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オオヤマネコは美しい!だけどペットにできないこれだけの理由

2021.06.01

ネコ科動物で飼育できるギリギリのサイズの動物とは?


日本には、いくつかの在来のネコ科動物がいる。イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコがそれにあたる。
いずれもヤマネコの亜種であり、生息域が限定された、大変稀少な動物である。



日本には他にも、大昔に渡ってきたイエネコが多数分布している。イエネコ……いわゆる普通の猫こそ、私たちにとって欠かせない相棒、ペットとしてよく知られている種となる。
そんな猫には愛らしさだけでなく、尖った牙や爪が備わっている。あの武器は本気で振るうと、大人にも大けがを負わせてしまうことも珍しくない。

猫は人より遥かに小さい動物だけど、それでもその戦闘力は高い。猫がペットとして飼育されているのは、ひとえに猫があのサイズで成長をとどめてくれたから。これに他ならない。もしもイエネコが今よりもう少し大きくなってしまったら、飼育には危険が伴うようになってしまうのだ。

ヤマネコはかっこいい!ペットにしたいって人も多いはず!?


さて、日本固有種のヤマネコはイリオモテヤマネコとツシマヤマネコの2種だけ。しかし、世界に目を向けると、他にも色んなヤマネコがいる。

中でもその立派な体格で目を引くのがオオヤマネコだ。リンクスと呼ばれるこの動物、北半球の比較的広い範囲に生息しており、体長は150センチに迫るほどに成長する。その体重はオスの場合20キロ台後半にもなるため、まさにイエネコと比べると規格外の大きさの動物ということになる。



近年、SNSが普及したことで、オオヤマネコやその近縁種の動画が拡散され、大勢から再生される傾向がある。そのため、「ペットとして飼育したいなぁ」と思ってしまう人もあるようだ。実際、Googleで「オオヤマネコ」と入力すると、付随する検索ワードに「値段」とか「飼育」という文字も出てくる。ということは、結構多くの人が一度は飼育を夢見ているってことだろう。

そりゃあ僕だって、あのモフモフの前脚を見てしまうと「こういう猫が家にいたらなぁ」と思ってしまう(笑)。ただ、先ほども書いたように、イエネコがあのサイズだから人と共存できている節を無視してもいけないのだ。

オオヤマネコは、生息域においては、イエネコと同じぐらいのサイズのウサギを襲う。また、家畜を襲撃することもあるし、大きなトナカイも狙うほどだ。ネコ科動物なので身体能力も高く、三次元的な動きで獲物を追い詰める。とてもじゃないけど、人が飼い慣らせるような生き物でもない。

さらに活発に動き回る種でもあるので、もしも室内飼育を無理に実現しても、多分一晩中ガチャガチャ走ってるから、多分飼い主さん寝られない……。結局、動物園規模のしっかりとした、相当な設備とお金がないと、オオヤマネコを飼育することは難しいと考えておこう!

おわりに


オオヤマネコのような大きなネコ科の動物は、自分で飼育するという野望を持たず、動物園に展示されている個体を見る。これが一番だ。

オオヤマネコだけではない。ネコ科の動物で私たちが特に苦労なく飼育できるのはイエネコぐらいなもの。



かつてサルバトール・ダリがオセロットというヤマネコの仲間を飼育していた。その名もバブーちゃん。ダリはバブーちゃんのために、立派な飼育スペースや、多数の肉や魚を欠かさず用意していたという。ダリぐらい名声のある人物なら、オセロットを飼育することは可能だったのだろうが、あくまでもこれは特例みたいなもの。しかも、実際にバブーちゃんを飼育していたのはダリのマネージャーだったという説も。

また、燃える闘魂・アントニオ猪木は若いころ、なんと自宅でライオンを飼育していた!このライオンはまだ取り寄せた時点では成獣ではなかったものの、それでも猪木氏をして飼育にはかなり手を焼いたようで、すぐに返却したということだ。中型、大型クラスのネコ科の飼育は、並大抵なことではない。しかし私たちには、イエネコと暮らすという贅沢がある。この贅沢な権利を、ありがたく享受させていただこう!

文/松本ミゾレ

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