「コアンダ効果」を応用して簡単に巻き髪をつくれる!
ダイソンは、新アタッチメントを搭載した新型「Dyson Airwrapマルチスタイラー」を発表した。日本での発売時期は未定。
「Dyson Airwrapマルチスタイラー」は、「Airwrapカーラー」「スムージングブラシ」「プレスタイリングドライヤー」など複数のアタッチメントを同梱し、1台でカール、ブロー、ドライに対応できる製品。
高速な風が隣接面に沿って自然に流れる現象「コアンダ効果」を応用している点も特徴で、独自の「ダイソンデジタルモーター V9」による高速・高圧の風が、このコアンダ効果を発生させ、髪をカーラーに自動的に引き寄せるので、簡単に巻き髪をつくることが可能。
また、濡れた髪の水素結合が切れている状態を利用し、コアンダ効果によって髪を乾かしながらスタイリングするので、過度な熱ダメージを防ぐこともできる。
内巻き用と外巻き用のカーラーを1つのカーラーに集約
今回発表された新型「Dyson Airwrapマルチスタイラー」では、コアンダ効果をさらに有効的に活用できるよう再設計された新しいアタッチメントを搭載。よりさまざまな髪質とスタイルに対応できるようになったとしている。
「Airwrapカーラー」では、従来、内巻き用と外巻き用のカーラーをそれぞれ用意していたが、新型ではそれを1つのカーラーに集約。スタイリング中に付け替えることなく、内巻きと外巻きのカールがつくれるようになった。カーラーの先(クールチップ)を回転させることでカールの向きを切替えることができる。
「スムージングブラシ(ソフト/ハード)」も進化し、コアンダ気流をより精密に発生させることで、ブラシの表面にさらに髪を引き寄せられるようになり、これまで以上になめらかでストレートな仕上がりを実現するとのこと。
さらに、「ドライヤーモード」と「浮き毛抑制モード」のふたつのモードを備えた「スムージングドライヤー」も新搭載。「浮き毛抑制モード」では、コアンダ効果で長い髪の毛を手前に引き寄せ、髪表面の浮き毛を隠すことで目立たなくするという。
なお、新アタッチメントは、既存の「Dyson Airwrapマルチスタイラー」でも使用可能とのこと。従来製品同様、アタッチメント単品でも発売されることを期待したい。
構成/立原尚子