意識せずとも母性本能をくすぐる行動ができる男性は、モテやすい傾向があります。母性本能とは何なのかを知れば、恋愛にもうまく生かせるようになるかもしれません。母性本能をくすぐる男性の特徴や、方法などを紹介します。
母性本能とは?
母性本能とは、そもそもどのようなものなのでしょうか?基本的な意味や、母性本能の強さは人により異なるのかどうかも見ていきましょう。
男性を「守ってあげたい」という気持ち
母性本能とは、母親が子どもを守りたいと感じる本能のことで、女性が小さな子どもを見て「かわいい」と感じる気持ちも母性本能の一種です。
女性には、子どもに愛情を注ぎ、面倒を見る本能が備わっているとされます。『男性に尽くすタイプの女性』は母性本能が強く、男性をサポートしようとする場合が少なくありません。
男性が苦手とする家事・料理などを率先してやってくれるタイプの女性は、大人の男性にも手のかかる子どもと同じように「私が助けてあげないと」と感じて、親身に振る舞う傾向があります。
女性によって度合いは異なる
女性であれば誰でも同じ度合いで、母性本能が備わっているというわけではありません。強い母性本能を持つ人もいれば、弱い人もいます。
自分の子どもを育てているうちに母性本能を自覚するようになることもあれば、「自分には母性本能がないのではないか」と感じて苦悩する場合もあるのです。
性格や考え方は人によって違うので、男性の世話を焼くよりも甘える方が好きという人もいます。そのため、女性だからといって、やたらと母性本能に訴えかけるような素振りを見せていると、見当違いなアプローチになってしまうこともあるのです。
母性本能をくすぐる男性の特徴
母性本能をくすぐるタイプの男性は、共通する特徴を持っている傾向にあります。どのような特徴があるのか見ていきましょう。
ひたむきで素直な性格
対象が大人の男性であっても、『子どものような純真さ』で物事に一生懸命取り組んでいる姿は、母性本能を刺激します。
男性がひたむきに何かに打ち込む様子を見て、母性本能をくすぐられる女性は少なくありません。大人であっても、夢中になって頑張っている姿を見ると、年齢にかかわらず母親のような気持ちで見守ってしまう女性は多いのです。
また、自分がミスを犯したときに、素直に過ちを認め謝罪できる男性も、母性本能をくすぐるタイプといえます。素直な性格の人に接すると、純粋な部分を残しているように思えて母性本能がくすぐられるのです。
ちょっとしたことでも無邪気に喜ぶ
母性本能をくすぐる男性は、よいことがあったときに無邪気に喜べる特徴を持っています。
小さな子どもはちょっとした出来事に対しても全力で喜びますが、大人になると表に出さないようになることは珍しくありません。
「昼食に好物が出た」「雪が積もった」など、大人であれば大げさに喜ばないようなシーンで無邪気に喜べる男性は、母性本能をくすぐりやすいタイプといえるでしょう。
男性に強さを求める女性は「大人げない」と感じやすいですが、母性本能が強い女性は「かわいい」と感じるのです。
仕事のときはしっかりとしているのに、不意に無邪気さを感じる言動をする男性のギャップに、ときめくという女性も多くいます。
私生活がちょっぴりだらしない
だらしなさは欠点であり、女性が嫌う特徴の一つでもありますが、『仕事は完璧なのに、時々ネクタイが曲がっている』というような、ちょっとしただらしなさも母性本能をくすぐる男性に見られる特徴です。
大人としての振る舞いの中に、たまに垣間見えるだらしなさを持つ男性は、女性に「私が何とかしてあげなきゃ」と感じさせやすいのです。いつも完璧な男性は一見モテそうですが、隙がなく近寄り難さを感じさせることがあります。
「女性の前ではいつも男らしく振る舞っていたい」と思って努力している人は「なぜ、あんなだらしないのがモテるんだ」と腹が立つかもしれませんが、母性本能が強い女性にとってはたまらない魅力を秘めているのです。
母性本能をくすぐる方法
母性本能をくすぐる男性の特徴が分かっても、具体的にどんなことをすればよいのか分からないことでしょう。簡単に取り組みやすい方法を紹介します。
ここぞというときは甘える
自分1人で何でも抱え込む男性は、責任感が強く立派ですが、母性をくすぐりやすいとはいえません。女性に「私なんて必要じゃないんだ」と思わせてしまう可能性があります。助けてほしいことがあるときは、周囲に甘えましょう。
責任感が強すぎる人は、相手が「手伝おうか?」と申し出てきても、1人でやり遂げようとして断ってしまうことがあります。親切心には素直に甘えるようにすると、相手は「頼ってもらえた」と感じてうれしくなるでしょう。
とはいえ、毎日のように誰かに甘えている状態では評価が下がってしまいます。普段はしっかりとしている部分を見せた上で、ここぞというときには甘えるのがポイントです。
無邪気な笑顔を見せる
何かをしてもらったときや、よいことがあったときは素直に笑ってみましょう。無表情だと「何を考えているか分からない」と思われてしまいがちです。
大人の男性が不意に見せる少年のような無邪気な笑顔は、母性本能に強く訴えかけます。母性本能をくすぐるには作り笑いではなく、『心からの笑顔』を見せることがポイントです。
口元だけで笑うと作り笑いに見えるため『顔全体』で笑いましょう。表情筋が硬くなっていると無邪気な笑顔になりにくいので、フェイスマッサージで顔の筋肉をほぐしておくのもおすすめです。
構成/編集部