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第一印象が劇変!目元や口元のたるみを和らげる顔ツボの極意

2022.03.31

WEB会議はモニターに映った顔の表情だけで印象が左右される

WEB会議やオンライン商談が今や日常になり、相手に対して顔の表情のみで伝わるファーストインプレッションは、より重要な意味を持つようになってきた。

誰もが相手に好印象をもたれたいが、日常的な表情のクセは一瞬で治ることはない。特に眉間に刻まれたシワは「不機嫌そうな人」「怒っているのかな?」という印象を与えてしまう。

それでは先方も心を開きにくく、ビジネスがスムーズに進まない可能性だってある。

「怒りを溜め込んでいると、眉間のシワは深くなる傾向にあります」と解説するのは美容アナリストで顔ツボセルフケア研究家の奈部川貴子さん。奈部川さんは世界中の顔のツボ療法やフェイシャルリフレクソロジーを研究し、独自メソッド『フェイスマップ』を開発している方だ。

施術中の奈部川さん

フェイスマップで用いるツボは、中医学の頭頸部療法で使われるツボを軸に、いくつかの特殊鍼灸で用いられるツボや、内臓反射点というツボ、鼻鍼治療のツボ、顔の筋肉との関わりが深い顔筋ツボ、海外のアイケアセラピーで使われているツボ、アーユルヴェーダのマルマセラピーのツボ、などなど、複数の流派のツボを検証し考案されているという。

そこで、眉間のシワを和らげる顔ツボを教わったので紹介していこう。

奈部川さん「眉間は肝臓の反射区で、東洋医学では肝臓と怒りの感情は密接であると考えられています。静かに溜め込んだ怒りは、眉間のシワへとつながりやすいので要注意。

眉と眉の間にあるツボは、東洋医学では『印堂』という名前。うつ病やストレス、不眠に有効とされているツボなのです。

さらに、フェイスマップの視点では、印堂は眉間にありますから、肝臓の反射区上にあります。中医学では、目と肝臓は密接だといわれているので、このツボを綿棒、または私が作成しツボ押しツールで押してください。すると肝臓へもいい影響を及ぼすでしょう」

肝臓と怒りの感情は密接。だからこそ、肝臓にいいツボを押すことで怒りが鎮まり、眉間にシワを寄せるクセも減るだろう。

キリッと精悍な目もとをつくる顔ツボ

加齢と共にまぶたは垂れ下がる傾向にある。優しそうな顔立ちにはなるが「何だか眠たそう」「やる気あるのか?」と心配されることも。やはり目はイキイキと輝いていたほうが魅力的に見えるものだ。

まぶたのたるみを引き上げるツボはあるのだろうか?

奈部川さん「まぶたのたるみには、上の画像のツボがオススメです。眉の中央から指1本分上のところにあるツボと、眉の真ん中にある骨の凹み部分で圧痛感があるツボ。この2つのツボは眼瞼下垂の治療穴なのです。

綿棒、または私が作成したツボ押しツールで5~10秒ほど押してください。強く押し過ぎると痕が残るので、チカラを加減をしながら行ってください。押したあと、さらに綿棒かツールでトントントンと叩くようにタッピングすると、より一層、目がパッチリしてきます」

「目は心の窓」といわれている。キリッとした精悍な目もとは“頼りがいのある人”という印象を与えることができるだろう。部下が付いていきたくなるような目もとを目指そうではないか!

口もとのたるみは顔ツボの深押しで

マスク生活が長引いている現在、口もとの筋力が衰えたと感じる人は多い。それは、会話が減り、小声で話すことがニューノーマルになったことが一因だと考えられる。

口もとのたるみで顕著になるのが、口の横あたりにあるほうれい線と、口角からアゴにかけて走るマリオネットライン。リアルで会うならマスクで隠せる。だが、オンラインではマスクを外すので、口もとの衰えが悪目立ちしてしまうのだ。

活力のある顔立ちを取り戻すためにも、ほうれい線やマリオネットラインを目立たなくし、口もとの筋力アップが期待できるツボを押そう!

奈部川さん「ほうれい線やマリオネットラインに対応する顔筋ポイントのツボは、上の画像にあるブルーの3点です。

綿棒やツボ押しツールなどでグーッと5~10秒ほど押します。次に、トントントンと叩くようなタッピングを10~20回行うと効果的。

さらに、最後にほんの1秒、グッと深くまで(上の画像のように頬が凹む感じ)綿棒やツボ押しツールで押し込む動作をすると、筋肉の奥の方まで刺激できます。

また、上の画像のように頬を少し引き上げながらツボ押しをすると、より刺激が伝わりやすくなります」

「心の有り方は顔に現れる」といわれている。逆に、人に好印象を与える顔立ちへと導くと、ビジネスが有利になるだけでなく、心まで晴れやかになるのかもしれない。

奈部川貴子(なべかわ・たかこ)さん

美容アナリスト。顔ツボセルフケア研究家。ディエンチャン顔反射療法アドバンスセラピスト。ソレンセン式顔反射療法セラピスト。望診法初級指導士。鍼灸を学びながら独自の『フェイスマップ』メソッドを確立。現在はサロンワークやワークショップのほか、国内外の化粧品メーカーへの講演指導などを行っている。著書に『美肌をつくる顔のツボ・反射区 綿棒で1分押し! フェイスマッピング』(学研プラス)がある

関連情報
https://cart.kaoyomi.jp/products/9
https://kaoyomi.jp/

取材・文/藤田麻弥(ウェルネス・ジャーナリスト)

雑誌やWebにて美容や健康に関する記事を執筆。美容&医療セミナーの企画・コーディネート、化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンス(科学的根拠)のある情報を伝えるべく、医学や美容の学会を頻繁に聴講。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研プラス)がある。

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