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知ってる?ことわざ「木に竹を接ぐ」の意味と正しい使い方

2022.04.06

「木に竹を接ぐ」と言われても、すぐに意味を理解できない人は多いでしょう。木と竹をつなげた状態を何かにたとえた言葉で、よい意味では使用されません。間違えて受け取らないように、正しい意味・使い方・語源などを見ていきましょう。

「木に竹を接ぐ」の意味とは?

『木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)』は、ある状況や物事を指して使います。しかし、日常でよく使用するわけではないので意味が分からない人は多いでしょう。

いざというときに間違えないように、正しい意味や語源を紹介します。

前後の筋が通らないこと

『木に竹を接ぐ』の意味は、『話の前後の筋が通らないこと』や『調和が取れていないこと』です。

『接ぐ』には、『二つのものをつなぎ合わせる』意味があります。木と竹という違う性質のものを無理につなぎ合わせたときの、おかしな様子をたとえて表現した言葉です。

例えば、外観が洋風のホテルなのに内装が和風というように、釣り合いが取れていないという意味で使用します。

論理が破綻しているときや、ミスマッチが起きている状況を説明したいシーンで使いましょう。

木と竹は違う性質を持つことが語源

木と竹は同じ植物であり、どちらも背丈が大きくなって、表面が硬く丈夫に育つ特徴があります。

一見、同じもののように思えますが、竹は規則正しい節があり中は空洞になっているというように、木とは違う性質を持っています。

木には『接ぎ木』という、二つ以上の植物の切断面をつなげて一つの植物として育てる手法がありますが、違う性質を持った植物同士を接ぎ木しようとしても当然うまくいきません。

このように、『違う種類の植物では、うまくつながらないこと』が語源になっています。

「木に竹を接ぐ」の使い方と例文

(出典) photo-ac.com

言葉の意味が分かっても、使い慣れていないと使い方を間違えることがあります。『木に竹を接ぐ』の使い方のポイントや例文を見ていきましょう。

話や状態がちぐはぐで合わないときに使う

『木に竹を接ぐ』は、話し合いをする場面で『前後の話がつながらないとき』などに使用します。嘘をついている人を批判するシーンや、支離滅裂な話をしていることを指摘するシーンなどで使いましょう。

話がうまくかみ合っていないときだけでなく、ものの雰囲気や人の振る舞いがその場にそぐわないときなどにも使用できる表現です。

例えば、インテリアに統一感を持たせたいのに、それぞれが存在を主張しすぎてまとまりがないことを訴えたいシーンで使えます。

よい意味では使わない言葉であることを押さえておきましょう。

「木に竹を接ぐ」の例文

『木に竹を接ぐ』は、日常で頻繁に使用する言葉というわけではないものの、使い方や例文を知っておくに越したことはありません。どのように使うのか、例文を見ていきましょう。

【例文】

  • 初めてのプレゼンに緊張して、うまく話せなかった。「木に竹を接ぐようだった」と言われても仕方がない。
  • あの人の話は木に竹を接ぐようで、到底納得できない。
  • あのスタッフは高級店にふさわしくない態度だ。木に竹を接ぐような返事をされて居心地が悪くなった。
  • お気に入りの絵画なのは分かるが、この部屋に飾ると木に竹を接いだようだ。

このように、話のつじつまが合っていないときだけでなく、その場に調和していないものを指して使いましょう。

「木に竹を接ぐ」の類語は?

(出典) photo-ac.com

『木に竹を接ぐ』は、ほかの言葉に言い換えることもできます。より分かりやすい言い回しができるように、『木に竹を接ぐ』と近い意味がある言葉を見ていきましょう。

不合理

『不合理』は『物事の道筋や理屈に合っていない』という意味があり、筋が通らない様子を指して使います。不合理の類語には『理不尽』『無理』などがあり、正当な理念ではないと感じられるときに使用しましょう。

また、『木に竹を接ぐ』と同じように、話のつじつまが合っていないことを指摘する際にも使える表現です。一般的に通じるように言い換えたいときに、使用するとよいでしょう。

【例文】

  • どんなに頑張っても賃料が上がらないなんて不合理は許されない。
  • あまりにも不合理な説明をされて、嫌気が差した。

一貫性がない

『考え方や言っていることが二転三転するようなとき』に、『一貫性がない』と表現します。『木に竹を接ぐ』と同じで、話に納得できないシーンやちぐはぐな状態のときに使いましょう。

誰にでもよい顔をする八方美人なタイプや、人の意見にすぐに流されてしまう人は一貫性がない人物として、評価が下がることがあるものです。

例えば、ある人の前では「絶対にAがいい」と主張していたのに、別の人の前では「Bの方が優れている」と主張するような人を指して使われます。

【例文】

  • 話に一貫性を持たせないと、相手を納得させられない。
  • その場の雰囲気に飲まれて、一貫性のないことを言ってしまい後悔している。

矛盾

『矛盾』は『むじゅん』と読み、『前後が食い違うこと』を表す言葉です。矛盾の『矛』は武器の『ほこ』のことで、有名な故事がもとになっています。

あるところに、何でも貫ける矛と何でも防げる盾を売っている商人がいました。通りかかった人が「それでは、その矛で盾を突いたらどちらが勝つのか」と問いかけ、商人を言葉に詰まらせたことに由来します。

『木に竹を接ぐ』と同じように、話のつじつまが合っていない状態を指摘したいときに使用しましょう。

【例文】

  • 気分よく喋っていたが、矛盾を突かれた途端にしどろもどろになった。
  • 証言と防犯カメラに写っている映像が合っておらず、矛盾している。

構成/編集部

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