ハイブリッドNC機能を搭載したワイヤレスオーバーイヤ型として6月に発売
ハーマンインターナショナルは、同社が展開中のアメリカを代表するハイエンド・オーディオブランド「Mark Levinson(マークレビンソン)」より、ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能搭載Bluetoothワイヤレスオーバーイヤヘッドホン「No.5909」を2022年6月より発売する。標準価格は121,000円(税込)。
Mark Levinsonは、1972年の創業以来、そのサウンドパフォーマンスと他に類を見ない贅を尽くした回路素子や回路構成によって、ハイエンドオーディオの代名詞として認知されてきた。
そして、今年50周年の節目を迎えるにあたり、同ブランド初のヘッドホンが製品ラインアップに加えられることに。早速、その概要をチェックしていこう。
ベリリウムコーティングを施した新開発40mm径ドライバーを搭載
まず注目のドライバーには、「Mark Levinson」サウンドのフィロソフィでもある「原音を忠実に、ライブの感動を再現する」を目指すため、ベリリウムコーティングを施した最高品質の新開発40mm径ダイナミックドライバーを搭載。
さらにそのサウンドクオリティを十分に引き出すため、業界最上位クラスのハイブリッド式ノイズキャンセリング機能を装備した。これにより、同社では「音楽情報を損なうことなく、上質な静寂感の中で心行くまで音楽に浸る体験を提供します」とコメントしている。
ワイヤレス接続時のコーデックは、通常SBC、AACに加え、すでに高音質伝送方式として高い認知を持つ「LDAC」と「apt-X Adaptive」にも対応。最大約34時間(ノイズキャンセリング使用時は約30時間)の仕様が可能で、15分ほどの充電で最大約6時間使用できる急速充電にも対応している。
また、付属の3.5mmケーブルを使用すれば、高品位なパッシブ型ハイレゾ対応ヘッドホンとして使用でき、さらに本体内蔵DACにより、付属のUSBケーブル1本でPCとデジタルダイレクト接続が可能。余計な機器を使用することなく96kHz/24bitまでのハイレゾ音源をダイレクトに楽しめる。
プロダクトデザインは「Mark Levinson」ブランドの高級感を踏襲。ヘッドバンドやイヤクッションにはプレミアムレザーを採用したほか、イヤカップにはアルマイトフレームにメタリック加工を施すなど、美しいデザインと高い質感を実現するとともに音質に寄与する高い装着感と適度な密閉感を両立させている。
「No.5909」の主な仕様
製品名:№5909
タイプ:ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン
カラー:ブラック
Bluetooth:バージョン5.1
対応プロファイル:A2DP 1.3.1, AVRCP 1.6, HFP 1.7.1
ユニット:40mm径ベリリウムコーティング・ダイナミックドライバー
周波数特性:(ワイヤレス接続時)20Hz〜20kHz、(有線接続時)10Hz – 40kHz
対応コーデック:SBC, AAC, LDAC, apt-X adaptive
重量:本体約340g
連続使用時間※1:ANCオフ時 最大再生時間:約34時間、ANCオン時 最大再生時間:約30時間、急速充電対応(15分の充電で約6時間再生可能)
付属品:キャリング用バッグ、USB Type-C – USB Type-C ケーブル(1.25m)、3.5mm – USB Type-Cケーブル(1.25m)、3.5mm – USB Type-Cケーブル(4m),3.5mm→6.3mm変換アダプタ、 USB Type-C→ USB Type-A変換アダプタ、航空機用変換アダプタ、マイクロファイバークロス
発売日:2022年6月
標準価格:121,000円(税込)
※製品の仕様、および外観は予告なく変更する場合があります。充電・再生時間は使用環境により異なります。
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構成/清水眞希