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新たな限定免許「サポカー限定免許」は高齢ドライバーの問題を解決できるか?

2022.03.21

サポカー限定免許

 5月13日から高齢者向けの新たな免許更新制度がスタートする(下図参照)。一定の違反歴を持つ75歳以上の人は運転技能検査を受けることになり、合格しないと免許更新できない。その場合、免許を手放すか、同時に導入されるサポートカー(サポカー)限定免許に切り替えることになる。

「本来、運転が不安になったら免許を返納すべきなのですが、クルマがないと生活に困る人もいます。サポカー限定免許はそんな人たちの救済措置といえます」(自動車評論家・菰田潔氏)

 サポカー限定免許で運転できるのは、高度な運転支援機能を装置に備え、国土交通省の性能認定を受けた新型車。対象車は約300型式と発表されているが、具体的な車名はまだ不明(2月4日時点)。装置を後から付けたクルマは対象外となる。

「サポカー限定免許にする場合、対象の新車を購入する必要があるわけです。それならいっそ返納するという人もいるでしょう。ただ、運転をやめると認知症が進むというデータがあるので、サポカー限定免許にして運転を続けたほうがいいかもしれません」(菰田氏)

 技能試験導入を不安視している高齢の親に教えてみては?

 対象は運転技能検査の不合格者だけで、実際に利用する人がどれだけいるかは未知数。不合格になった時点で、新車を購入してまで限定免許にするか検討すればよさそう。

新たな高齢者の免許更新制度

新たな高齢者の免許更新制度

新設された運転技能検査は、実車を用いる。免許更新満了日の半年前から受検でき、手数料3550円を払えば何度でも受けられる。

国内メーカー8社の計約300型式が対象

国内メーカー8社の計約300型式が対象

性能認定を受けるには、アクセルとブレーキのペダルの踏み間違いから起こる急発進を防ぐ装置や、自動ブレーキなどの装置が必須。

取材・文/金子長武

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