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バッテリーは最大18日間持続!キャンプ旅行でも安心して使えるAmazfitのタフなスマートウォッチ「T-Rex Pro」

2022.04.02

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

スマホと連携させて健康管理やメッセージなどの確認ができるスマートウォッチは、便利だけれど電池持ちに不安がありキャンプ旅での使用には不安があったのだが、最近は1週間くらいなら余裕で稼働するモデルが増えてきた。

「Amazfit T-Rex Pro」(2万8800円)は電池持ちのよいスマートウォッチのひとつで、バッテリー持続時間は最大18日間。同ブランドのスマートウォッチには20日以上持続するものがあるので、際だって電池持ちがよいというわけではないが、実用的な電池持ちのよさに加え、軍用規格の丈夫さと、雨や雪による濡れに耐えうる10ATMの防水性を備えたアウトドアでの使用に向いた設計となっている。

天気やコンパス、気圧計などアクティビティ時にほしい機能を搭載しており、スキー場で雪まみれになってもまったく不安がなかった

GPS、GLONASS、BeiDou、Galileoという4つのGNSS(衛星測位システム)に対応しており、アプリと連携することでルートを地図上に表示できる。みちびき非対応なので多少のズレはあるようだが、ゲレンデ内のスキー、湖や川でのカヌー、自転車やバイクでのツーリングといったアクティビティ記録であれば十分な精度

気づかない寝不足を数値化

そもそもAmazfit(アマズフィット)は中国生まれのZepp Health Corporationというウェアラブルデバイス・メーカーのブランドで、AIチップや生体認証センサーなど独自技術のプラットフォームを開発している。スマートウォッチでもヘルスケアに力を入れており、PAI(ノルウェーの大学で開発された健康スコア)や睡眠の質モニタリング、血中酸素レベル測定、心拍数モニタリングなどが可能だ。

そこで「Amazfit T-Rex Pro」を車中泊旅での健康管理に使ってみた。

着信やメールが届いたことを振動で知ることができるため、アクティビティや運転時であっても早めに休憩をとって対応できる。スマートウォッチはビジネスパーソンにとって使い勝手がいいものなのだが、1日中装着してストレスや睡眠の質を知ることで、車内をよりよい寝室に整えようと考えたのだ。

試してみたのは火曜〜木曜の3日間。

初日はできるだけシートがフラットになるよう整えたつもりでも、なんだか落ち着かない。それにカーテン代わりのウレタンシートをマットに貼り付けたが、隙間があったようで思った以上に寒かった。そのため寝付くのが遅く、睡眠時間は短め。

2日目、3日目はこれらを改善したことと車中泊になれたことで、睡眠時間も深い眠りも伸びたことがわかる。

また、この3日間ではないが、睡眠が十分だと思っていても眠りが浅い日もあった。運転や運動時に意識することで、慎重に行動できたのはよかった。

アラームを設定すれば、振動で知らせてくれる。

「Amazfit T-Rex Pro」の振動は弱めだが、それでも起床には十分だ。

寒さ対策で寝袋の中にスマホを入れておくと音が吸収されて聞こえづらくなるし、かといって外に出しておくとアラームの音が周囲のテントまで届いてしまう。スマホのアラームより数分早く「Amazfit T-Rex Pro」のアラームをセットしておけば静かに起床できるし、万一、振動に気づかなくても寝過ごすことはない。個人差があるだろうが、これが思いのほか頼りになった。

ストレスを知って早めに休憩

人間はストレスを受けるとストレスホルモンが分泌され、血管を締め上げて血液を上昇させるという。

これを利用し、「Amazfit T-Rex Pro」ではストレス自動検出をオンにしておけば、心拍数などをもとにストレスの状態を計測してくれる。

あくまで目安だが、渋滞中や荷物の積み下ろし、寒さで目覚めたと時などにストレスレベルが上がっていることがわかる。

スマートウォッチ上にストレスの度合いがグラフと数値で示されると、長めの休憩をとって落ち着こうと思える。

それに、渋滞まっただ中でSAに寄ることもできないのにカーナビが「休憩してみませんか」とアナウンスされると「わかってるよ」とかえってイラッとするが、ただのグラフであればおとなしく従えるのは不思議。

1日の目標歩数、有酸素運動30分などを達成した時など、歩き回っていると「すばらしい」の表示が出る。

7日間の合計PAI値が100を超えた時にも褒められる。普段は座りっぱなしであっても、アクティビティなど運動時間が増えてほめられると、せっかくだから明日も運動しようかという気になった。

反対に運転中などじっとしている時間が続くと「少し歩きましょう」という表示があらわれる。カーナビ同様、大きなお世話だとも思うがこれも休憩の目安にはなる。

「Amazfit T-Rex Pro」は通話や電子決済には対応しておらず残念に思うかもしれないが、その分電池持ちがよく、価格は控えめ。アウトドアユースに特化しており、安全運転やアウトドア活動を助けてくれるとスマートウォッチだ。

【問】Amazfit

取材・文/大森弘恵

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