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初心者はお店で買うのが大正解!クルマに積める折りたたみ自転車の選び方

2022.03.20

大人になってから、初めて自転車の購入を決意した。その理由はまず、健康のため。近所のコンビニに行くにもクルマを使ってきた筆者だが、そろそろ足腰を鍛えるために、運動の一環として、自転車に乗ることにしたのである。

同じように、ドライブ先での近隣への移動も、自転車で行ったほうが効率的であるとも考えた。それはガソリン、電気を使わないエコにもつながるはずである。アウトドアのためのドライブ旅行に出かける機会も多いわが家にとって、やはり現地での機動力を高めるためのアイテムとして、自転車は不可欠のように思える。

そして最後の自転車導入理由は、3.11東日本大震災で被災した経験から、災害時の情報収集、買い出し、見回りに自転車が欠かせないことを痛感していたからだ。当時、わが家の周りの道は荒れ、近隣のガソリンスタンドも営業していなかった。そんなときにも、自転車は大活躍してくれたはずだが、当時、わが家には自転車がなく、不便を感じていたのである。

ただし、自転車と言っても、自身のライフスタイルに照らし合わせると、毎日通勤に使うわけでもなく、使い方としてはごく近所の移動、そして主にドライブ先での使用となるため、クルマに積み込みやすいことが必須条件となる。そこで候補に挙がったのが、愛車のコンパクトステーションワゴンのラゲッジルームに、ほかの荷物とともに積載できる14インチ程度の折り畳み自転車だ。それも、できるだけスタイリッシュで、愛車とのマッチングがよく、本気の自転車乗りではないので、価格はそこそこ・・・という条件付きである。短距離の使用前提だから、ギアはシングルで構わない。

ネットや近所の自転車店を見て回っても、なかなか好みに合う自転車がみつからなかったのだが、ついに自身にとってこれしかないという自転車をネットで発見。で、現車を見ようと、近隣の自転車店に問い合わせたところ、基本的に取り寄せ商品とのこと。つまり、現車確認してから買うことは難しい。でも、デザインは気に入った。価格も手ごろだ。それが、アウトドア用品メーカーとして有名なキャプテンスタッグの14インチ折り畳み自転車AL-FDB141だった。カラーはカーキなど数種類あるのだが、その中のシルバー色にぞっこんである。愛車のボディカラーもリフレックスシルバーという色だから、クルマと自転車を並べた時の相性も良さそうだ。

で、それを扱う大手自転車専門ネットショップAにメールで問い合わせをしたところ、これがまったく返事なし(ネットショップの怖いところだ)。ならばと、近隣の自転車店に出掛け、注文することにしたのである。店員さんによれば、同じ自転車店のネット通販より店舗価格は高くなるかもしれない・・・と言いながらパソコンを叩くと、なんとネット通販より数千円、安いではないか(送料無料だったため、送料分、安い?)。もう、決断するしかないと、その場で注文。

結果的に、今回の買い物は、それが正解だった。筆者のような自転車初心者が通販で折り畳み自転車を購入したとすると、おそらくは組み立て途中の状態で自宅に届くことになる(実際そのようだ)。取扱説明書は付いているものの、やはり初心者だから完璧な組み立てがスムーズにいくはずもなく、また、ブレーキの調整など、安全にかかわる部分のチェックだって満足に行えないだろう。

1週間ほどして、お店から自転車が届き、すでに組み立て、調整済みであるとの連絡があり、ウキウキしながら”新車”を取りに行くことに。

やはり、自転車を実店舗で購入して大正解。なにしろ、ベル、反射板の取り付け、前後ブレーキ調整、ハンドル方向のチェック、フォールディングシステム部分(折り畳み部分)調整、ジョイントレバーの固定力調整、ペダル周り調整、空気圧点検、車輪の揺れの確認といった、かなりの数の項目の点検が、プロの手によって行われているのである(輸送用の段ボール箱などの始末も不要)。

通販で買って、ただ自宅に届くとしたら、そうしたプロによる新車点検など受けられない。もし、通販で購入するとしても、実店舗受け取りが可能なショップでの購入が、初心者にとっては望ましいと痛感したのも本当だ。自転車は家電品などと違い、使う前の点検・調整が、安全・安心に乗るために不可欠な商品だからである(クルマもまったく同じと言ってよく、納車前にしっかりと点検、調整されている)。

また、お店のスタッフによって、防犯登録の手続きはもちろん、サドルの高さ、ハンドルの高さのアドバイスも受けられ、けっこうコツがいる折りたたみ方法もしっかりとレクチャーしてくれたところも、実店舗での購入のメリットと感じたところだ。

さて、親切なスタッフから一通りの説明を受け、折りたたみの練習を行い、折りたたんだまま、お店から駐車場まで自転車を運ぶことになったのだが、なんと片手で楽々と持ち歩ける重量だった。ここでAL-FDB141のスペックを紹介すると、組み立てサイズ幅54×長さ116×高さ87~97cm、折りたたみサイズ幅53×長さ63×高さ57cm。そしてかんじんの重量は、アルミフレーム・リム、シングルギヤのため8・2kgと、この価格帯の折り畳み自転車としては軽量である。だから、片手で持ち上げたまま、クルマまで運ぶことができたのだ。これは使い勝手がいい!!

駐車場でコンパクトステーションワゴンのラゲッジルーム(奥行き105×幅99×天井高81cm)に積んでみると、予想通り、ラゲッジフロアの半分程度を占めるだけ(もっともコンパクトに畳んだ場合)。これなら、宿泊を伴う、愛犬同伴のドライブ旅行であっても、ほかの荷物を余裕で積み込むことができる。筆者のような車載も前提の自転車の使い勝手なら、自転車はいかにコンパクトに、簡単に折りたためるかが重要であることを、実感した瞬間だった。ちなみに後日、判明したのだが、運行できるハンドルやサドルの高さのまま折り畳んでも、ラゲッジルームいっぱいにはなるものの、積み込むことが可能だった。

自宅に持ち帰り、玄関の踊り場で組み立ての練習がてら、組み立てたのだが、コンパクトなサイズ、そしてスタイリッシュなシルバーボディということもあって、家の中に置いてもオブジェのようであり、家人も家の中に置くことに反対はしなかった(実車を見る前は、「外に置いてね」と言われていた)。その後、折り畳んで置いてもみたのだが、これまたシルバーに輝くオブジェになるから都合がいい。ドラマ「ムチャブリ」の主人公の部屋にも、背景にさりげなく折り畳み自転車が置いてあったりするではないか。

ちなみに、自転車の車体以外に購入したのは、シルバーのフロントライト、点滅式テールライト、ワイヤーロック、輪行バッグのみ。全部で4000円ほど。近所の買い物や、ドライブ先での買い出しなどに使うのが主だから、サドルバックも検討したが、スタイリッシュさを損なうのと、前後バランス(前が重い)を考え、却下。自転車のシルバーと合わせた、シルバーっぽいバックパックを荷物入として使うことにした(実は、履いているスニーカーもシルバー)。

その走行性能は、14インチタイヤ、シングルギヤだから、快適性、つまり乗り心地やペダルを漕ぐ力の大きさではママチャリにだって敵わないことは、あらかじめ承知済み。平たん路ならスイスイだが、ちょっとした坂道でもペダルをこぐ力にいきなり負荷がかかる。それもまぁ、足腰の鍛錬だと思えばどうということはない。あとはサドルをより座り心地のよいものに交換するなどのカスタマイズを楽しんでみたい。なお、自転車店のスタッフによれば、折り畳み時のコンパクトさをより高めると思っていた畳めるペダルに関しては、畳んだとしても、それほどの省スペースにならないとアドバイスされ、現段階では交換しないつもりだ。輪行バッグに穴が開く原因も、むしろスタンドの格納位置のほうが大きいとのこと。こうしたアドバイスが受けられるのも、実店舗での購入(または受け取り)ならではだろう。

というわけで、これからの季節、折り畳み自転車で”近所”を爽快に走り、またドライブ先ではその機動力を生かした楽しみ方、使い方を、健康増進も兼ねて行いたいと思っている。今年の春から、今さらながらの6輪車生活の始まりである。なお、クルマへの積載前提であっても、車種によっては乗り心地面で有利な16~20インチの折り畳み自転車でも無理なく積めるかもしれない。

文・写真/青山尚暉

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