男性は美容室、理容室ともに約2か月に1回の割合で利用
リクルートの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」が行なった「美容センサス2021年上期<美容室・理容室編>によれば、男性の美容師利用回数は年間5.39 回で金額は4,364円、理容室利用回数は5.84回で金額は2,592円だった。
美容室、理容室ともに、およそ2か月に1回の割合で利用しているようだ。
さて、8月に入り全国的に高温が伝えられる中、メンズが「暑いから髪を切ってさっぱりしたい」と考えるのは、ある意味当然かも。
そんな中、東京、大阪、名古屋を拠点に9つの店舗を展開する男性専門美容室「PERCUT」から、夏のメンズヘアに関するリポートが到着したので、概要を紹介していきたい。
2021年夏のキーワードは「ナチュラルな髪型」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長など、この夏も在宅時間が増えそう。というわけで、今年の夏はオンでもオフでも対応可能なナチュラルヘア、特にセンターパートがトレンドになっているという。
同社によればコロナ前まではツイストパーマなども人気があったが、コロナ禍により、男性の髪型に明らかな変化が生まれているらしい。
男性の夏の髪ではニオイに要注意
まず夏に気になることといえば髪のニオイ。ニオイを防止する最大のポイントは「お風呂上がりにしっかり乾かす」こと。「暑くてドライヤーを使っていられない…」という人もいるが、同社では、きちんとドライヤーで乾かすことで髪の匂いを予防することができる、と説明している。
また、汗の匂いと混じりやすくなるため、梅雨や夏に香りが強い整髪剤はNG。微香料もしくは無香料のスタイリング剤を使いたい。
夏にかけてオーダーが増えるストレートパーマ
同社では例年、夏にかけてオーダーが多い傾向にあるストレートパーマ。美容院でストレートパーマを伝える際のコツは「出来上がりのイメージ写真を見せること」。
「全体的にまっすぐにしたい」、「一部分だけまっすぐにしたい」など、店側がより顧客の要望に沿った髪型を提供しやすくなるためだ。
また、男性と女性でストレートパーマをかけるコツが異なるため、、男性のストレートパーマに慣れている美容院での施術がおすすめ。
さらに、単純に「ストレートパーマをかけてください」というオーダーでは、ベタっとしてボリュームがなくなったり、まっすぐになりすぎたりするので、自分の希望を細かく伝えること。
左がストレートパーマ前、右はストレートパーマ後
そこで同社では、前髪・耳の上・盆の窪を通り襟足から外側を1周したアウトラインのみの部分にストレートパーマをかけることを提案している。頭頂部やつむじ周りをあえて矯正しないことで立ち上がりを活かすスタイルがポイントだ。
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