毎日、お風呂に入っているのに、気になるニオイが取れない、背中にブツブツができるなどトラブルを抱えている人はいないだろうか? それは、体の”洗いすぎ”が原因かも!? 正しい体の洗い方を学んで男前にまた一歩近づこう!
1.ナイロンタイルは絶対NG
男性だと、子どもの頃からナイロンタイル(通称ゴシゴシタオル)で体を洗い続けている人も多いと思う。確かに、アカがすっきり取れる感じがして良いのは分かるし、ゴシゴシすると気持ちいいのも分かる。しかし、肌にとってはダメージを与えるだけでしかないことを知っておこう。
皮脂が取れすぎてしまい、それを補おうと体から余計に皮脂が分泌してしまうのに加え、常在菌と呼ばれる体の表面を悪い菌から守ってくれるバリアの機能を果たす菌も根こそぎはぎとってしまうのだ。そのため、悪い菌が繁殖しニオイがより強くなる原因になる。体をちゃんと洗っているのにニオイがなくならないという人は、この負のスパイラルに陥っている可能性が高い!
では、どうすればよいか。現在のボディソープは、界面活性剤の働きにより、洗浄力が高くなっている。そのため、毎日お風呂に入っている人なら、ボディソープを泡立て、手で伸ばすだけでも十分、皮脂や汚れを落とすことができるのだ。体も顔と一緒。たっぷりと泡立て、なるべく摩擦をおこなさないように洗うのが一番なわけである。ただし、足の裏だけは別! 足の裏は角質が厚く、ムレやすいので入念に洗い流そう!
2.頭を洗った後に体を洗う
合コンのときに10回に1回は話題に上る「体のどこから洗う?」問題。左手!とか右足から!とか、どうでもよいことなのに、女性がどこから体を洗うのか気になって仕方ないのは男の性である。しかし、これには明確な正解があるのだ。それが、まず頭から洗うということ。
シャンプーを洗い流した際に、背中やお腹などに泡がつたい落ちることがあるだろう。これをしっかり落としておかないと、洗浄成分が残ってしまい、背中のブツブツなど肌トラブルにつながってしまうのだ。頭を先に洗って、次に体を洗えばこれは防げるので、体から先に洗っているという人は、今日からシャンプーを済ませてから体を洗うように心がけよう!
3.シャワーや風呂の温度はぬるめに設定
真冬はつい、シャワーや湯船の温度を熱めに設定しがちですが、40度以下に設定するのがオススメ。理由は、やはり熱いお湯だと必要以上に皮脂を洗い流してしまうため。お風呂上がりなのに乾燥ですぐ肌がかさかさになってしまっている人は、温度設定を40度に設定してみるといい。また、体を洗う前に、湯船につかったり、長めにシャワーを浴びるのもいい。こうすると皮脂が浮き上がるため、より簡単に余分な皮脂を落とすことができる。
以上のことを注意すれば、冬の濃いニオイも怖くない! 正しいボディウォッシュで、見えないところまで美肌男子を目指して欲しい!