ウサギには色々な種類があります。中でも、ネザーランドドワーフは、小さいサイズと丸い体つきが可愛らしく、人気が高いです。
では、ネザーランドドワーフの特徴・種類や飼いやすさなどについて紹介します。
ウサギの種類はなんと51種類!
ウサギの品種の基準を定めていて、日本でも広く認知されている、アメリカのウサギブリーダー協会「ARBA」によると、執筆現在(2022年2月下旬)ウサギの種類は51種類ありました。
【参照】ARBA/認められた品種
ネザーランドドワーフって何?
ネザーランドドワーフの原産国はオランダで、品種として認められたのは1969年です。
耳が短く・丸い顔が特徴的で、ペット用のウサギの中でも小さいウサギです。
すぐに人なれする性格の子や気が強い子など性格は極端に分かれています。機嫌が悪いと後ろ足で床を叩いたり、鼻を鳴らして飼い主にアピールするなど、感情表現が豊かです。
ネザーランドドワーフの大きさはどのぐらい?
ネザーランドドワーフはペット用ウサギの中でも小さい種類とされていますが、大人になるとどのぐらいの大きさになるのでしょうか。
大人のネザーランドドワーフはウサギの中でも小さいサイズ!
ネザーランドドワーフは、大人になると、オスとメスは体長約26㎝の大きさになります。体重は、オスとメスどちらも約1200gの重さになります。
ペットショップでよく見かけるホーランドロップイヤーやミニウサギだと、大人になると約35㎝~40㎝に成長します。なので、他のウサギと比べると大人になっても小さめのサイズです。
【参照】ペットのコジマ/ネザーランドドワーフ
ペットのコジマ/ペット図書館・ウサギ
ネザーランドドワーフの他にウサギの中でも小さい種類っているの?
大人になってもサイズが小さい種類は、ネザーランドドワーフの他にもいます。
例えば、ネザーランドドワーフを品種改良したピーターラビットは、体長はオスとメスどちらも約26㎝で小さめのサイズです。ですが体重は最大約1800gの重さになるので、ネザーランドドワーフよりもやや大きいサイズに成長します。
【参照】ペットのコジマ/ピーターラビット
ウサギの中でもサイズが大きい種類って何?
ウサギには、秋田県で品種改良された体重10kgを超える「中仙ジャンボウサギ」や、体重7~10kgで体長が1mを超える「フレミッシュ・ジャイアント」などの種類もあります。ゲージもうさぎ用ではなく、犬用の大きいサイズが必要です。
【参照】一般社団法人日本コンパニオンラビット協会/ウサギ情報室
ネザーランドドワーフはウサギの中でも値段は安い? 高い?
店舗などによりますが、「ARBA」が定めたラビットショーの基準に達している、ショータイプのネザーランドドワーフの方が、基準に達していないノーマルタイプのネザーランドドワーフよりも値段が高いです。
また、ショータイプの方は入手困難な種類でもあります。
ネザーランドドワーフの飼育は大変?
ネザーランドドワーフの赤ちゃんは、気温に敏感です。なので、室内の気温などの調整で飼育は少し大変です。しかし、大人になると体が丈夫になってくるので飼育はしやすいと言われています。
触りすぎてしまったり、長時間遊びすぎると、ストレスなどで体調を壊しやすいです。なので、過度なスキンシップなどは避けて、成長とともに段階を踏んで触れ合うようにしましょう。
ネザーランドドワーフの寿命は、5~10年で最長で約13年~15年とされています。少しでも長生きをしてもらうためには、過ごしやすくストレスのない環境づくりが大切です。
※データは2022年2月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ