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やってみたい!セント・パトリック・デーの雰囲気を楽しめる「グリーンビール」の簡単レシピ

2022.03.11

グリーンビールが一瞬でできる簡単レシピを紹介

3月17日は世界中でパレードが開催されるアイルランドのイベント「セント・パトリック・デイ」。近年は日本でもさまざまな場所でこれにちなんだイベントが行われているが、今年はコロナ禍でパレードなどのイベントが中止になっている場所もある。

しかし、家でもセント・パトリック・ディを楽しむ方法はいろいろある。今回は手軽に家でセント・パトリック・デイ気分が味わえるグリーンビールのレシピを紹介する。

そもそもセント・パトリック・ディとは?

「セント・パトリック・ディ」はアイルランドのイベントで、アイルランドにキリスト教を布教した司教、聖パトリックの命日。アイルランドでは彼の功績を称えて3月17日は祝日となっているが、アイルランドだけにとどまらず、現在はいろいろな国でイベントが行われている。

なぜ、緑がシンボルカラー?

アメリカでは「緑の日」とも呼ばれ、セント・パトリック・ディのシンボルカラーは「緑」だが、その理由は所説ある。

1 アイルランド民謡に登場する妖精「レプリカン」が緑の服を着ている

2 アイルランドの国花であるクローバー「シャムロック」が緑

3 アイルランドの豊かな緑を表している

などの理由がある。また、3月17日は何か緑色のモノを身につけていないと、妖精「レプリカン」につねられると言われているため、何かしら緑色のモノを身に着けるそうだ。

アイルランドだけでなく、アイルランド移民が多いアメリカでもセント・パトリック・ディのイベントは盛り上がり、シカゴでは川が緑に染まり、ニューヨークでは大規模なパレードが行われている。パレードなどが開催されていない都市でも、アイリッシュパブは緑のコスチュームを着た人たちが集まり、盛り上がる。

家でもセント・パトリック・ディ気分を味わおう!

アメリカではセント・パトリックの日はグリーンカラーのビールを提供しているパブやバーがある。残念ながら、今年は東京で行われている「セント・パトリック・デーパレード東京」などのイベントはコロナ禍の影響で中止になっているが、家でセント・パトリック・ディ気分を味わう簡単なグリーンビールの作り方を紹介する。

作る方法はいたって簡単。ケーキやスイーツに使用する食用色素の緑を1滴(液体やジェルなど品によって変わるが、少量)ビールに入れるだけ。そうすると、イエローなビールが一瞬で緑色のビールに!

「食用色素」はスーパーなどで手軽に低価格で購入できるが、添加物に抵抗がある人は、抹茶パウダーやスピルリナパウダーなど天然素材のモノを使用することもできる。ただし、これらは透明にならずビールが不透明になり、パウダーの粉が残る。セント・パトリック・ディらしい明るいグリーンカラーを演出するには、液体もしくはジェル状の食用色素のほうがおすすめ。

また、使用するビールもIPAや黒ビールなどではなく、できればビルスナーなどビールカラーが薄目のモノがよい。

グリーンビールとともにアイリッシュ料理でセント・パトリック・ディを堪能しよう!

グリーンビールとともに、アイルランドの伝統的な料理に挑戦するのもおすすめ。セント・パトリック・デイの伝統的な料理は、ひき肉料理「シェパーズパイ」、ジャガイモ料理「ボクスティ」や「コルカノン」、「ソーダ―ブレッド」などがあるが、アメリカではコーンビーフとキャベツ料理が定番。

まだ、なかなか外でワイワイ楽しめない時期だが、家でも充分セント・パトリック・ディ気分は味わる。今年は一味違った「セント・パトリック・デイin ホーム」を楽しんでみてはいかがだろうか。

文/舟津カナ

編集/inox.

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