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通をも唸らせる徹底した温度管理は必見!日本酒好きなら一度は行くべきアンテナショップ「まるごと高知」

2022.04.02

日本酒好きにとって「自分に合う酒や蔵元を見つける」ことは重要なテーマだ。酒は嗜好品であり、好みも大きく分かれる。しかも、蔵元は47都道府県全てにあり、国税庁酒類製造業及び種類卸売業の概況(2020年調査分)によると1200余り!

全てを飲み比べることは難しく、確かな情報を持った店で相談するのが一番だ。そこで頼りにしたいのが、都道府県のアンテナショップだ。

もちろん扱い量はショップにより大きく異なるが、

・地元の蔵の大半を扱い
・四合瓶だけでなく一升瓶も豊富に揃え
・温度管理をしっかり行ない
・その季節ならではの限定品も揃え
・蔵元に精通するスタッフが在職する

などの条件をクリアし、日本酒通も唸るのが高知県と福島県。詳細を知るべく、まずは高知県アンテナショップ「まるごと高知」の副店長であり、日本酒担当の藤原浩司さんに話を聞いてみた。

高知の日本酒文化とは

―高知の日本酒について教えてください

高知は海産物に恵まれ、すっきりした淡麗辛口の酒が多いです。県内の日本酒蔵は18あり、味わいの傾向として、海岸沿いは淡麗辛口。中山間部は川魚や山の幸が豊富なので、少ししっかりめ。西部の中村(四万十市)界隈は公家文化の影響から、ややしっかりめ、抑えめの淡麗です。

水はほぼ軟水なので辛口の酒ができにくいのですが、昔から冷蔵設備をしっかり整えている蔵が多く、温暖な気候でも東北や新潟に近い酒造りになっています。

―高知ならではの特別な飲み方はありますか

献杯や返杯など、盃を繋げて返す文化が根付いているので、楽しみながらたくさん飲みます。人口70万人の県民が地元の酒を飲み支えているとも言えますね。

ほかにも「べく杯」や「箸拳(はしけん)」、「菊の花」などのお座敷遊びもお酒が絡みます。

徹底した管理で最高の状態を維持

―扱っている蔵元数や本数はどのくらいでしょう

県内18の蔵、すべての蔵元の酒を取扱い、300アイテムほどを常備しています。うち、一升瓶は100弱。この比率はオープン当初からで、日本酒は高知の産品のひとつとして力を入れています。

―冷蔵庫も大きいですね

蔵元さんがしっかり温度管理して出荷してくれたものを、店で劣化させるわけにいきませんからね。冷蔵ケースはもちろん、地下の利点を生かし、売り場全体の温度管理もしています。夏でも冬でも室温は20度台前半です。

酒の劣化を防ぐため、売り場の照明は紫外線カット対策もしています。

数字のみの評価はしない

―味をどのように表示していますか

以前は日本酒度でプラスやマイナスの数値で表していました。ただ、最近はプラスが辛口、マイナスは甘口と一概に言い切れなくなったので、スタッフの試飲によるコメントも表示し、お客様にイメージを伝えるようにしています。

―これからの季節、おすすめは何でしょう

寒づくり真っ最中は大吟醸や吟醸のしぼりたてが優先でしたが、今は純米酒、おりがらみも出てきます。そして夏に向けてフレッシュさもありつつ、味わいのある酒が増えていきます。その変化を楽しんでいただきたいです。

―高知の酒に合うおつまみといえば

きびなごけんぴ、くじらのジャーキーやハム、かつおハム、うつぼの唐揚げなどの珍味。そして干物系ではニロギやウルメなどオススメです。いずれも当ショップで扱っています。

蔵元と常に相談し管理しています

―扱っている酒は全て飲んでいるのですか

9割以上は飲んでいます。自分が飲まないとお客様に正確に伝えられませんからね。他のスタッフも極力試飲してもらっています。

―藤原さんと日本酒、高知県との関わりを教えてください

両親とも高知県出身。私も高知市生まれです。前職は東北の蔵元で11年ほど営業をしていましたので、その時の経験が今に役立っています。とくにお酒の管理は、蔵元さんと常に相談し、よい状態でお客様に提供できるよう心がけています。

味、ランキングなど多方面からアプローチ

―何を買おうと迷っている人へのアドバイス

まず、高知の酒が初めてで何を選んでいいのか困っている方には、生産量や流通の関係で東京でも手に入りやすい蔵元からお勧めします。そういうのは知っているから別の蔵をという場合は、生産量が少ないながら、専門店などで人気の高い蔵元。飲み慣れている方なら、流通の問題で滅多に出回らない蔵元を提案することもあります。

蔵元は関係なしに味わいで選びたいという方には、売れ筋ランキングをご紹介します。意外なことに、常に上位にランクインしているのはCEL−24という酵母を使用した度数低めの甘口のお酒なんです。

好きな銘柄をあげていただければ、同じ傾向のものをご提案します。

こちらに置いていない銘柄は、取り寄せたり、扱っている販売店さんを紹介することもあります。アンテナショップですので、そこは柔軟に対応しています。

まるごと高知について

地下の酒売り場に降りる階段は、まるで迷宮への入口のようでした。スペースの関係上、少し狭く感じるかもしれませんが、ぎっしりお宝が詰まっている印象を受けます。何を買おうか迷った時、スタッフに声をかけると藤原さんをはじめ、的確なアドバイスを聞くことができるのも心強いと感じました。

なお、現在、新型コロナとスペースの関係もあり有料試飲(ためし酒)は中止しています。*1杯200円、3杯セット650円(つまみ付き)。最新の情報は以下、公式HPよりご確認ください。

まるごと高知

取材・文/西内義雄

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