテンシャルを秘めているかもしれないのだ。これを機に2022年は青パパイヤ生活を始めてみてはどうだろうか。

文/太田ポーシャ

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