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誤タップが多発!?Twitterに実装された「低評価ボタン」は本当に必要か?

2022.03.15

誤タップ多発?Twitterの「低評価ボタン」

長く人気のSNS「Twitter」は積極的にアップデートし、新機能の追加を続けている。そして今年の2月には広いユーザーを対象にリプライへの低評価ボタンが実装された。

従来の「いいね」が実質高評価ボタンに相当するものだったので、それに相対するボタンが登場したというわけだ。ただ、その設置場所がちょっとややこしく、誤タップしやすい仕様に。そこで実際に起こりがちな誤タップ弊害と解消法についての話をしたい。

うっかり低評価したらどうなる?取り消すにはどうすれば?

テストを経て、2月には広くユーザーに提供がスタートされたという形になるわけだが、この低評価ボタンの位置が少しややこしい。

相手からのリプライが届くと、従来の「いいね」ボタンと「共有」ボタンの間を割る形で↓の形をした「低評価」ボタンが挿入されるようになった。

この「低評価」ボタン、若干テイストがダウンロードっぽく見えるのがネックで、誤ってタップしてしまってから初めて間違いに気が付く。実際には「自分向きではないと評価する」という低評価の意思表示ボタンとなり、うっかり間違えて押さないことを推奨したい。

それこそ位置が「いいね」の隣となっているので、いいねするつもりが真逆の意味合いのボタンをタップすることにもつながりかねない。

実際にTwitterは筆者もやっているが、既に実装から数回、間違ってタップしてしまった。

しかし、この誤った意思表示を取り消すのは簡単。間違えて押した「低評価」を再度タップすることで、取り消し処理が完了する。

低評価ボタン、正しく使えば案外便利かも?

Twitter社が新しく提供をスタートした、この低評価機能。機能の説明ページというものが更新されており、ここを読むと活用するためのポイントを知ることができる。

原則として自分に届いたリプライへの評価しか現状ではできないものの、その用途としてはタップすることで、自分の会話に関係のないリプライを見つけた場合にするものだと説明されている。

つまり、全然関係ない第三者からのリプライや、キーワードに自動で反応するbotなどへの対策にはなるのかもしれない。

また、「低評価」を押して自分向きではないと評価した結果は非公開。つまり相手方には見えない形となるので、自分の意思を誰かに共有されることもないとの記述もある。

さらには実際に低評価ボタンを使うことによって、そのフィードバックで関連性の高い内容を、Twitterのユーザーに表示するために活用される、とも説明がある。

どうフィードバックされて、ユーザーにどのようなメリットがあるかの言及こそないが、一応低評価したことによって、何かタイムラインの構成に変化が期待できるのかもしれない。

Twitter謎機能、今後はどうなる?

今回の低評価ボタン機能、現状ではあまり役に立っている感覚は、いちユーザーとしては感じないところ。しかしそれも恐らくは普段から目に入れるには毒なアカウント自体を事前にミュートしたり、ブロックしているからだろう。

新規ユーザーにはそういう下準備をする時間はないので、従来の対処とあわせて今後は「低評価」ボタンを活用するという層もこれから増えていくかもしれない。

そもそもTwitterって、たまにちょっと使いどころに困る新機能を実装させるところがある。ビジネスやブランドのオーナーやクリエイター向けに実装された割に、誰でも設定できる「TwitterPRO」アカウント機能。

Instagramの「ストーリー」機能そっくりで、24時間後に自動で消えることがウリだったが爆速で削除された「Fleet」機能。音声を使ってリアルタイムで会話が可能で、意外と音質も悪くない「スペース」機能など、ありそうでなかった、あると便利かもしれないけど積極的に使おうとは思えない機能。そういったものをTwitterはたびたび送り出している。

折しも先日にはアルゴリズム生成されたもの、という建前でユーザーとはあまり関係ない人気ツイートをいきなりホーム画面に登場させ、利用者らを困惑させる表示の仕様変更も導入したばかり。

こちらは非難轟々だったが、こういう活発なアップデートは傍から見ると面白い。ボタンの場所は邪魔だけど、まあ大目に見て楽しく利用しよう!

文/松本ミゾレ

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