2つのサウナ室が生む、かつてない感覚。熱と空気と湿度の秘密を肌で悟れ!!
蒲田といえば、東京城南地区屈指の庶民的呑み屋充実の街。コロナのおかげで出没頻度は減ってますが、まぁ〜大好きな街です。
当然ながらココ『ガーデンサウナ蒲田』も何度となく利用してたんですが、ついこの前、2021年の年末に大リニューアル。何と! セルフロウリュ可能なサウナ室が新設されたのだ。
今の一文で重要なのは〝新設〟ってところ。
要するに、今まであったドライなタイプのサウナ室はそのまま残し、もうひとつ別にセルフロウリュ可能なサウナ室を新しく作ったんですよ。
ホームページによると、その設定温度は前からあるサウナ室が100℃、新しいセルフロウリュできるほうが90℃となっている。
サウナ室が2つある温浴施設は珍しくないけど、高温サウナと低温サウナ、高温サウナとスチームサウナなんて組み合わせがほとんどじゃないですか?
そんな中、高温サウナ&ロウリュ可能ほぼ高温サウナの2枚看板っていう組み合わせは相当珍しい! そして珍しいということ以上にすばらしい!!
この2つのサウナ室に入ると、湿度の差による空気中の熱伝導率の違いが如実に肌でわかるのだ!
今まで何となく理解してたようなつもりになっていた熱と空気と湿度と肌の感触と、さらに体の深奥に熱が染み入る、そこらの関連性が「スパ〜ン!!」と一気に体感として腑に落ちる!
温度としては10℃低いセルフロウリュサウナのほうが最初の体感は熱かったり、それに比べると初動は低めに感じる100℃のサウナは後からジワジワ脊髄に蓄熱される感じだったり、いや〜本当にサウナに対して一皮むけた思い!!
そして、この2つのサウナ室の入り口が、わずか1m程度の距離で向かい合ってるってのがイイ!
だから1セット目はドライ系、2セット目はセルフロウリュっていう入り方だけじゃなく、1回のセットで最初の5分はセルフロウリュに入って、そこからドライサウナに5分入るなんて入り方も可能なんですよ、何しろ2つのサウナの行き来は1秒くらいでできちゃうんだもん。
この入り方ができるのは、日本広しといえども『ガーデンサウナ蒲田』くらいじゃないの!
そしてそれによる今までになかった多角的といってもいい、新感覚の体の温まり方を感じられるのも、ここ『ガーデンサウナ蒲田』くらいでしょ!! この感動をぜひ味わってほしいなァ〜。
それと! 外気浴風に休憩できるデッキチェアが並べられたスペースが満席な時、浴室の反対側にミストが吹き出てる一角もあるんで、そこで休憩するのも心地いい。
その最高心地のまま、施設内のレストランで呑んだのは『リアルゴールドサワー』(400円)。そしてツマミには、『うずらの串揚げ』(370円)! うずらの玉子の、特にフライって無性に惹かれない? そこにソースを下品にドボドホいったりすると最高なんだよなぁ〜。
心の底から恐れ入りました。
写真左側の浴槽が水風呂なんですが、その目の前にサウナが2室って動線も文句なし!
新設のセルフロウリュ可能サウナ室。
セルフロウリュは15分に1度の制約ありだが、ラドルはこの写真より大きめで対流熱十分!
レストランと休憩室。休憩室はほかにも大きな部屋があるんで、ユックリ休みたい方はそちらへどうぞ。
ソースは写真映え考え上品にかけましたが、撮影後にソース追加。
【DATA】
[住]東京都大田区蒲田5-20-5 [電]03・3737・1303
[料]3時間1300円(平日)、1600円(土・日曜、祝日および特定日)、延長料金3時間ごとに700円
[休]無休 [交]JR「蒲田駅」東口より徒歩2分、京急「蒲田駅」西口より徒歩7分
カーツさとう
コラムニスト/プロドランカー。グルメ、旅、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。@DIMEの新・サウナ専門サテライトメディア『Saunner』もチェック!
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年1月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。