定番から変わり種まで種類豊富なレトルトカレー。保存性が高く、レンジやお湯で温めるだけの簡単な調理で、小さな子どもからお年寄りまで手軽においしいカレーが食べられる。
gooランキングは、そんな市販のレトルトカレーをテーマに、多くの人が「最高にうまい!」と思っているのはどの商品なのかについて調査を実施。回答結果をランキング化して発表した。
1位は「ボンカレー」
飲料やカロリー・糖質をカットした食品などの販売を手がける大塚食品の「ボンカレー」。1968年に世界で初めて市販された(阪神地区限定。全国販売は1969年)、“元祖レトルトカレー”としておなじみの商品だ。
あめ色になるまで炒めたタマネギの味わい、牛肉のコクとうま味が特徴の本商品。スパイスとカレー粉のレシピを辛さごとに変更し、具材を完全国産化するなど、時代に合わせた改良を行い、息の長い人気を誇っている。
2018年に50周年を迎え、現在もレトルト食品のパイオニアとして進化を続ける「ボンカレー」が、1位に輝いた。
2位は「銀座カリー」
牛乳や乳製品、菓子の大手メーカーとして知られる株式会社明治のレトルトカレー「銀座カリー」。デミグラスソースをベースにした英国風カレーで、1930年に発売された「キンケイ・ギンザカレー」を復刻した商品だ。
香り豊かで滑らかなルーは、二度の煮だしを行う特製二段仕込みブイヨンと、タマネギの甘みを引き出したソテーオニオン、キレのあるスパイスによるもの。コクとうま味だけでなく、香りにもこだわりを感じる商品となっている。
昭和初期の銀座で愛された“ライスカリー”を思わせるモダンな味の一品、「銀座カリー」が、2位となった。
3位は「カレーマルシェ」
レトルト食品以外にも調味料やスナックなど、数多くの商品を販売しているハウス食品の「カレーマルシェ」。1983年の発売以来、手軽に食べられる本格欧風カレーとして長年にわたって愛されている人気商品だ。
コクのあるまろやかなソースで、軟らかな牛肉とぜいたくに使用したマッシュルームを煮込んだ本商品。ブイヨンや生クリームなど乳製品の味わいをしっかりと感じられるのが特徴的で、辛さは3段階から選べる。
湯せんだけでなく、電子レンジに対応している点もうれしい「カレーマルシェ」が、3位となった。
調査概要
調査方法:gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングが提供する投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計したもの。
投票合計数:634票
調査期間:2022年1月13日~2022年1月27日
※記載されているサービス名および商品名などは、各社の登録商標または商標。
関連情報:https://ranking.goo.ne.jp/column/7787/
構成/Ara