え、本物じゃないの!?柴犬の寝姿が話題になったリアル色鉛筆アート
みなさんのスマホには、愛犬の写真はどれくらい入っていますか?
愛犬の可愛い姿を残したくて毎日撮り続け、気づけばもう数千枚以上…なんて方も少なくないのではと思います。
今回ご紹介するのは、そんな写真と見まがうぐらいリアルな色鉛筆アートの世界。ツイッターで「上手すぎる」と話題になった柴犬がこちらです!
色鉛筆で柴犬を描きました
え、これが色鉛筆!?
と驚いてしまうこちらのイラスト。スヤスヤ眠る柴犬の表情も、ふこふこの毛並みも、まるで本物そっくりですね!
リアルな柴犬くんのイラストはツイッターに公開されるや否や話題になり、1万件以上のいいねを獲得。「これほんとに絵なの?」「目の前に寝てるみたい」「立体感がすごすぎる」と驚きのコメントがたくさん寄せられました。
まるで3D アートのようにも見えますが、実際は1枚の紙に色鉛筆で寝ている柴犬を描き、上半分を切り抜いただけなのだそう。
絵師さんの技術とセンスによって生まれた色鉛筆のバーチャル柴犬くんは、「ナデナデしたい♡」と本物の柴犬並みの人気者になったのでした。
色鉛筆アートに憧れて
色鉛筆アートの制作者は、ここまる(@Cocomaru_S)さん。色鉛筆でイラストを描くようになったのは、インターネットでたまたま色鉛筆で描かれたリアルな絵を見て感動し、「自分も描きたいなぁ」と思ったことがきっかけだったそう。
ここまるさんが描く繊細な色鉛筆アートはSNSを通じて徐々に注目が集まり、テレビでも紹介されるほど話題になりました。
「夫婦そろって大の犬好きなので、すごく癒されながら描いています。」というここまるさん。こちらはフォロワーさんのお宅の3匹の柴犬ちゃんを描いたという作品です。うーん、これまた写真のようですね!
一体どうやって描いているのか気になりお伺いしてみたところ、「描き方はほかの方の絵を見たり、いろいろ試行錯誤しながら独学で描いています」ということ。この完成度の高いイラストが独学だったとは、驚きです!
さらに、「犬や猫を描く時は、特に毛並みにこだわっていて、毛の流れを注意しながら1本1本描くとリアルに描けます。」とのことで、毛の流れを観察し、微妙な毛の色合いも数色の色鉛筆を使って重ねながら描いていくのがポイントなのだとお話してくれました。
こちらのイラストなんかも、ここまるさんがこだわっているという毛の色合いや、ひげの動きまで猫そのものですね。瞳の中に映る光まで緻密に表現されていて、まるで芸術作品のようです。
日常を色鉛筆で描く
ここまるさんは、動物以外にも身近な食べ物やアニメキャラクター、芸能人など様々なものを色鉛筆で描いています。
せっかくなので今回はそのなかでも美味しそうな食べ物シリーズを数点ご紹介します。イラストながらに飯テロになり得るのでご注意くださいね♪
まずは、ほかほかご飯の上に生卵を乗せた卵かけごはん。黄身の輝きといい、タレのご飯へのしみこみ具合といい、完璧に美味しそうなTKGができあがっています!
お次はみずみずしいりんご。水滴のひとつひとつまでリアルで、どう見ても本物にしか見えません…
ちなみにこちらはここまるさんが今まで色鉛筆で描いた中でも特にお気に入りの作品で、完成まで50時間ほどかけたという力作なのだとか。
続いて、「色鉛筆で描いたオムライスの上に色鉛筆で描いた梅干を乗せた」イラスト(笑)見ているだけで口の中がすっぱくなる梅干しがポイントです。
斬新な発想の作品ですが、こんな遊び方ができるのも紙に描ける色鉛筆アートならではという感じですね。
ちなみに…
ここまるさんのツイッターアイコンはオリジナルキャラクターで、奥様が昔飼われていたウェルシュ・コーギーがモチーフなのだとか!
そんな可愛いイラストからリアルなアート、はたまた美味しそうなものまで、色鉛筆であらゆるものを描く絵師・ここまるさんと、リアルすぎると話題になった動物イラストをご紹介しました。
ここまるさんのツイッター
https://twitter.com/Cocomaru_S/media
インスタグラム
https://www.instagram.com/cocomaru_art/
取材・文/黒岩ヨシコ