美容や調理などの小型家電製品の販売をするテスコムは、基本のトーストだけでなく低温調理やフードドライなど1台で6役を担う人気の『低温コンベクションオーブン』に新モード「上火グリル」を搭載した『低温コンベクションオーブン(TSF61A)』を発売した。サイズは幅345×奥行き410×高さ240mm、重量4.7kg。価格はオープン価格。
新搭載の「上火グリル」がアレンジトーストもしっかり焼き上げる
低温調理、乾燥調理、ノンフライ調理、発酵などといった調理家電は、機能が分かれて販売されるものが多いが、日本のコンパクトなキッチンでそれらをすべて収納・設置するのは難しい。
『低温コンベクションオーブン』はトースターやオーブンとしての機能をしっかり備え、スペースをとらない1台6役の機能を持つマルチオーブン。新たに追加された「上火グリル」により、具材に火が通りにくいアレンジトーストをしっかり焼き上げることができるようになり、グラタンやピザなどもおいしい焦げ目とともに焼き上げることができるようになった。
調理温度と時間は、低温35度から230度までの20段階で最長12時間設定が可能。複雑な操作が不要で、手軽に使えるアナログダイヤルを採用している。
トーストなら4枚、ピザならMサイズ(約25cm)が焼ける広々庫内で、耳までカリっと焼き上げる「トーストモード」も搭載。天板、焼き網に加えて乾燥調理が2倍量作れる「2段調理用あし付き焼き網」も付属する。
「ジップロック」のまま低温調理を行うことができる家電
低温調理の時に使用されるジッパー付きバッグ。その代名詞的存在の「ジップロック」を製造・販売する旭化成ホームプロダクツから『低温コンベクションオーブン』は”「ジップロック」のまま低温調理を行うことができる家電”として公認されている。
一般的な低温調理器は、バッグを水に浸して使う構造だったため、水が中に入ったり熱源にバッグが触れてしまう心配があったが、テスコムの『低温コンベクションオーブン』は、食材を庫内に据え置くことで熱源からの距離を確実に確保できることから安全性を認められているのだ。
フリーザーバッグの中で下味をつけたあとでそのまま低温調理をしたり、低温調理後にそのままストック食材として冷凍したり、コンテナーで食べきり分量のヨーグルトを作ったり、小さなコンテナーでプリンを作ってコンテナーをそのまま器として使用したり、さまざまな使い方ができて料理の幅も広がる。
https://www.tescom-japan.co.jp/products/tsf61a
構成/KUMU