ワイヤレス・サウンドシステム「Denon Homeシリーズ」専用モデルとして誕生
ホームシアターサウンドの構築にサブウーハーは欠かせないが、その導入をより容易にしてくれそうなサブウーハーが3月下旬に発売されることになった。
それがデノンのワイヤレス・サウンドシステム「Denon Homeシリーズ」専用のサブウーハー「Denon Home Subwoofer」(オープン価格)だ。
AVアンプがなくても映画館のようなサラウンド空間を再現
Denon Home Subwooferは、既存のDenon Homeシリーズのワイヤレススピーカー、サウンドバーと同様にネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS」を搭載しており、すべてのDenon Homeシリーズ製品とペアリングすることができる。
例えば、「Denon Home Sound Bar 550」に2台のDenon HomeワイヤレススピーカーとDenon Home Subwooferを組み合わせれば本格的なリアルサラウンドシステムが完成。AVアンプがなくても映画館さながらのサラウンドサウンドを楽しむことができる。
また、「Denon Home 250」や「Denon Home150」によるステレオペアシステムにDenon Home Subwooferを加えれば、大がかりなオーディオシステムを用意しなくても、厚みと広がりのある豊かなステレオサウンドの実現が可能だ。
スペック的には20cmの大口径ウーハーをストロンチウムフェライト・マグネット採用の強力な磁気回路と120Wのハイパワーアンプで駆動。これにより映画はもちろん、音楽においても体の芯まで響くような、深く、パワフルな低音を追加することができる。
また、低音成分の再生をサブウーハーに任せることができるため、サウンドバーやワイヤレススピーカーのウーハーの動作に余裕が生まれ、より透明感が高く、繊細な再生が可能になると、同社では説明している。
システム例/リアルサラウンド:Denon Home Sound Bar 550 + Denon Homeスピーカー×2 + Denon Home Subwoofer
HEOSアプリで簡単セットアップ
Denon Home Subwooferの操作は、まず電源コンセントに電源コードを接続。続いてHEOSアプリを使ってDenon Home Subwooferをシステムに追加するだけで、簡単にセットアップすることができる。
このほかに難しい設定を行う必要はなく、組み合わせるサウンドバーやスピーカーの音響特性に合わせて自動的に音質が最適化される。
また、HEOSアプリでサブウーハーの音量やローパスフィルター、位相、リスニングポジションからの距離など詳細な設定を行うことも可能だ。
※ 初期設定およびHEOSの機能を使用するにはWi-Fiネットワークへの接続およびインターネット接続環境が必要です。
※ HEOSアプリおよび本体のファームウェアを最新バージョンにアップデートしてください。
Denon Home Subwooferの主な仕様
ドライバー/20cmコーンウーハー× 1
定格出力/120W
Wi-Fi/WiFi 2.4 GHz IEEE 802.11b/g/n、WiFi 5 GHz IEEE 802.11a/n/ac
接続端子/アナログ音声入力端子(3.5mm ステレオミニジャック)、USB-A 端子、ネットワーク端子(RJ45)
ペアリング可能な製品/サウンドバー:Denon Home Sound Bar 550、ワイヤレススピーカー:Denon Home 250、Denon Home 150
本体サイズ/幅330×高さ374×奥行き330mm、12.5kg
関連情報
https://www.denon.jp/ja-jp/news/2022/22006
構成/清水眞希