韓国SNS発のモッパン系お菓子『ハニーゼリー』&『TikTokゼリー』
『ハニーゼリー』を知っていますか?
韓国の食事系動画・通称 “モッパン” から火がつき、Z世代の間で大流行している新感覚のお菓子です。
「ハニーゼリーなんて聞いたこともないけど」という人は、SNSの流行に乗り遅れているかも…!
というわけで今回は、YouTubeやTikTokで話題を集めているモッパン系お菓子、ハニーゼリーとTikTokゼリーをご紹介。ハニーゼリーの作り方やTikTokゼリーの食べ方などもまとめているのでチェックしてみてください。
人気のモッパン系お菓子①『ハニーゼリー(ハチミツゼリー)』<レビュー有り>
ハニーゼリーとはその名の通り、ハチミツのお菓子です。
市販品はチューブ状の容器にねっとりとしたハチミツのゼリーが入っていて、モチャモチャと食べるASMR動画が話題になりました。
ドン・キホーテや一部のドラッグストア、カルディなどの店舗の他、Amazonや楽天などのネット通販でも手に入ります(※)。
少ない材料で簡単に自作できることから、ペットボトルにハチミツをドボドボ入れて冷凍する作り方や、水飴とかき氷シロップなどを使ってカラフルなハチミツなしハニーゼリーを作る動画なども流行っています。
※時期や店舗によって取り扱いがない場合もあります
<手作りハニーゼリーレビュー>
【材料】
ハチミツ
【作り方】
①ハチミツの全量をフライパンに入れ、茶色くなるまで加熱する
ふつふつと泡立ち始めるので、時々かき混ぜながら薄い黄金色→茶色になるくらいまで加熱しましょう。
②粗熱を取って容器に移し、逆さにして冷蔵庫で2~3時間冷やす
冷やして完成したハニーゼリーはこんな感じ。
「固まらないので柔らかい」との口コミもあったのですが、加熱しすぎたのか、なかなか固く…
絞り出すのにちょっと苦労しました。
メジャーなのは柔らかめのペットボトルにドボドボとハチミツを入れて作る方法ですが、大量のハチミツを使うのはもったいないので、今回はハチミツ容器をそのまま利用して作っています。
スティック状に小分けされているハチミツならそのまま冷蔵庫(または冷凍庫)に入れてしまうのが一番手っ取り早いとのこと。100均の小さな調味料ボトルを使って作る方法も人気ですね。
当然ですが味は普通にハチミツです(笑)
モチャモチャしているといえばしていますが。お祭りでよく売られている、みかんやあんずが入った水飴くらいの固さかも?ゼリーというより飴に近いのではという感じのお菓子です。
ASMRを感じるにはけっこうな量を食べないといけなくて大変そう(そんなに食べられないな…)といった感想でした。
そのまま1本食べるのは相当なハイカロリー&糖質量なので、健康を考えるとパンに塗ったりヨーグルトにかけて少しずつ食べるのが良いでしょう。
人気のモッパン系お菓子②『TikTokゼリー』
正式名称は『ジントックゼリー』といいますが、TikTokの動画をきっかけに人気が出たためTikTokゼリーの愛称で広まりました。
製造元である韓国で大人気の双子YouTube、『Twin Roozi』とコラボ開発されたチューブ状のゼリーのお菓子です。
昔懐かしい駄菓子のようなカラフルな見た目をしていて、ネット情報によるとドン・キホーテやヴィレッジヴァンガード、一部のドラッグストア、Amazonや楽天などのネットショップで販売されているとのこと(※)。日本ではイチゴ味とぶどう味などが購入できるようです。
※時期や店舗によって取り扱いがない場合もあります
<TikTokゼリーの食べ方>
実はTikTokゼリーの特徴は、その食べ方にあります!
チューペットアイスのように端の部分をねじり切ってチューチューと吸って食べることもできるのですが、TikTokやYouTubeで流行っているのは横から豪快にかぶりつく食べ方。
①両手でゼリーを横に持つ
②歯で側面を噛みちぎって穴をあける
③穴からゼリーを吸って食べる
上手に口の中にゼリーが入ることもありますが、失敗すると変なところから飛び出してしまいますが、それも含めて「面白い」と話題になっているんです。
モッパン系お菓子から目が離せない
ここで紹介した以外にも、爆発的に流行った地球グミ、本牛乳に浸して食べる方法がバズったモルティーザーズ(モルティージョス)チョコレート、本場アメリカではイースターになるとバカ売れするピープスマシュマロ(ひよこマシュマロ)など、SNSから大ヒットしたモッパン系お菓子はたくさんあります。
写真映えするものからネタになるものまで色々なので、機会があれば試してみてはいかがでしょうか?
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.