多彩な音楽ソースを5ユニット構成で高品位に再生
ハーマンインターナショナルは「JBL」ブランドより、JBL創立75周年記念モデルの第3弾となるインテグレーテッド・ミュージックシステム「JBL L75ms」を3月下旬に発売する。価格は198,000円。
「L100 Classic 75」「SA750」に次ぐ、JBL75周年モデル第3弾として登場した「L75ms」は、「最新の音楽ストリーミングサービスから従来のアナログレコードまで、すべての音楽ソースをより手軽に楽しむ」をコンセプトに、アメリカ・カリフォルニア州ノースリッジに拠点を構えるJBLサウンドラボにおいて設計・開発された、オールインワンミュージックシステム。
ワイヤレス接続ではBluetoothはもちろん、Apple Airplay2、Google Chromecastにも対応。さらに独自の「Music Life」アプリを使用すれば、UPnPでローカルネットワーク上にある高解像度音楽ファイルの再生も可能。高性能なワイヤレスストリーミングスピーカーとしてさまざまな音楽コンテンツを快適に再生する。
また、有線接続では3.5mm AUX入力に加え、アナログレコード再生用のフォノ入力(MM)を装備。さらにはHDMI(ARC)端子を備えているため、テレビと接続すればサウンドバーのように映画やテレビ番組も高品位なサウンドで楽しむことができる(2ch PCMのみ)。
スピーカーユニットは、133mm径ウーハー2基、25mm径ツイーター2基、100mm径ミッドレンジを組み合わせた5ユニット構成。マルチアングルバッフルに配置された各ユニットをそれぞれ独立したDSP制御およびパワーアンプ駆動によってドライブする。
さらに、明瞭なセンターイメージと自然な音の広がりを両立する独自技術「サウンドフィールド・エキスパンダー」により、広く均一な音場を作り出し、迫力のサウンドを提供。設置場所により低音の調整を切り替えることができる「バス・コンター」機能も搭載する。
プロダクトデザインは、「JBL L-Classic」シリーズを踏襲。ウォールナット天然木突板仕上げとマグネット装着式Quadrexグリルを採用し、モダンクラシックなデザインを高品質に実現している。
アンプ出力は総合350W(LF:125W×2/HF:25W×2/MF:50W×1)。ワイヤレス入力はWi-Fi、Bluetooth(v4.2)。有線入力はHDMI(ARC)、φ3.5mm AUX、RCA Phono(MM)、Ethernet。出力はサブウーハー出力(RCA)×1。対応コーデックはAAC/AIFF/ALAC/DSD(PCM変換)/FLAC/MP3/OGG/WAV/WMA。対応サンプリングレートは32kHz/44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz/176.4kHz/192kHz。周波数特性は45Hz〜25kHz(-6dB)。外形寸法はW790×H216×D287mm、重量は15.9kg。Bluetoothリモコンと電源ケーブルを付属する。
関連情報
https://jp.jbl.com/
構成/立原尚子